patersonを観て
1日に必ず1本、時には4本観ていたこともあったのにここ10年はほとんど観ることがなくあんなに観ていた時間はなんだったのか。近年は映画はなくとも生きていけるなぁと無駄な時間とさえ思うようになってしまっていたのですが…映画好きの友人に勧められたジム・ジャームッシュの「paterson」結論。やっぱりいいなあジム・ジャームッシュ。patersonという実在の街にくるまれて主人公バスの運転手patersonの妻とブルドックとの暮らし———朝はシリアル、仕事に出て、昼は愛妻サンドイッチ弁当、夜は犬の散歩とバーに立寄、妻の手料理を食べ仕事後に、休日に詩をノートに書き綴る———淡淡と続く1週間妻は夫の詩を本にすることをすすめますが本人はそんな気もなく運転手と詩人とのジレンマに悩むでもなく過ごしています。スターウォーズでおなじみのアダム・ドライバーの力の抜けた姿がとてもいい。パターソンの妻、ローラ役にオリエンタルな美しさのゴルシフテ・ファラハニがキュート。なにも大きな事件も起こらない、感情を大きく揺さぶられることもない。けれどなぜか心が癒されるそんな映画です。観る人にゆだねられる映画はやっぱりいいな。映画愛復活。