数日前、子供と一緒に出かけた時のこと。

 道が分からなくなってしまった。

『また、認知機能の低下かな?』

見慣れた景色が突然、初めてきた場所に変わってしまうのだ。

再び起きてしまったことに、私は不安になった。


そして、昨夜の夢。

そんな気持ちが夢にもあらわれたのかもしれない。


どんどん記憶をなくしていく私。

周りの友人たちも異変に気づき、病気について調べていくうちに、病名を知る。

友人たちは病気に気づかないふりをしながら、私と接してくれている。

それを、もう一人の私が全てみているという、夢だった。

結末のない、中途半端な短い夢だった。



何だか複雑な気持ちになった。

私は何を求めているのだろうか。


病気の進行を恐れているのは確かなことだが、だからといってそればかりを考えているわけではない。

今を生きたい。今しかできないこと。今、やりたいこと。やらなければいけないこと。たくさんあるから。


最後までブログを読んでくださり有難うございます。