息子の定期試験の結果が返ってきた。

英語以外は、どの科目も平均を下回っていた。

「もっと出来たと思ったのにな。」

息子はどうしてこんなに悪かったのかの原因が分からなかった。

返された答案をみながら、原因を探ってみた。

 単なるケアレスミス、漢字で書けば得点になった箇所、ほとんど分からなかった箇所など分析してみた。

「もしこの部分が得点できれば、もっと点がとれたのに。」

息子は設問の一つ一つを分析した。


「次のテストで何点取るかの目標を書こう!」


息子なりに考えて各科目ごとの目標点を手帳に書いた。

「目標は高く書くんだよ。これくらいでいいやと思ったらダメだよ。」

このくらいでいいと思って目標を設定すると、なぜかあまり点数が伸びない。

最初から自分で限界を決めてしまっているからだ。

逆に、目標を高くすると、不思議と達成できる。

 試験においては、とても大切なことなのだ。


 最近、息子は高校への関心が芽生えてきたようだ。

高校案内の本を見て、行きたいなと思う学校に付箋を貼っている。

来年は、受験生。

 学校選びは、親が主流になってはいけない。

「次のテストは、すべて目標点を超えるから。」

息子のやる気を応援したい。