当時の日本人の上司からチャットで「東京で営業をやって欲しい」と言われて3年目の春を迎えました。私の会社では内々示はチャットで「いいよね」程度で転勤・異動が決まります。
あの頃もいろいろあったけど、当時太田の自宅でウダウダとsumoやその他を検索して時間を過ごしても家が決まるわけでもないので、週末東京へ出かけて行きました。すぐその場で決めて、翌週辞令、翌々週契約と同時に引っ越しという時間に余裕の全くない引っ越しでした。まぁ、転勤なんて誰でもそんなものでしょうけど。
あれから2年か。早いな。とても忙しい2年間でした。
これから家を見つける人のためにアドバイスしておきましょう。
◇契約まで
事前にwebで住みたい場所、築年数とかで相場観をつかんでおく。
◇不動産屋さん
webで見つけた物件は、色々な不動産屋さんと提携しているので、必ずしも確約的に確保できるとは限りません。私の場合、新築のアパートを確保したつもりで、結局、キャンセル待ちに回されました。しかし、私には待つ時間がありませんでした。
住みたい場所に行って、地元の不動産屋さんに紹介してもらうのが良い気がします。私は不動産屋さんが持っている公開されていない案件を紹介してもらいました。相談はタダなので相談してみる価値はあります。
◇駅からの距離
これまで狛江に住んでいた時も分倍河原に住んでいた時も駅から15分くらいのところでした。毎日のこととなると結構しんどかったので、3度目の東京生活(飯田橋)は駅から3分以内にしました。最高です。
◇日当たり
これは重要です。できれば、朝、昼、晩にチェックしたいくらいです。私の場合、夜しかいないから昼間の日当たりは気にしなくて良いかと思ったのですが、やはり昼から薄暗いのはいまいちでした。しかし、2年目に隣の建物がなくなって、とても日当たり良好になりました。日当たりが良いと住んでいて全然違います。ビルに囲まれた都会で日当たり良好な家を探すのは大変ですが。
◇大学・職場からの距離
大学生の子供と一緒ですが、大学が直ぐ近くでたまり場になるんじゃないかという心配があるかもしれませんが、そんなことはないと思います。家賃+定期券代=毎月の固定費になるわけですが、定期券代も含めて住み場所を決めた方が良いですね。社会人の場合は、定期券は会社負担なので関係ありませんが。
でも、六本木ヒルズ時代は通勤時間が35分程度、秋葉原は15分程度。夜型の私にとって、朝ゆっくりできるかがポイントでした。
◇家賃
日経新聞(2016/2/29ひとり暮らしの節約術)の記事によれば、築10年で新築に比べて10%、築20年で20%近く安くなるということです。理想も良いけど何かを妥協しないと固定費が大きくなりすぎて生活が破たんなんてことも考えられると思います。
家賃は手取りの1/3までに抑えるのが目安とsuggestionしていますね。その通りと思います。
◇場所の選定(飯田橋)
まず、これまで田舎に住んでいたので、山手線の内側を条件にしました。また最初の勤務地六本木ヒルズから移転の話も聞いていたので、どこに行くにも便利な場所(飯田橋駅は5路線)を検討しました。加えて子供の大学との距離を考慮に入れました。
それと太田に近いこと。太田までは電車で1時間40分。door to doorでも2時間です。
◇親子(父と息子)で暮らす
「ありえない」と思う人もいるでしょうが、とんでもない。とてもうまくやっているしとても楽しい。二人が協力し合わないといけないので連帯感が強まっているのかなと思います。月1回程度一緒に飲みに行っていますが、それもとても楽しい。将来、娘との二人暮らしという可能性はありだけど。こっちの方はハードル高いかな。
◇家電の準備
今は大手量販店の店舗の倉庫に在庫ないんですね。冷蔵庫や洗濯機は別の大きな倉庫から配送でした。よって、今この場で欲しいといっても入手できないものがありました。引っ越し日までの期間をよく考えた方が良いですね。現地で買っても良いのですが、これも配送までどうするんだということがないように準備が必要ですね。特にTVや冷蔵庫かな。
◇自分の学生時代
狛江時代の私は住まいは4畳半。共同トイレ。お風呂はなくて毎日銭湯でした。家賃は1万5千円でした。一緒に住んでいる人たちと共同生活みたいで、これはこれで毎日が楽しかった。今でも当時の人たちとは連絡を取っているしオーナーとも年賀状をやり取りしています。
何が正しいということはないと思います。
大切なのは「気に入る」こと。住めば都ですから。