魚津緑ヶ丘病院 総合企画室長です。
病院経営に関する本や雑誌のレジュメをアップして共有していきたいと思いますので、宜しくお願いします。
以下、矢印「⇒」以降は当院の現状を書いたものです。
・従来の薬剤管理の主な問題点
1.各部門での在庫管理、職員の経験的勘による薬剤管理
→安心在庫による過剰在庫の発生
⇒ データによる発注点管理(薬剤師補助職員)
2.薬剤の収納・保管場所の分散化
→有効期限切れ、デッドストック、汚損品の発生
⇒ 定期的チェック(薬剤師補助職員)
3.各部門の消費実態の不足
→購買費や在庫スペースのロスや無駄
4.診療報酬上の薬剤請求額と消費実績の差異
→請求ミス、使途不明医薬品の実態
⇒ 包括病棟分も含めて使用分と使用料の差異が無いかチェック(薬局・事務所)
5.専門職による薬剤管理や搬送
→業務生産性の低下
⇒ 看護助手で代替できないか?
・医薬品SPDのメリット
1.薬剤管理の徹底化
→在庫量の削減や期限切れ等のデッドストックの軽減を図ることが可能となる。
2.院内薬剤搬送の体系化
→各部門の薬剤の定数管理、補充・回収業務を行なうことで、薬剤の所在の明確化。
患者様ごとの処方薬を各病棟に定数搬送し体系化を図ることにより、効率的な職員の配置、業務の削減が可能となる。
3.職員の意識改革
→薬剤の管理・供給の責任体制の明確化による、職員の意識改革・職場環境改善。
4.在庫金額の資金有効活用
→請求ベースでの支払いではなく、SPD室から各部門への払い出しデータに基づく支払いが可能となる。
⇒ SPDについて調査。
左から順番にクリックしていただけると、モチベーションが上がります<(_ _)>
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