明日から新学期を迎える息子は、宿題と格闘中です。

もう9月ですね。

 思えば去年の今頃、行政書士試験の勉強をしていました。

今日は、受験生へのエールを込めて、少し【直前期の勉強法】を書こうと思います。


 私は資格試験指導校の通信教育教材を使い、家事やPTA活動・地域ボランティア活動などの中、何とか勉強時間を作りながら勉強していました。 

 ところが、9月に入り突然視力が低下して、文字が読めない状況になりました。入院で点滴治療を受け、症状は回復し勉強を再開しましたが、気もちがかなり不安定でした。


『もっと沢山の問題をやったほうが良いのかな?』

『予想問題や問題集を買おうかな?』

 今、そんなふうに思っている方もいらっしゃるかもしれません。


試験への不安が自分の中で溜まっていくと、それを解消したいと、新しい問題に手を出そうとしてしまいます。

 でも、これは逆にどんどん不安を助長してしまいます。

それよりも、いままで学習してきた内容をより正確な知識にすることが大切です。

特に記述式は過去の問題を素材に、自分で実際に手を動かして書く練習をすることです。


 私は新しい問題集は買わずに、過去問をひたすら解くことに時間をかけました。 本試験と同じように時間を計って問題を解く練習もしました。

 結局、過去問を解くことが一番です。なぜなら、過去問は

『試験委員からのメッセージ』だからです。

過去問頻出のテーマは、きっと

『ここは絶対に理解してほしい論点です。』と教えてくれている気がします。


 記述式は、あなたが行政書士になって相談を受けたら、どう答えますかというふうに考えると、学習が楽しくなると思います。


 受験生のみなさん、ファイト!