目覚めの良い朝だった。


ボクは妻よりも先に動き始め、手始めにトイレの掃除をすることにした。


流せるシートで便器をくまなく拭いていく。

トイレ用の洗剤を吹きかけ、ブラシで磨いていく。

いつかどこかで「衛生的にどうか」という意見を見たことがあったが、気分が良いのでトイレットペーパーの端を三角に折る。

仕上げに芳香剤の含まれた除菌スタンプを便器内に押す。

トイレの神様はきっと喜んでくれているだろう。


3/14はそのように始まった。


23,340。


早速、スト6の話。

その数字こそ3/14スタート時点のLPだった。


ダイヤモンドリーグ☆5に到達するためにはLP 23,800が必要であるから、あと460上げなければならないところだ。


ここまでの道を思えば、ダイヤ☆5までの道のりは短くも思えたが、注意しなければならないのはその中身だ。


仮に道のりはより短くとも、その道中にはとんでもない強さを持った強者たちが待ち受けているのだから。


結論から言えば、ボクはランクマッチ1223勝/2502戦、カジュアルマッチ547勝/1019戦、ルームマッチ26勝/74戦、バトルハブ1006勝/2654戦を経てダイヤモンドリーグ☆5に到達することが出来た。




対戦記録の動画。

ランクマの合間にカジュアルマッチやトレモを挟み、緊張と戦っている。


序盤は危うい試合もあった。

特にブランカ戦は分からな過ぎて心が折れそうになった。


ブランカ使いの方は、やはり複数キャラのマスター到達者だった。


しかし、諦めることなく勝利を信じた結果、その鬼強ブランカに何とか競り勝つこともでき、ボクのランクマ連勝数は8まで伸びた。


ところが。


ランクマ8連勝のボクが次にマッチングしたのはエド。

まだ配信されて3週間にもなっていない新キャラで、やはり分からないことの多いキャラだった。


ボクはブランカ戦と同様に最後まで諦めはしなかったが、結局、時間の経過とともにこちらの動きは完全に見切られ、そして敗北した。


エド使いもやはり複数キャラのマスター到達者。

彼らは何かが違う。



マスターリーグを目指していく今後のヒントになればと思い、振り返って記録しておく。


以前書いたものと重複するものもあろうかと思うが、繰り返し書かれることはきっとそれだけ重要なのだ。



1.全部勝とうと思わなくて良い


最近ウメハラ氏がジェイミーを始められ、あっという間にマスターに昇格し、MRも1,900を超えた。

そんな格ゲーの神ウメハラ氏ですら、その勝率は6割だ。

もう少し正確に言えば、ダイヤ☆5からマスターへのランクマ勝率は6〜7割だったような気がするが、いずれにしても、100戦すれば30〜40戦も負けるとも言える。

ましてや素人のボクが、強者を相手に全試合勝つなんて現実的ではない。



2.ランクマの合間にカジュアルマッチを挟む


昇格を意識したランクマは緊張との戦いでもある。

(そもそも昇格を意識したランクマがどうのという話はここでは置いておく)


ランクマは不思議なもので、連勝すればプレッシャーがかかり、連敗すればテンションが下がり、何にしてもやればやるほどメンタルが疲労していく。


従って、連勝時にカジュアルマッチで負けることを思い出すことや、連敗時にカジュアルマッチで勝つことでテンションを上げることは、ボクには大変効果的だったと思う。


3.出来ればヘッドセット着用で


ヘッドセットのメリットは何と言っても遮音性だ。

ボクの使っているヘッドセットは両耳をスッポリと包み込むタイプなので、着用すればその他の音をすっかり遮断できる。

それによって、より高い集中力を引き出しやすくなる。

もしかすると、ヘッドセットなしでも、大音量でゲームをプレイすることがその代替となるかも知れないが、他の音の遮断を求めるとなれば相当な音量になるはずだ。

難点はヘアスタイルが乱れること。

お出かけ前には使えない(笑)。



さあ、この先はいよいよ夢のマスターリーグを目指すランクマッチとなっていく。


マスターの強さはもはや異常だ。


PFP1位に評価されたこともある井上尚弥氏はモンスターなる異名も持つ。


マスターリーガーもまた、まさに怪物だ。


今回のダイヤ☆5昇格リーチから連敗を喫したように、



道中には必ず魔物が住みついている。


そう覚悟して、負けても腐らず、最後まで諦めることなく戦う姿勢を大切にしよう。


そして、何よりも、そこで発揮でき得る実力を養わなければ。


今回記事の終わりに、いつも応援してくださる皆さまに心からの感謝を込めて、ありがとうございます!!


これからも頑張り続け、いつかマスターに辿り着いていきます!!



つづく