2023年3月16日。
過去とは違い、2先を戦い抜いて、ボクはウルトラプラチナリーグに到達した。


今は胸を張って言える。

ボクは『スト5でウルプラに到達したことのあるコーディー使い』だと。



これは完全にボクの価値観による考え方に過ぎないのだが、ランクマのシステムにおいて選択可能な1抜けが「絶対悪」だとボクは思わない。

切断プレイはシステム的に想定されていない行為であるし、屈伸や悪意ある招待メッセージ、PSメッセージの送り付けはシステム的に可能ではあってもモラル的に相応しくなく許容できないと感じるが、1抜けはそれらとは違うと思うのだ。

しかし、ボクは1先でランクマをしていた過去において、常に後ろめたさを感じていたと思う。対戦相手が再戦を希望してくれているのに、それから逃げ出しているような気がしていた。敵前逃亡だ。

とは言え、以前にも書いた通り、ボクのプレイレベルでプラチナ帯にて何とか勝ちを得ようとするならば、1先で事故を起こして勝ちを拾う方が分が良かった。それに、とてもではないが、LPに固執していた当時のボクにはあの(間違った)緊張感の中で連戦をすることなどできなかった。ランクマをすると心臓が痛む気さえしていたのだから。

あれから約1年の時間を経過し(と書いていて時の流れの速さにビックリした)、ボクは2先を戦い切ってウルプラに帰ってくることができた。
ウルプラ到達自体は経験済みではあるが、そのように「2先を戦い切って」というのがボクには非常に重要な今を持つ収穫だ。

という訳で、ようやく自分の中では文句なしに過去の自分を乗り越えられたと思えている。

さて、整理してみよう。

これまでにおいてLPの最高レコードは13104。それは2022.4時点のものだ。

あの時、ダイヤ到達を強く意識した。

しかし、1先で作り出した数値に後ろめたさのようなものがあり、「自分の実力ではダイヤ到達は無理」と自覚もしていた。だからランクマでマッチングする対戦相手のLPや勝率ばかりが気になり、後ろめたさや自信のなさも手伝って、勝つべき試合も落とし続けたのだ。そして心は折れた。

今はどうだろう。

納得のいくウルプラ復帰によって、前よりは自分の力を信じることが出来ている。まずこれはプラスだ。恐らく今後負けが込んでも、心が折れることはない。失ったLPを見てガッカリすることもなくなり、とにかくその相手に勝ちたいということに集中できている。これがボクには極めて重要だ。

ウルプラに復帰した現在、ランクマ直近100戦の勝率は59%。
ただ、これはあくまでもプラチナ帯での成績だ。これからはボクが一度は完全に諦めたダイヤ到達なる偉業を成し遂げたプレイヤーとも戦うことになる。対戦相手はプラチナ帯から、「ダイヤ、ウルプラ、スパプラ」へと上位シフトする。それを思うと59%の勝率はまだ頼りないように思う。

そうそう、サブ垢と思われる対戦相手とのマッチング。これにも過去は小さくはないストレスを感じていた。ボクにとって明らかに適正リーグはもっと上だろうと感じられる猛者たちは邪魔で仕方なかった。こちらが何千試合とやっているのに、相手は数百試合で同じリーグにいる。勝率90%のプレイヤーとか恐怖でしかない。

これについては「今はもうストレスを感じなくなった」と言ったら嘘になる。体感的に、勝率70%を超える相手とは試合にならなくなる。何をやっても攻撃は効かなく、防御は崩される。そんな対戦相手には降参だ。悔しいが。

あるいはダルシムとの試合。
あくまでも個人の感じ方だがキャラ的に超苦手。分からな過ぎて対戦が成り立たないため、ダルシム相手には1抜けで失礼する。できればマッチングしたくない。これも降参だ。

改めてメンタル、考え方の整理が出来た、かな。

スト6まであと77日間。
何度目の再起か最早分からないが、ダイヤモンドリーグ到達に向けてがんばろう。