【はじめに】

お忙しい中、ブログを開いてくださりありがとうございます。

ついに入ゼミ課題の締め切りまで1週間を切りましたね!

今まさに課題に取り組まれている方も、細谷ゼミに入ゼミするか迷っている方も、休憩代わりに読んでくだされば幸いです。

 

まずはじめに簡単に自己紹介をさせていただきます。

細谷ゼミ16期副代表の田治友季恵と申します。

9月入学(21年9月)のため、半年ごとに同期が変わり、2学年同期がいるというお得な立場です。

そのため、2年生後期からゼミに参加し、春学期はゼミがある水曜日以外日吉キャンパスに通い、秋学期もシステム上語学での来日を週2回しています。

最初にお伝えしたいのですが、来日は辛いです。本当におすすめしません!

締め切りまで残り1週間になりますが、テスト勉強にも計画的に取り組んでおいてくださいね。

 

さて、約1ヶ月半続いたゼミ生ブログもついにラストです。お気に入りのブログは見つかりましたでしょうか?どのブログもゼミ生の個性が色濃く出ていて、私はこの1ヶ月間毎日ブログを読むのがとても楽しみでした。

このブログがラストということで、とてもプレッシャーを感じていますが、入ゼミを迷われている皆さんの助けになれればと思います。

 

【目次】

1.ゼミに何を求めるのか

2.ほぼ直感で決めた入ゼミ

3.なぜ細谷ゼミなのか

4.2年生の同期からのFAQ

(入ゼミ課題のコツだけ知りたいという方・時間がない方は、4.まで飛ばしたり、項目だけ見てみてください!)

 

1.【ゼミに何を求めるのか】

突然ですが、皆さんはゼミに何を求めますか。

興味がある分野の研究ができること、友人が欲しい、楽なゼミに入りたい等、様々な動機を持ってゼミを探している方がいらっしゃると思います。

私の場合、ゼミに1番求めることは尊敬する人に出会い、刺激を得られる環境であるということでした。細谷ゼミは、そんな私にとって理想的な環境でした。

ゼミは多くの方にとって大学生活最後のコミュニティになります。入ゼミから約8ヶ月が経ちますが、大学最後のコミュニティとして細谷ゼミを選んだ昨年度の自分の選択に後悔はありません。

 

現時点でどのゼミに入るか迷っている方も多くいらっしゃると思いますが、最終的には直感が1番大事だったりします。自分が心から入りたいと感じたゼミに挑戦してみてください。

このブログでは、私が思う細谷ゼミの魅力をピックアップし、課題に取り組んでいる皆さんのモチベーション向上に貢献できるように努めていきたいと思います!

このブログを読んで細谷ゼミが気になった皆さんも、ぜひ大学生活最後のコミュニティに細谷ゼミを検討してくだされば幸いです。

 

2.【ほぼ直感で決めた入ゼミ】

私が細谷ゼミの存在を知ったのは、大学に入学してすぐ履修した演習の授業でした。本当に偶然ですが、その講義を担当してくださっていた先生が細谷ゼミの3期生であったため、細谷先生のお名前を知りました。(先日OBOG会でお会いすることができ、とても嬉しかったです。)

その後、その授業で一緒だった15期の先輩方に細谷ゼミへの愛を熱く語っていただいたことから、細谷ゼミに関して調べ始めました。

入ゼミの際、他のゼミとも迷いましたが、オープンゼミに参加した際、先輩方の雰囲気や細谷先生の面白さに惹かれ、その場で入ゼミを決めました。(ちなみにですが、志望理由は人それぞれなので、入ゼミ課題で見栄を張る必要はないと思います。)

 

3.【なぜ細谷ゼミなのか】

政治学科には多くのゼミがあり、どのゼミにもそれぞれの魅力があると思います。ここでは、多くのゼミがある中で、なぜ細谷ゼミを選んだかについて書かせていただきます。

 

①尊敬する同期

②コミュニティを作る経験

③学問に真剣であること

④細谷先生の存在

 

①尊敬する同期

細谷ゼミの魅力といえば、やはり様々なバックグラウンドを持つ同期です。

 

細谷ゼミでは、就活を頑張る人、インターンや部活を頑張る人等、本当に多くの分野で全力で頑張っている人がいて、当たり前ですが皆それぞれ違う価値観を持っています。しかし、36名(16期)という大人数の中でも同期のみんなに一貫して感じるのは、自身の軸と、相手を受け入れる暖かさが共存しており、それがゼミ全体の何でも話せる心地よい空気感を作り出しているということです。

ゼミへの多大な情熱と共に、自分の軸を持った意見を話す同期達の話からは刺激を受けると共に、尊敬の念を抱かされます。

 

私は何か辛いことがあったとき、同期に相談したり話したりするのですが、下手に気を使うことなくそれぞれの経験をもとに適切なアドバイスをくれるとともに、感情にも寄り添ってくれます。そんな同期のみんなにも、この場を借りて感謝を伝えたいです。

 

②コミュニティを作る経験

現在入ゼミ課題に取り組まれている方が多いと思いますが、入ゼミすることがゴールではありません。細谷ゼミでは、多くのイベント(新歓合宿・夏合宿・ディズニーでの打ち上げ・ソフトボール大会・OBOG会・合同ゼミ・歓迎会etc…)を運営する機会があり、同期と連携して行動していく機会が多いため、皆さんが入ゼミされた暁には、自分から能動的に動く必要があります。

入ゼミ課題を書く際にも、自分がゼミの同期の中でどのような働きができるか意識してみると、入ゼミ後のイメージが湧きやすいかもしれません。

 

細谷ゼミのイベントを全て羅列した時、毎回その多さに驚愕しますが、毎回たくさんのゼミ生の協力があり、楽しく参加することができています。結果的に細谷ゼミで過ごす時間は他のゼミと比べても多くなり、忙しい時期もありますが、将来この居心地の良いコミュニティの中で同期のみんなと過ごした瞬間に戻りたくなる時が来るだろうなと確信し、その度に今を大切にしようと感じさせられます。

同期と協力して運営したり参加するイベントは本当に楽しいので、楽しみにしていてくださいね。

 

③学問に真剣であること

細谷ゼミの良さはゼミ生同士の繋がりだけではありません。

細谷ゼミでは、毎週一冊国際政治についての文献を読み、ディスカッションを行います。そのため、本を流し読むだけではなく、論点になりそうな点を意識したり、コメントシートやディスカッションでは本の内容をアウトプットすることが求められます。毎週の課題をこなすことは少し大変ですが、やりがいもあります。

ディスカッションの時間では、普段ノリのいい同期達も真面目に提示された論点に対して議論しています。細谷ゼミには、国際政治の知識量がとても多いゼミ生も、国際政治にあまり触れてこなかったゼミ生もいますが、皆真剣に取り組んでいます。このメリハリが細谷ゼミの良さの一つであると思います。

 

昨年の夏合宿では3泊4日の間、文献を3冊読み、最終日にはプレゼンテーション大会を行い、大変充実した時間を過ごすことができました。また、先日京都大学にて行われた四大学合同ゼミにおいては、「10年後の国際政治」が全体テーマとして与えられ、各大学ゼミがそれぞれ割り当てられた地域の将来像について分析・発表しました。細谷ゼミは西ヨーロッパを担当し、当日は発表担当のゼミ生が「ウクライナ戦争を経た西ヨーロッパの国際政治で変わるもの、変わらないもの」について考察し、発表しました。

 

さらに、ゼミで扱う文献の筆者の方々がゼミにお越しくださり、貴重なご意見を直接伺える機会をいただくこともあります。先日、昨年度の入ゼミ課題文献『ウクライナ戦争』(ちくま新書)の筆者である小泉悠先生にお会いした際には、大変感慨深かったです。

このように、通常の学生生活では中々体験できない経験を得ることができることも、細谷ゼミの魅力の一つであると思います。

 

④細谷先生の存在

最後に、細谷先生についてです。今年度は日吉キャンパスでの演習や西洋外交史等、2年生の皆さんにも細谷先生の授業を履修された方がいらっしゃると思います。

履修された方々はご存知だと思いますが、細谷先生のお話はとても面白いです。

ゼミ活動においても、毎週文献について的確にご指導くださり、毎週とても勉強になるお話を伺うことができます。

 

また、ゼミ以外の時間でも、学生と関わる機会を多く持ってくださいます。懇親会では毎回全てのテーブルに来てくださり、ゼミ生の個人的な話も聞いてくださったり、アドバイスをくださったりします。

先日行われた京都での合同ゼミの際には、早朝に海外出張から帰国され、幾つかのご用事を済ませた後、京都に来てくださり、ゼミ生との懇親会に参加された後、京都の街を案内してくださいました。(凄すぎます)

 

そして、社会においての実践的なマナーについてもご指導くださいます。例を挙げますと、細谷ゼミでは毎年、OBOG会に多くの方がご来場されますが、その運営の際にも細谷先生からたくさんのアドバイスをいただきました。大学に入学してから、継続的にご指導いただいたり、ご指摘を受ける機会は減ったように感じますが、細谷先生は大学3年生・4年生という社会人と学生の間にいるゼミ生に、実践的に大人としてのマナーを学ぶ貴重な機会も作ってくださっています。

 

ゼミ全体に和やかな空気が流れ、ゼミ生がのびのびと、かつ真剣にゼミ活動に取り組むことができるのは、細谷先生の存在があってこそだと思います。

 

4.【FAQ回答】

ここまではなぜ細谷ゼミを選んだのかについて書かせていただきました。

ここからは、2年生の同期からよく聞かれる入ゼミ課題のFAQをもとに、個人的に心がけていたことについて書かせて頂こうと思います。

 

⚫︎全体

Q.「入ゼミ課題をギリギリに始めてしまった!どうすればいい?」

→A.焦らずやること/書きたいことを整理する

 

法政のゼミ課題は期末試験直前期が多く、大変シビアなスケジュールになっているため、細谷ゼミに入ゼミを希望される方々に限らず、計画的に取り組めることが理想的です。

しかし、2年生の皆さんの中には成人式等で忙しかった等の理由で入ゼミ課題を始められていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私が入ゼミ課題に本格的に取り掛かり始めたのは成人式後でした。先輩方のブログには計画的に進めることが強く推奨されていましたが、ブログをあまりみていなかった+書評論文も書いたことがなかった私は課題をなかなか進めることができず、日吉のメディアで半泣きで課題図書に取り組みました。

1日3,000字書けば5日で終わりますし、16期には2日前に課題を始めた強者もいます。書き始めると意外とあっという間に終わるので、時間がないと焦りすぎず、思考を整理して書きたいことを羅列してみる等の工夫をしてみつつ、とにかく筆を進めましょう!

 

・文章を見てもらうこと

私の場合ですが、書いた文章を信頼している友人数名に見てもらっていました。自分では気づかなかった誤字脱字をはじめ、文章の構造や内容についてたくさんつっこんでもらいました。自分も忙しい中、私の入ゼミ課題まで見てくれた友人には本当に頭が上がりません。

皆さんも信頼できる方に入ゼミ課題を見てもらうことをおすすめします!

 

・読みやすい文章・形式にすること

前述した通り、細谷先生は本当にお忙しいです。その中で全員分の15,000字のゼミ課題を読まれるため、読みやすい形式で簡潔に書くことを意識してみると良いと思います。

 

・提出前チェックリスト(提出前にHPでも確認しましょう)

①氏名(ふりがな)・学部学科・性別・学籍番号・メールアドレス・出身高校の記載(自己紹介)

②ファイル名(英語での氏名+数字)

③参考文献の記載(あれば)

 

⚫︎自己紹介

Q.「どのように書いたらいいか」

→A.とにかく素直に書きましょう

自分のことを正直に書きましょう。

細谷先生の見抜く力は本当に凄まじいです。嘘は確実にバレます。

細谷先生は、入ゼミを希望している人がどのような人となりなのか、細谷ゼミに合うのか等をご覧になっていると思います。そのため、選考で自分を偽るのは得策ではありません。皆さんが今までどのような経験をしてきたのか、何を考えてきたのかを正直に書きましょう。

その際に、過去・現在・未来を繋げて書くこともおすすめです。これは自己紹介でも記憶に残った5冊においても言えることですが、過去に何を感じてどのように行動してきたのか、現在の自分、将来の展望を書くと書きやすいかもしれません。

なぜ細谷ゼミに入りたいのかを意識して書くことが大切だと思います。

 

⚫︎記憶に残った5冊

Q.「政治学系の本を入れる必要はあるか」

→A.無理に入れる必要はありません

ゼミ生の中には国際政治や政治に関する文献を入れていた人もいますし、そうでない人もいます。自分のこれまでの考えや経験に関係している本を入れている人が多いと思います。

 

以下、私が選んだ5冊の本です↓

①『学習漫画-世界の歴史』

②『置かれた場所で咲きなさい』

③『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

④『苦しかった頃の話をしようか』

⑤『Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West (Wicked Years)』

 

⚫︎書評論文

Q.「書評論文の書き方がわからない」

→A.自分なりの問いを立ててみること

入ゼミ課題に関して受ける質問として、圧倒的にこちらが多いです。私も書評論文に関しての知識があるわけではないので、私が2年生の時にオープンゼミで先輩が仰っていたことの受け売りですが、自分なりの問いを捻り出し、その考察を書きました。参考文献を使用される方が多いと思いますが、その場合は表記も忘れずにしましょう。

 

⚫︎面接

・人によって聞かれる内容は違うのですが、提出した入ゼミ課題を読み返して聞かれそうな質問に対する答えを用意しておくのがおすすめです!

 

【終わりに】

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

このブログにて約1ヶ月続いたゼミ生ブログもラストになります。

16期全員がそれぞれの想いを綴っている素敵なブログばかりなので、まだ他のブログをご覧になっていない方は是非チェックしてみてくださいね。

 

このブログを読んでくださっている中には、どのゼミに入るべきか迷っている方もいらっしゃるかと思いますが、皆さんが1番入りたいゼミを見つけられるよう応援しております。

寒い日が続いていますが、テストも近づいていますので、体調管理にはお気をつけください。

17期の皆さんにお会いできるのを16期一同楽しみしております。



 

田治友季恵