このところ、自分はこれからどう生きたいのか、行政書士として開業するのか、それともこのまま何も変えずに過ごすのか、悩んでいた。
合格したものの、やはり少しずつ記憶力が低下していたり、新しいことを覚えることに時間がかかったり、病気が進行しているのを感じていた。
先週は、職場で、受験生への応援メッセージを伝える役を頂いたが、上手く伝えることが出来無かった。病気と闘いながら挑んだことをうまく伝えられなかった。学習方法や直前期の過ごし方など、よくある体験ばかりを話してしまった。本当はもっと病気のことに触れるべきだった。
なぜ、そんなふうに核心部分をはぐらかしてしまったのか。
恐かった。身近な人には病気のことは伝えていたが、マイクを通して、受験生に伝えるだけの勇気がなかった。臆病者だと自分をせめた。
今回のお話しを依頼してくださった先生は、きっと病気のことを中心に話してくれると期待されたと思う。
私は期待を裏切ってしまった。
このままでいいのだろうか。いいわけない。
だから、今欲しいのは、『勇気』。
そのためには、どんな状況でも『ぶれない心』を持とう!
これが今の自分への課題。
もしまたこのような機会があれば、もう一度チャンスをください。
試験に限らず、夢や、やりたい事があるのなら、
どんなことがあっても、最後まであきらめないで続けることが、新たな可能性を広げてくれると
私は信じたい。