1975年7月15日、南こうせつがかぐや姫を解散し初めてソロアルバム『かえり道』を発売しました。
今から40年も前のことになるのですね。

当時はLPレコード。
帯がついていてアルバムタイトルのコンセプトが記載されているのですが、次のような記載になっています。

「青い空、白い雲、緑あふれる夏の日に こうせつが帰って来た」

今日はCDではなくLPレコードを出してみました。

40年前の夏もこんなに暑かったのでしょうか。

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このアルバムが出た頃は、私は小学生でした。よって、この頃は聴いていませんでした。
中学生になってこうせつを知って、当時おこずかいをLPレコード集めに投資していました。


『かえり道』

SIDE-1
旅するあなた
花一文目
僕のこの足がもう少し長ければ
昨日にさようなら
粉雪
嵐の航海

SIDE-2
海になりたい
荻窪二丁目
来年も来るよ
マイ・ダーリン
コンサートが終わって
幼い日に
かえり道


どういうわけか、どの曲もシングルカットしていないんですね。
「神田川」「赤ちょうちん」「妹」とシングルヒットを出した後なので、ソロの方向性を
決めかねていたのか・・・・、アルバムで勝負しようとしたのでしょうか・・・・・。

鈴木茂、細野晴臣、高中正義、石川鷹彦、渋井博、水谷公生がアレンジに参加しています。
「もしも僕のこの足がも少し長ければ」は、細野晴臣のアレンジ、
「荻窪二丁目」は高中正義のアレンジなんですね。


♪幼い日に♪♪   作詞作曲:南こうせつ  編曲:水谷公生
 
 石ころだらけの この道を
 まっすぐ 歩いて行くと
 親戚の おばさんのうち
 僕の足音と 蝉の声が
 遠く夏の空に こだまする
 
 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
 一人でここまで 来たのははじめて
 
 
 風にゆれてる 稲の陰から
 かすかに 見えてきた
 優しい おばさんのうち
 今年も大きな スイカを食べられる
 赤色かな黄色かな さあ急ごう
 
 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
 一人でここまで 来たのははじめて
 
 
 大きな木の下で 汗をふけば
 母ちゃんに もらって来た
 ハンカチがまぶしい
 向こうから手を振る 向こうから声がする
 昔と同じ元気な おばさんの声
 
 去年の夏までは 兄ちゃんと来たけれど
 一人でここまで 来たのははじめて
 

「青い空、白い雲・・・」 スイカが似合うね☆

あぁ、入善の西瓜が食べたくなってきた。