こんにちは。車椅子jdのゆめほです!

 

私は名前の通り、現役大学生として発信をしています。昨年度までは普通の理系の通学制の大学に通っていました。今年度からは通信制の大学に編入して社会福祉士になるための勉強をしています。

 

通信制に編入して、家で好きな時間に授業が受けられるようになり、病気があり体調が読めない私は学習がしやすくなりました。ただそれと同時に今学生と社会人の狭間である通信制大学生で困ることも多いなと思い始めました。

今日は今通信制大学生として生活していて良いこと、困ることについて書いていこうと思います。

なぜ今の大学に編入したのか

昨年度まで通っていた通学制の大学は、理系で課題も多く、実験もあり、予習・実験・レポートととても忙しい学校でした。2年生の前期まではなんとかついていっていましたが、後期を精神疾患の悪化で休学、その後も身体疾患の悪化でなかなか学校に通えず、単位も落としまくり…という感じになっていました。化学・生物系の学科に進んだためもちろん実験は毎年ありました。電気回路系の実験はなんとか車椅子でできましたが、化学・生物系も実験は危険な薬品を使うことがつきまとってきます。そうすると…「車椅子でぶつかったら危ないから…」という理由で実際に実験はできず見学して記録だけしていくという形になりました。この現実を知った時、「この学科で自分の満足する研究はできないな」と思いました。これに加えて単純に体調が安定せず、授業に全然出席できていなかったというのもあり、通信制の大学に編入しようということを決めました。(それでも頑張って前の大学では105単位を取得し今の大学で認定してもらいました)

 

そして現在は前の大学で学んでいたことと全く違う人間福祉について学んでいます。この学部を選択したのは自分が中途で障害を負って、医療・福祉に関して強い関心を持つようになったからです。なにごとにおいてもそうかもしれませんが自分ごとになると思考というのは大きく変わるものです。国家資格を取りたいという気持ちもあり、社会福祉士の資格を取ることができる今の学科を選びました。

障害を持ちながら通信制大学に編入して良かったこと

先述した通り前の大学では体調が安定せず、授業に出席することができていませんでした。今はインターネット配信の動画を自分の好きな時間に見て、小テストを受けることで授業への出席をすることができています。期末テストも家でパソコンを使って受けることができます。1学期の成績はSとAだけで収めることができました。

 

障害を持ちながら通信制の学校で学ぶ一番の利点は、自分の障害・病気の状態、体調に合わせて学習・単位取得をできることだと思います。前の大学での学習ももちろん楽しかったですが、今は体調も考慮しながら学習ができているので身体・精神的に楽だなと思えています。

障害を持ちながら学生と社会人の狭間で困ること

通信制大学生になって困っていることも最近でてきました。それは…学生だと障害者向けの作業所に通えないということです。基本的に大学生は就労継続支援事業所(A型・B型作業所)に通えないのです。これから詳しくは役所の方にも聞いてみようと思いますが、調べた限りでは卒業見込みが立っている大学生は就労移行支援に通えるということはわかっています。

 

通信制大学は社会人の方も多く通っていて、いうならば働きながら学ぶというのが売りになっているところもあります。それならば作業所に通いながら通信制大学で学ぶというのも認めてくれればいいのに…となってしまいます。

 

私は障害年金を受給しているわけですがそれだけではなかなか生活を回していくのは難しいです。特別障害者手当の受給、障害年金を1級にあげるなど考えてもいますが、そのためにも診断書代などお金がかかります。それで踏み出すのにうーん…となってしまうのです。それで障害者雇用を探してみたり、通院時間に被らない塾講師の面接を受けてみたりしていますがうまくいかず…と絶賛悩み中です。

こうなったら生きやすくなるなと思うこと

働きながら学びたいから通信制の大学を選ぶ人が世の中では多いのだと思いますが、病気があるから、障害があるからという理由で通信制を選ぶ人も増えていると思います。その人たちが働く環境、事業所というのをもう少し整備していってほしいなあと思います。

 


今日は筆が乗ってたくさん書いてしまいました笑
今日はここまで!それでは!