2023年3月24日。


その日、ボクの中で何かが目覚めたような感じがした。







ここ最近、Twitterで頻繁にツイートしている。その内容を見直すと、自分でもやかましく感じられるくらいに文字で埋め尽くされているなぁと思う。しかし、そのやかましさは今のボクにとって有効に働いており、必要なものだとも思う。そう、ツイートすることでスト5とのあるべき向き合い方が整理され、メンタルが整う感じだ。


そのようにして、今のボクはかなり強固なスト5メンタルを身につけることができた。自分でも驚くほど落ち着いて対戦に臨めている。


もう少し具体的に書く。


というのは、以前であれば高LPプレイヤーとマッチングするとマッチングしただけで息苦しさを感じたのだが、今は例えばダイヤプレイヤーとマッチングすると嬉しくすらあり。ランクマでは負ければ当然LPは減るが、そんなことは最早どうでも良く(本心として)、マッチングしたダイヤプレイヤーにどこまで通用するか、いやいや正直に言って絶対に勝ちたいという思いがほぼ全てになっている。


結果として、以前よりも落ち着いて戦えているという手応えがある。落ち着きは冷静な判断を生み出してくれるし、冷静な判断は焦りをも遠ざけ、対戦相手側の体力リードやラウンドリードをモノともせず、諦めない粘り強さを発揮させてくれるのだ。


今日勝てたウルプラダン使いさんはメインはダイヤバルログのようだが、恐らくその実力はスパダイを目指せるもの。その方のサブだったとは言え、格ゲー下手なボクには自信になる。

また、2-1で勝ち越せたダイヤポイズン使いさんは、ボクとの対戦後に勝利を重ねてLPを増やしていた訳で、やはりそのような猛者に勝てたことは自信に。

さらにウルプラカゲ使いさんも元ダイヤプレイヤーだった。

そういう強者を相手にして勝ち越せたというくらいの強さを、ボクは今実感している。


さあ、今後どうなるか。


願わくば今感じている手応えの通りに実力が向上していて、このまま勝ち越しが続き、気がつけばダイヤモンドリーグに到達していた、なんていう軌跡を辿りたいものだ。


しかし、格ゲー、スト5はそう甘いモノじゃない。ボクはこれまでに2138回経験した敗北をもって、それを嫌というほど理解している。


多分、今後のランクマでは異常に高い勝率を誇る猛者プレイヤーともマッチングするだろう。

CFN上は数百試合という戦歴でありながら、ダイヤモンドリーグに身を置くようなサブアカウントプレイヤーともマッチングするだろう。

あるいは、無対策のダルシムとも遭遇し、分からん殺されもするだろう。

そのようにして負けが込み、「願わくば」とはまるで逆の結果を目の当たりにすることもあるだろう。


それを残念に感じないと言えば嘘になるが、しかしそれよりも重要なこと、価値あることが今のボクには存在する。


それは、目の前の対戦相手に負けないということだ。


例えば、0-2で完敗し、悔しい思いをした対戦の相手がいたとして。もちろん負ければLPは減るが、試合を反省し、次は勝てるかも知れないと思えたならば、過去とは違って今のボクはその対戦相手とリマッチしたい。また負けて、よりLPを奪われるかも知れないが、そんなことよりもその対戦相手に負けたくないという思いが全て。勝てるかも知れないと自分を信じられたなら、LPを差し出すことに何ら抵抗はない。

(反対に、異常な強さとボクが判断した相手や無対策のダルシムには降参する。LPが惜しいというのもなくはないが、何よりも彼らに勝つイメージが湧かないからだ。そういう彼らとの対決はもう少し未来に預けよう)


LPがどうなってもいいという自暴自棄とも違う、良い意味での開き直り、とでも表現するとしっくりくるだろうか、そのようなメンタルで、ボクは今スト5を楽しめている。こうなるとスト5の対戦そのものが楽しくて仕方ない。


調子が悪い時に負けようが、負けは負け。

調子が良い時に負ければ、それこそ実力不足。

敗因はすべて自分にある。負けたからつまらない、では終わらせない。負けは必ず未来に取り返す。


手応えを感じている今、ここまでの調整がどこまで通用するか試してみる。


負けるようであればまた修正する。二度と負けたくないのだから。


何度も挫折したダイヤモンドリーグへのチャレンジ。


今再び、ボクはダイヤモンドリーグに届く強さを本気で身につけているところなのだ。


つづく