「はじめての男の婚活マニュアル」 男の婚活研究会 (著)
いやあ、こんな本があるんですね。この本が自分の婚活時にあったらどんなに良かったか。
自分は、この本が出る10年前に婚活を経験しましたが、ほぼこの通りにやってからうまくいったと思います。
このマニュアルは、やるべきことの順番が記されています。
①ウォーミングアップ・心構え・相手への優先順位を決める
②外見・清潔感を整える
③トーク力を磨く
④出会いの場を考える
⑤デート、メール対策
⑥プロポーズに向けて
本当に事細かく書かれいて、イラストも併記されていて、おもしろく読みやすいのです。
「こうするといいが、ここまでやると相手から気持ち悪いと思われる」というボーダーラインが図解入りでよく説明されています。
例えば、相手にきちんと話しているという意思表示のために「相手の目を見つめて話す」のはNG、胸元を見るのはスケベに思われてNG、「鼻や口元をは見ながら話すのが自然でOK」というように。
さらに、「このボーダーラインは相手や関係性の深さによって変わる」ということも書かれています。
はっきり言って、このマニュアルに書かれていることは、恋愛豊富な人にとっては「当たり前」の事なのですが、婚活者にとってはわからないことだらけなのです。だって、こういうことは、学校で全然教えてくれないのですから。
また、この①～⑥の順番が大事なのです。婚活がうまくいっていない人は、この順番が間違っているからうまくいっていないと思います。
お相手の人物設定がはっきりしないのに、デート対策を考えてみたり、清潔感が無いままトーク力を磨いてもダメなのです。
実際、私も、結婚について強く意識し、38歳の時「40歳までに結婚する」と目標設定して、この1年間は婚活最優先にするぞと決意しました。自分にはどんな相手がいいのだろうと考え抜き、「一緒にいて疲れないが、尊敬できる人」と結論付け、その他の条件には目をつぶりました。また、仕事の研修で婚活に役立つと思い、話し方、メール講座にも通いました。
そうすると、今まで初対面の女性に緊張jしっぱなしだったのが、ちょっと話せるようになってきたのです。婚活パーティでも全敗ということはなくなりましたし、婚活以外の場で知り合った女性とも普通に食事デートまではいくようになりました。なんとなく好転してきたという感触を持てました。
そして、「結婚するぞ宣言」を出してから半年後、今の妻と出会い、その半年後入籍までこぎつけました。
特に、①の理想のお相手人物設定を恋愛経験の乏しい婚活者は妄想だけで作り上げてしまいがちです。
「若くて、美人で、気が利き、いつも笑顔な人」というのは、裏を返せば、「いつも美しさを維持するために、美容やファッションにお金と時間をかけ、人当たりの良い外づらを維持するために家ではワガママになる」ということを許せる経済力と包容力がないと結婚生活を維持できません。結婚生活は、非日常の一瞬ではなく、ずっと続く日常生活なのですから。
婚活に行き詰っている男性は、ぜひ、このマニュアルを読んでいただき、行動してみてください。女性の方も、男性の「えっ、こんなのあり得ない」と思った男性の行動には、こんな心理があるのだと理解して、やさしく見守ってくれたらいいと思います。
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新潟を愛する結婚相談所 HappyMarriage新潟 仲人士 有田正浩
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