鉄拳との出会い。
あれは確か、鉄拳2だったと思う。
その頃のボクは頭の天辺から足の爪先までセガサターン&バーチャ派でした。
だから心のどこかで、
「鉄拳とかバーチャのパクリ劣化版だろ!」
と思っていたとか、いなかったとか。
ぶっちゃけ思ってました(爆
しかし、子どもには子どもの付き合いがあるというもの。
ボクはまるで貞操を奪われるような感覚に耐えながら、友だちに誘われるがままに彼の家で初めての鉄拳、『鉄拳2』に触れたのでした。
デビル?
エンジェル?
初めての鉄拳の思い出はといえば、
何だかよく分からないそんなイロモノキャラたちに遠方からビームを連発され、一方的に殺されたというもの。。
初体験の率直な感想は、
何だこのクソゲー( ゚д゚) 、ペッ
でした。
そんなファーストインプレッションだったから、ボクの鉄拳に対する印象はさらに悪化し、その後も鉄拳を敬遠して生きていくことになりました。
時は流れ、毛が生え、すっかり大人になったボクは唐突に鉄拳7を購入。
セールでめちゃくちゃ安くなっていたからでした。
見せてもらおうか。
進化した鉄拳の性能とやらを!
さすがに鉄拳7ともなればグラフィックは恐るべき美しさ。
鉄拳2の頃に感じたパチモノ感は微塵も感じられませんでした。
中でも気に入ったのはトレジャーバトル。
昔どっぷりハマっていたPS2版バーチャ4evoのクエストモードが思い出されました。
CPUを倒し、コスチュームアイテムやファイトマナーをゲットしていく。
最高じゃん!!
ただね。
対戦はと言えば散々で。
・練習したコンボが対人戦では全然入らない
・対戦相手に一度浮かされると、一生空中コンボを決められて死ぬ
ランクマは累計31戦。
最高到達段位は三段止まり。
「鉄拳の戦い方」
みたいなものをまるで勉強しないまま、とりあえず覚えた空中コンボ1つを武器にアケコンをガチャガチャやっていただけだったから、今思えば当然の結果だよね。。
だがしかし。
ボクは、いつの頃からか鉄拳8をやろうと決めていた。
第一に、鉄拳7に触れたことで「鉄拳」の新作に期待したからだ。
先述の通り、美しいグラフィックにトレジャーバトルと、正直言ってバーチャesのSEGAよりも遥かにバンナムのやる気を感じ、期待したのだ。
しかし。
「発売日から鉄拳8をやりたい!!」
という願いは叶わず。
PS5発売後、二度の購入権落選を経て、ボクはPS5を購入する機会を逃してしまっていたからだ。
しかし。
2024.9.26その日。
ついにボクはPS5を手に入れ、同日に鉄拳8を購入した。
憧れのPS5。
憧れの鉄拳8。
鉄拳8には、触れた瞬間に感動を覚えた。
メニュー画面に流れるイカすBGM。
美しすぎるグラフィック。
さらに、トレモで体感した敏捷なる操作性。
神ゲー
直ちに、脳裏にその2文字が浮かんだ。
ロスゲイン効果?
否、鉄拳8は紛うことなき神ゲーであると思う。
それは過去作やその他の格ゲーと比べるまでもなく、最も面白い格ゲーの一つである。
打撃ヒット時のサウンド、エフェクト。
空中コンボの爽快感。
本作は「アグレッシブ」をテーマに製作されたようだが、まさにそれを言葉を超え、本能的に味わわせてくれる。
もしもこの世界のどこかに、かつてのボクと同じように鉄拳を食わず嫌いで過ごしている人がいるとしたら。
そのままでは、
「人生の99%を損してしまう」
とまでは言わないが、もしかするともしかするかも知れない。
格ゲーが好きであるならば、ぜひ一度触れてみて欲しい。
セール中であれば、5,000円ちょっとで買えるゲーム。
ボクは社畜なのに小市民という不遇なサラリーマンですが、それでもスタバのコーヒーを7回くらい飲んだつもりになれば捻出できる金額と思います。
ダメ?
ということで、ボクは鉄拳8の世界に飛び込みました。そして瞬く間に魅了され、心酔し、どっぷりと浸かりました。
「ボクは鉄拳8に出会うために生まれてきた」
今ではそう思いすらしています。
いや、むしろボクが鉄拳8になるために生まれてきたと言っても過言ではないかも知れない。
何を言っているか分からないと思いますが、もはやボクも分かりません。
とにかくそういうことなのです?
さて、ただいまの段位は『修羅』。
勝率は40%くらい。
まだまだ鉄拳8がどんなゲームなのか分からずにおり、バーチャやスト5,6で培った対戦感覚を駆使して何となくガチャガチャやっている状態ですが、それでも夢の段位『風神』を目指していきたいと思います。
山ステ?
確反?
ヒート?
亀の如くゆっくりとした歩みではありますが、何度倒され、挫けそうになっても、2先で戦い続け、いつか辿り着きたい!!!!!
頑張ります!!!!!
剛拳
邪拳
戒拳
修羅←今ココ
羅刹
羅傑
臥龍
真龍
天龍
拳帝
炎帝
戦帝
風神←夢のまた夢の段位
つづく