佐賀駅〜佐賀城址に向けて佐賀県の偉人モニュメントが設置されてます。

SPOT1〜4は比較的駅の近くの公園にありましたがSPOT5以降は、お堀の近くまで1kmちょっとのエリアに8スポットに分かれて設置されてます。

だいたい100mに1つぐらいです。


SPOT5〜8、印象に残ったのは、同窓で同じような経歴を歩んだ方です。2人の建築家、2人の青年教育家は仲良く並んで立ってました。


SPOT5 辰野金吾 曽禰達蔵


辰野金吾 唐津藩出身で唐津の英語塾で高橋是清に師事し、ジョサイアコンドルのもと建築を学び建築家となり東京駅・日銀などを設計


曽禰達蔵 辰野金吾と同じく是清・コンドルに師事し、建築家となり三菱に入社、丸ノ内に三菱一号館を始めとする1丁ロンドンと呼ばれたオフィスビル群を建築



SPOT6  中林梧竹 書家で明治三筆の1人、佐賀藩の支藩、小城藩の出身、中国にも渡り自身の書を確立





SPOT7 田澤義鋪・下村湖人

田澤義鋪 鹿島市出身、旧制第五高校から東大を出て内務省に勤務。青年教育に力を入れ青年団の父と呼ばれる


下村湖人 次郎物語の作者、神埼市出身、旧制第五高校で、盟友の田澤と出会う。東大卒業後、教師として勤務した後、田澤が作った青年団を手伝う。



SPOT8 志田林三郎・黒田チカ

志田林三郎 多久市の出身、饅頭屋の息子であったが抜擢され東大卒業後イギリスに留学、東大教授となり電気学会を創設。


黒田チカ 佐賀市出身の化学者、29歳で東北大に入学し、女性初の帝国大学生となった。オックスフォード・御茶ノ水女子大・理化学研究所で研究を続け紅花の色素や玉葱のケルスチンを発見