この前、ダウンジャケットは四季を通じてダウンジャケットは登山の必需品という内容のブログを上げました。
先日の槍〆こと槍ヶ岳登山(上高地槍沢から)では、あえて着重ねの調節で結果的にはダウンジャケットは着ませんでしたが。
MONTURAのベースレーヤーは吸汗発汗換気機能は素晴らしいです。尤も各社とも良い製品を出していますね。
このフリース...通風は良く、前出のベースレイヤーからの発汗を抑えることなく外へ発汗された水分がスムーズに蒸散させるとともにベースレイヤーと共に暖かいんです。春~初秋にかけて熱いときは通風性の良さで適度に涼しい。本当に自分が持っているウエアの中で一番重宝しています。これはフード付き。
今回は、上記フリースが非常に良好なので新しくもう一着買ったものを重ね着、これはフードなし。
風が出てきたらさらにソフトシェル(薄手)、
高山で少し風があって上記ベースとフリースでは風の冷たさを感じる程度の時にさらに重ね着すると快適です。
さらに風が強くなったら厚手のソフトシェルという着重ねをしました。
このシェルは結構保温性が高い反面汗をかきやすいので適度に脱着をすると非常に有用
合計5枚の重ね着で11月初旬の槍ヶ岳はOKでした。
まあ、それでもバックパックの中のスタッフバックの一番下にはツエルト、携帯トイレとともにダウンウエアが入っています...真夏でも🌞🌞
MOUNTAIN HARDWEARのダウンジャケット 登山始めたころから必ず山行にはもって行っているが全然ヤレがでてこないしっかりした製品です。
さて...ダウンジャケット...難点は?
というと嵩張ることでしょう。
私の場合山小屋泊1~2日の登山が主なのでバックパックは45Lですが、初冬の時期といっても北アルプスですから9月下旬から11月が該当します...この時期には持っていくウエアも多くなりがちですし、場合によってはアイゼンなども必要になることもあり...加えて初冬の北アルプスは美しいのでドローンも...なんてことになると45Lの中は圧縮されてアリの入り込む隙間もなくなります。
ただ、そんなもんだ😯と思っていたところYoutube動画を見ていたらMONTURAさんのショート動画で「MONTURA Official Athlete」小林千穂さんが紹介されていた防寒着(インシュレーター)に目が留まりました。
それが冒頭と下の写真のものです。
断熱材として中綿にcomfortemp®という素材をつかっているのと、防水透湿素材PERTEX🄬が表地に使われていて少しの雨であれば防水機能を期待できるのと、濡れた後の乾燥が早いという特徴があります。
そして、なによりの特徴...
嵩張らない!
前出の従来からのダウンジャケットとたたんでみた嵩の比較は...
1/2から1/3でした。
重量は??
左のダウンジャケットが470g
右のMontura SPACE JACKET が250g
と約半分...なんだ~200gくらいか~と思うあなた、登山前に各装備品の重さを実際に測ったことがありますか??
に上げた装備リストの表を見ますと200~300g相当のものは...
各 登山ソックス2足やTシャツ2枚、行動食、携帯予備バッテリー、フリース1着、スパッツ1着...など
いかがでしょうか?登山の前にはパッキングを丁寧にされていると思いますが、山から帰ってきてみて使わなかったものは?必ずチェックしています。
もちろん使わないことが前提ですが必ず持って行く物としてはツエルト、コンパス、地図(最近はスマホアプリで十分だが、スマホの故障、電池切れ、紛失の際は絶対必要)携帯トイレ、お守りなどがありますよね👌
そのようなチェックの繰り返しが上手なパッキングにつながるようです。
登山の途中でも、バックパックの中のそれぞれの位置については変動があります。雨が降りそうな感じになったら雨具をバックパックの一番上に移動させたり、フリースでこまめに体温管理をしなくてはいけなさそうな区間に入る前にフリースを同じくリュックの一番上に移動させたり...
これらはガイドブックやYoutube動画で解説されたものを見てもやはり実践が一番。何度も山に行って、こういう時はこういうレイヤリングというのを各自身に着けていくのが一番です。
ところでこの前、はるか昔の中学時代のアルバムを見ていたら宿泊学習で日光男体山や草津白根山を登っている写真が目に飛び込んできました。
いや~ウエアは学校の体育ジャージですよ😱リュックは薄いナップザックみたいな😱
ただ、靴だけは立派なキャラバンシューズでした。これは土踏まずのところに金属の爪がついてるものです。昔はこんな登山靴が主流でした...が...1967年8月1日に長野県の西穂高岳独標付近で松本深志高校の生徒が落雷にあって遭難した事件がきっかけで(この情報は出所がわからないので私の耳学問です)土踏まずの滑り止めの金属の爪がついた登山靴は現在は見かけません。
話が脱線しましたが、現在は登山ウエアの技術が格段に進歩し、またファッション性も高いものでタウンユースとしても非常に重宝するモノが増えていますね...
Northface や Monbel なんか街の中でもよく見かけるブランドになりました。あっ、それからこの前MONTURAさんのお店に行ったときMONTURAのジャケットを着て行ったら着用割引って少し値引きしてもらいました。MONTURAさんもタウンユースに着目してるんでしょうね。確かにいいですけど...(タウンユースのみに使うのではちょっと値が張るな~)