2004年世界の中心で愛を叫んだ二人が

21年の時を経て

新宿歌舞伎町の中心でぐわぐわと愛なのか、惰性なのか、幸せなのか、そうではないのか

自分なのか他人なのか、正しいのか間違っているのか・・・ひりひりした何かを抱えぐるぐるしておりました

 

・・・

 

は?!

 

・・・

という事で、20日初めてのTHEATER MILANO-Za です。

(優馬の時、歌舞伎町怖い~💦とあきらめたんだけどね)

娘が当ててくれて二人での観劇

お互い、歌舞伎町がちょっと苦手なので旦那の送迎ありきです🚙DASH!

 

初日幕があがり、ちょこちょこと反応をネットで見ていたのですが、開演ぎりぎりにinではなく

ちょっとお早めに~~~~笑ううさぎとあったので、これはやぶっちパターンかな?(最近ちょいちょいある)

と思い、15分前には着席

 

すでに舞台には未来くんおる!

 

さて、初の劇場だったのでちょっと劇場の感想

入場して看板の写メ撮ったりしてパンフを買う

(思いのほか狭いな~。あ、なんかいい感じの絵がいっぱい飾ってるやーん)

と思いながら歩を進めると、電光掲示板?発見

さらに奥にはカフェ?があった

(タンブラー?悩んだけど今回我慢)

着いてすぐスタバでお茶してからのinだったので、カフェには寄らず席へ

後ろの方だったので、ちょっと残念がってたけど全然近い(笑)

もうちょい勾配は欲しかったものの、意外と近い

 

未来くんが舞台の上であれこれ動いてるので、いつ始まるのかがいまいちわからん💦

そのうち、演者が数人出て来たりなんだりしてると、すーっと物語の世界が動き始める。

なんだろな

急に色づいたように感じた

うん、そんな感じ

 

注意以下、ストーリーのネタバレありまくりです。注意

ご注意くださいm(__)m

 

*だいぶウロ覚えです。

 パンフレットを読んだり、娘とこうだったよね、ああだったよねと話した内容と、帰宅後自分の日記に書いた内容にそっておりますので

 順番も台詞も場面展開も「ちゃうやんけ真顔」が多数あるかもしれませんが、しょせん五十路の脳内なのでご容赦をm(__)m

 

基本的にセットはほぼないに等しい

くるくる回る盆の上、椅子がいっぱいある(人数分?)

後はテーブルとか、ちょっとした家具くらい

幕が上がるという感じではなく、上演前から演者が徐々に出てくるスタイルなので唐突に物語が始まる

(客席明るいまま始まる→徐々に暗くなる→・・・あ、始まった・・・だったと記憶)

 

妻・キリと夫・ヒロヒコが映画を見た帰り道、感想を言いながら歩いている

その前にト書きのようなセリフがあって、夫婦げんかの前には~(なんちゃら)ってのがあって、なんかすっごく「わかる!」ってなった

(わかる!って言う割にきちんと覚えていないポンコツ五十路w)

 

キリはストーリーに納得いっていない

ヒロヒコはキリの感想を聞きながら、何とかいたたまれない空気に包まれている

(誘ったのがヒロヒコだから)

妻は、なんであそこで殺しちゃうのかわからない!この映画は25点(20点だったか?💦)と言い、夫は85点という

また妻が「なんであそこで殺しちゃうのかわからない」という犯人は妻が言ってる人物と別人である事を、夫は中々言い出せずいたが、妻があまりにも意気揚々と語るので事実を伝える

「あれは違う俳優さんだよ」(妻は外国人の顔の区別がつかない)

妻は、伝えない=この先もわからない事だと怒る

そんな夫婦喧嘩から始まった

 

この夫婦のさまは、良くある話でもあり少し変わった二人でもあり

日常の部分は、結婚生活30年を迎える私には「「あ~うちもあったな~こんな感じ」と感じる事が多々あった

同時に、とはいえちょっと風変わりだなというのは、きっと始まりが風変りだったせいかな?と

「夫婦になって

夫婦のようなまねごとをして

でもどうしていいかわからない

今の自分にはちょうどいい」(だいぶ端折ってるけど、こんな感じのセリフがあったと記憶)

 

学生の頃の演劇サークルからの付き合いである二人は、恋愛というプロセスを飛び越えて結婚する

(セルフお見合いなのか?なんか利害というかうまく言えない💦)

そういえば、サークルの頃脚本を書いてたヒロは作品を2年かけて書いてたなぁ

なんかノリで結婚した二人

だから「夫婦のようなまねごと」という言葉が出たのかな

役所で届出を出すシーンがあるんだけど、ここもちょっとわかる!!だった(笑)

なんかボールペンでもくれればいいのにってのめっちゃわかる

 

そんなこんな二人だが10年も暮らしていると色々な感情が湧き出て来る

この二人の心の機微と、10年の間に様変わりしていく人間模様、社会に仕事に、家族、友人に流れ流され、踊り踊らされて行く

またこの10年間に日本で、世界で起こった災害・天災などを背景に記していくんだけど(犠牲者数含む)、改めてその文字を見ると

10年ってすごいなって思った

こんなに色んな事があったんだという気持ちと、当事者じゃないと忘れてしまうものもあるんだなと申し訳なくなった

 

ヒロは震災で母を亡くしてるんだけど、母が亡くなったのは自分でせいだと思っている

(母が表彰状かなんかを飾ろうとしてる時、椅子を蹴った事で怪我をしてしまった。

そのせいで、うまく走れず津波に飲まれたとの事)

キリは記憶障害を持つ弟と占いもする料理研究家の母がいる

弟の事は大好きだけど、母の事は苦手(ほぼ嫌い。喧嘩ばかりしてる)

 

生活や義実家とのかかわり、仕事の変化などが一気におきて二人の関係がかわって来る

最終的に二人が出した答えとは?

(というお話)

 

・・・全然、まとめきれてない(笑)

 

内容をかいつまんで残しておこうと思っても、中々難しいので要点のみ残しておこうと思う

 

*猿時さん、最高!

 あれ?この舞台ってコメディだった?と勘違いしてしまうくらい最高だった

 演者からも舞台の上で素の笑い起きてたし

 正直、若干暗いのよ・・・(そもそもヒロヒコ超暗いし)

 そんな中でそうちゃんの愛らしさと猿時さんの面白さはありがたかった

 

*高熱から短期記憶障害をもつ光也(そうちゃん)人と言い争う事をしてこなかったので、それすら新鮮というピュアボーイ

 ママンはおまえのせいだ!と元夫に言われた事がトラウマ

 そうちゃんは楽しい事を記録するノート「世界の覚書」を持つ

 それを小説化するしないでもめる

 

*ヒロヒコの浮気場面のところが、う~~~ん・・・浮気するやつって陳腐だなって思った(演技の事ではない)

 が、泥酔だったからキスした事覚えてないっぽい(夢だと思ってた感じ)のがのちに判明

 

*ミュージカル衣装を作る会社のデザイナーのキリ

 先生のゴーストになる(させられる) 「ちゃちゃっと修正して出せば私の作品よ!(by猿時マダム)」

 が、先生亡き後、跡継ぎになった娘社長に同じ事をされる(立場は逆)

 コミックのノベル化をする事になるヒロ(納得はいってないが、途中からドはまりする)

 似てるっちゃ似てるけど、ちょっと違う

 

*ヒロのふるさとでお父ちゃんとキヌヒロ・みつやで昼間っから飲む場面が好き

 仕事の事とか浮気の事とか、夫婦喧嘩するんだけど父ちゃんが嬉しそうなんだよね

 「ヒロヒコがちゃーんと夫婦やってっぞー」って

 そこから「私、走ってきます!」ってキヌが走り出して3人でわー!ってなる場面も楽しいんだ(そうちゃんかわゆ)

 からの海に到着し

 「(海に)連れてこられてしまった」というヒロヒコが何とも言えないの( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

 ここで方言丸出しで母ちゃんの事を語るのが、その直前の楽しかった場面とがらりと変わって鳥肌・・・

 森山未來ここにあり!だった

 

*帰省から戻って生活が明るくなる

 心のうちを言葉にしたおかげか二人の空気が変わる(自転車のくだり好きすぎる)

 りくちゃんともとうことも和解?っぽくなるし、ヒロのノベライズも楽しくできている

 が、コロナ禍に突入し光也がおかしくなる

 楽しかった事、これから起きる楽しい事(予定・約束)を記すノートにはキャンセルが続く

 楽しいはずだった事がなくなるなら、もう書く意味がないと絶望する光也の姿が痛ましいし、この聡ちゃんの熱がはんぱない

 

*コロナでおかしくなった世界

 おかしくなった光也

 自分には何もない・自分はみんなと違うと嘆く光也

 キリたちが外(外の世界)に出したからこうなったと憤る母

 戸惑いながらも外に出る事が悪い事だとは思わない・だが今の光也をどうしていいのかわからないキリヒロ

 「世界の覚書」を出版する話がぽろり

 母激怒

 光也の紡ぐ美しい言葉を世に出さないのはもったいないというヒロと編集さん(いたよね?)

 じゃあ、ヒロさんが書いて!と頼む光也(ヒロの代筆がみつやの希望)

 ヒロくんが書いてくれれば、それが光也にとっての楽しみになって、それが生きる糧、書く希望になる・・・

 

 この事で全部リンクするんだよね

 社長→キリ→リク→キリ

 原作アニメ→ヒロ→ノベライズ

 みつや→ヒロ

 何が本物で何が嘘で、何が希望で何が絶望なのか、誰が誰で、何が何なのか

 思いと利害と自分と他人、本物なのか贋作なのか、手直しなのかゴーストなのか・・・

 

 とにかくこの場面の聡ちゃんの放出がとんでもなかった

 震えたよ・・・私

 同時に苦しくなった

 

 最後にヒロが,もうどこへも行けなくなったと絶望する光也にノートに書かせて欲しいと頼む

 「いぎでほしい」(光也にいっぱい伝えたい事書くんだけど、ちょいちょい東北なまりが出るのがリアルでね)

 

*その後、仕事を辞めたキヌ

 ヒロとキヌは旅に出る

 知らない土地にたち二人で歩く

 どうしますかね・・・別れる理由ある?

 等と話しながら歩く

 あいまいに始まった二人はあいまいに続くようである

 

 つっか、ここの二人がものすごーく可愛かった

 たどたどしい感じとかさ

 冒頭のつっけんどんな感じと違って、すごく柔らかい空気になっている

 

 踊らされてた夫婦が、精一杯おどりましょ

 って言いながら二人で踊るのがものすごーーーーーく可愛かった!

 こんな終わり方になるなんて・・・素敵すぎた!!

 

「いつか私たち夫婦の話を書いてよ。

 私、衣装やるから」

「舞台なの?」

「そんな将来があるなら」 

 

演劇サークルの脚本と衣装から始まった二人だもんね

 

花火~Fin~花火

 

こんな感じ💦

相変わらずのまとめべただな

(頭の中にあるものをだらだらと書いてしまった)

 

この作品の山場は光也の世界の覚書のシーンだな

キヌが必死になってヒロの書きたい欲と光也の書いて欲しい欲を止める

「私が嫌!ヒロがヒロでなくなっちゃう」

この言葉にすべてが詰まってた

自分がデザイナーとして先生のゴーストにならされたり、デザイナーなのにリクの作品を自分のものとして出させられるという二極の屈辱を味わったキヌが、これだけはヒロにやらせたくなかった

金を稼げ。結婚は生活だという言い争いが前編にあり、ここで回収される

これが愛じゃなくて一体何が愛なんだろうか

「ヒロがヒロでなくなっちゃう」

ヒロにヒロでいて欲しいという願い

例えだらしなくても、うっかり泥酔して後輩(のちに上司)とキスしてしまっても、映画の趣味が違っても、一本の脚本に2年かかっても

それでも「ヒロヒコでいて欲しい」という想い

ここだけは自分と違ってて欲しい・・・

 

・・・愛じゃね?・・・

 

いや~~~~~~~~~~~~~~~

ほんと良い舞台でした

正直、いつもいう事だけど一回じゃ足りない

一度フラットにみたうえで、もう一度気になるところ注視して観たいえーん

 

見終わってずっと娘とあーだこーだしゃべり

旦那が迎えにきてたので、車の中でも大興奮でしゃべり

家に帰ってからも、あの場面ってさ~などとしゃべり

つど、メモに残し(若者の記憶って素晴らしい・・・ありがとう!超参考になった(笑)

配信してくれないかな~と毎夜毎夜思いながら、ようやくここまでかけたぞー!グッド!

 

ふと、感想書きながら

そういえば、私が真剣に「離婚してくれ!」と旦那に詰め寄ったのも結婚10年目だったなぁ

旦那もだけど、いい加減義母の嫁いびりに我慢できなくてね

離婚回避はしたものの、その日からむこう10年義実家帰省はしなかった

義父危篤の知らせで行ったのと、亡くなった後に一度だけお線香あげにいったくらい

ま、うちの父の葬儀中に義母が大暴れして最後のお別れできなかったし、危篤時に顔だしただけでもヨシとしておくれ💦

(余談すぎですね。失礼しました)

 

 

ちなみに・・・

パンフレットも良かった

インタビューもだけど心理テストとかあって楽しかった

何より・・・

 

 

蓬莱竜太x井上芳雄 対談

 

は?

い・・・のうえ?

まさかの突然、芳雄くん登場!!

「演劇愛が炸裂・同世代演劇人が語る「これから」の挑戦」

この関係をどう名づけるべきか。

 

って、マジびっくりした💦

あと5冊くらい買うべき?(通販あるってよ)

こちらの対談も読みごたえあり音譜

 

 

昼公演だったので帰りはそのまま買い物へ

業務用スーパーとかね(笑)

末っ子も合流して夜はパスタ食べて帰ったよ~

楽しい一日だったな