記録的な暖冬ですね~
先日越後湯沢から帰ってきたらなんか冷たい風が??
そうなんです。車のオートエアコンが暖房から冷房に変わってるのです。
おいおい1月だよ。小春日和といっても冷房じゃないだろう...
でも今シーズンはそうなんです。
”冬”って何月から何月までですか?
普通は12月から2月まで、と答えますね。ということはもう半分近く過ぎている。でも、特にスキー場は燦燦たる状態で、雪不足ゆえに全面オープンできない。
まあ、こんな時ですが、雪が降った時に備えてというより雪国へ行くときは滑り止め、スタッドレスタイヤが一般的なんですが、それでも不十分なときがあります。
- スタックしてしまったとき。
これはタイヤがスリップして雪を掘ってしまって穴状にへこんだところから脱出できない、加えて、そのために地上高が下がって(雪上高ですが)車の腹を擦ってしまっている。いや車が乗ってしまってタイヤが浮いた状態。雪国ではよくあります。(車が亀になっているということがありますね)
レッカーなどの救援を呼ぶ前に自力脱出を試みるのですが...
まずは、オートマ車だったら、アクセルは踏まないか軽く足が触る程度で前進後退を交互に切り替えて数センチでも車を前後に振ってその振り幅が大きくなったら一旦ブレーキでキープ、反対にシフトレバーを入れて、少し強めにアクセルを踏んで勢いで脱出。
それ以上の段階では...
このような脱出器具 これは”スグラ”という商品で、車体が重い車でも結構脱出できます。素材はなんと紙なんですがしっかりとしています。タイヤが噛むように入れる方向を間違えなければOK。入れる前に少しだけスコップでタイヤ下をえぐって奥まで入れればさらに効果的です。
さて、これらの自力脱出について、付帯して車に積んでおくとよいものは?
①スコップ
こんな風に折りたためるのは便利。
②長靴
これは積雪区間に入る前に車を止めて履き替えておくとよいですよ。スタックして初めてスニーカーから長靴へ...というのはアマチュアすぎます。
③防寒ジャケットや手袋。
スキーやスノボをやってるヒトであれば、古いウエアやグローブは捨てずにトランクに入れておいてこのような時に使えるようにしておく。
スタックする前にすることとしては、車を停止させない。雪道でも車間を詰めて走る人が居ますが、前の車がすれ違いなどで停止した時に自分も停止しなくてはいけません。その後発進できなくなるのは何度もみかけています。特に上り坂で信号が赤なんて時に車間をしっかりとっておれば止まらなくてゆっくり前進しながら青信号になるのを待てます。
雪道で煽り運転して結局自分が取り残される。これはみっともないですね。
- チェーンを携行する。
これは、スタッドレスでも歯が立たない青氷というつるつるのアイスバーンの他...
で案内されているように、”チェーン規制”ではスタッドレスタイヤであってもチェーンを装着しないと通してもらえません。
そこで、最近は軽くて安い布チェーンが手に入りやすいので一つ積んでおきましょう。装脱着も簡単です。
というわけで、雪が降らないですが...(いや降ったところはとんでもなく降って車のトラブルは起きています)滑り止めのお話でした。
あなたの車が四駆だったら2セット買っておくといいですよ。