ホントに駆け足な苗場滞在...昨日19時に苗場到着して翌日14時には帰途につく...
しかし、こころ温まる出来事が沢山ありました。
今回は気分転換のつもりで出発したもののほぼ同時に、苗場で親切にしてくださった方がお仕事中に倒れて急逝されたというメッセージが入り...
私がアサイチのゴンドラで登るとそこにあるレストランで働いていた彼女は寒い中ユニフォームの半そでTシャツで駆け寄ってきて”おはようございま~す””今日もいい天気ですね~行ってらっしゃ~い”と声をかけてくれた。突然の訃報で信じられず...
そして彼女の働いていた部署(ゴンドラ レストラン)を偲んで合掌。
この正面 スタンド看板の奥の窓からよく私を発見して右のドアから駆け寄ってきてくれた。
そして、今日は天気が良くて今シーズン初の山頂。久しぶりの風景にスマホで写真を撮っていると...
”皆勤さん”と声を掛けられました。
以前毎週日曜朝、一般営業前にゲレンデを滑れる”ファーストトラック”というイベントによくいらっしゃっていたご家族でした。
”皆勤さん”というのは、その”ファーストトラック”に全回出走して皆勤賞をスキー場より頂いたことによります。
御主人が倒れらたものの適切な処置で取り戻し、転倒などの衝撃は”禁”ということで緩斜面のみOKとのことですが、ご夫婦とご子息で苗場にお越しになりスキーを楽しまれている。私のことを覚えていて見つけてくださったことに加え相変わらずのスキー愛 スキーを楽しまれている姿はほのぼのとしていて好ましいものでした。
そのあと、ゲレンデ中部の”大斜面”といわれる急斜面になにを間違ったか初心者のスキーヤーがプルーク(スキー板のテールを開いて上から見ると三角形の形)で直滑降。
初めはゴンドラからスピード志向なのかなと見ていたのですが、完全に後傾でスピードコントロールができない状態でどんどんスピードが出ていき、数秒後ゲレンデの小さなうねりで頭から雪面に突っ込んで転んで...
何が起こったのか...心配だったので、ゴンドラを下りてから滑り降りて声を掛けました。
中学校の修学旅行らしく学校の名前が入ったゼッケンをつけており恐怖で泣いてました。そばに学校のお友達が居たので、けがの有無を聞くと特にけがはなく足も動く、頭を含めて痛むところはない(自分だったら結構なダメージだったろう)とのこと。顔を見ても特にけがはないので安心しましたが、急斜面の途中...
少し落ち着くまで待って、一緒に歩いて下りますとお友達が言ったので、ゲレンデの状況を見て斜度が少なく下りられるルートを教えてそこを辞しました。
ご本人にとってはとても怖い出来事だったでしょう。これでスキーが嫌いにならないと良いけれど。
結構な急斜面。ボーゲンの初心者を連れてきてはいけない。
そんなこともあって、見ず知らずの人が集まってスキー スノーボードを楽しむスキー場にあって今不足していること...
それは”温かみ”かなと思った次第です。
ゲレンデで転んで困っている(まさに場違いな上級者コースに迷い込んでどうしたらよいかわからない)とか新雪で板が外れて見つからない。スマホを落としたが雪の中に埋もれて見つからない...)人に親切な声がけをする人。
街で倒れても見て見ぬふりをする現代、ゲレンデで転ぶのは当たり前、自分で立ち上がってリカバリするのが当然...ですが、今回のようにどうしようかわからず困ってしまっている人が必ずいる...
そういう人に積極的に声をかけてあるときはアドバイスをしたり、移動のお手伝いをしたりする...
そんなコンセルジュ(ぴったりな訳がないんですが総合案内人とかなんでもお助けマンでしょうか)がゲレンデに居たら素敵だなと...
苗場は巨大なプリンスホテルを擁しており、そこにはたくさんのコンセルジュががいます。彼らは、時にフロントの窓口の案内、レストランや宅配便受付の場所の案内、食事の時間の案内などなんでも屋さんなんですが大切な存在です...
今回は長くなりましたので次のブログでゲレンデコンセルジュについて解説します。
今日の女の子 ヘルメットしてなかったけどあのスピードで打ち所が悪ければ頭に傷害を負ってた。お金持ちの?インバウンドはヘルメット着用率高いけど肝心の日本人はヘルメットしてない人が多いんだよね