要介護4の母と要支援2の父の世話をしています。といっても、同居していないので、時々病院への付き添い、オムツの交換、食事や買い物を手伝いに行くくらいなのですが、私も自分の体調と相談しながら、できる限りのことをしています。

週2回デイサービス、リハビリ兼ねたデイサービス、ヘルパーさんの訪問がありますが、母は着ていく服が分からない、何も出来ないといつも嘆くので、私が選び、母を安心させてあげます。『認知機能が落ちると、とても不安になること』は、私も何度も経験しているので、母と接する時は、なるべく優しい口調で話すことを心がけています。母は、『歌』が大好きなので、私が歌うととても喜んでくれます。だから、私も一緒に歌っています。

普段は、母の世話を父がしているので、いつも会いに行くと、「もう限界」と愚痴をこぼします。老老介護は本当に大変だと実感しました。

ショートステイに行く母を見送った後、父と久しぶりに外食しました。

「来てくれて助かるよ。有難う。」父のやせ細った身体から発せられた声が、なぜかとても弱々しくて、介護の現実を知った感じがしました。

これからも両親の力になりたいと思います。