皆さんこんにちは😃😃😃
いや〜素晴らしい勝利!
興奮し過ぎてしまいました!!!笑笑
イングランドプレミアリーグ第29節
マンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティのマンチェスターダービーが行われ、
2-0でホームユナイテッドが勝利!!
なんとサー・アレックス・ファーガソン退任後初の"シーズンダブル"を達成‼️
今シーズン4戦で3勝1敗と勝ち越し!
スールシャール名将です!!☺️
選手評価
ダビド・デ・ヘア 7.5
またしてもクリーンシート。ナイスセーブでチームを救った
ヴィクトル・リンデロフ 7.5
安定感のあるプレー。地上戦は素晴らしい物がある。WGB裏のカバーも良い
ハリー・マグワイア 8.5
足首が懸念されたものの素晴らしいパフォーマンス。運んでよし守ってよしさすがです。
ルーク・ショー 9.5
ピンチの芽を摘む危機察知能力が高い。前へ出る守備ならお任せあれ。攻撃でも怖さを与え、個人的MVPです。
アーロン・ワン=ビサカ 9.5
またしてもスターリングを完封。えぐいダブルタッチも披露。スパイダー🕷
ブランドン・ウィリアムズ 7
後半疲れからか、ショーが出た後のスペース管理があかんやった。マグワイアとの間が開きすぎて中を通されることが多かった。まずは背中を取られない。守備能力を高めるにはポジショニングから。
ネマニャ・マティッチ 8.5
ベテランの存在感は抜群。抜群のポジショニングでピンチを防いだ。これぞ''マティッチ"
フレッジ 8.5
ユナイテッドの絶対的存在に。ボール奪取能力を遺憾なく発揮した。運動量が落ちない。なぜセレソンに呼ばれない?
ブルーノ・フェルナンデス 9
やはり抜群の戦術眼を持つ。守備貢献度も高く、味方にポジショニングを要求する。うまく中間ポジションを取っているのでショートカウンターで脅威を与えた
ダニエル・ジェームズ 9
貢献度は抜群。守備にも戻り、奪えば素早く縦に。スプリントでオタメンディより先手を取った。最後の判断だけ!
アントニー・マルシャル 9.5
ナイスボレー!何度もSB裏をつき、フェルナンジーニョに勝った。ストライカーは点が全て。それを証明した。
スコット・マクトミネイ 8.5
最後のダメ押しゴール!!途中出場で守備のタスクを全うし、勝利に貢献
エリック・バイリー 7
この人が控えは頼もしい。速さがあるCBは貴重。
オディロン・イガロ 8
あの時間帯でのしっかりとしたキープ。前線で時間を作った。2点目の起点もこの人
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ユナイテッド勝利の要因は??
マンチェスターシティは433のシステムで
エデルソン
カンセロ、フェルナンジーニョ、オタメンディ、ジンチェンコの最終ライン
アンカーにロドリ、インサイドにギュンドアンとベルナルドシウバ、スターリング、フォーデンのウイングにアグエロというメンバーで臨んだ。
メンバー見る限り、右サイドではベルナルドとフォーデンで作りつつSBで攻撃力の高いカンセロを上げ、左ではSBのジンチェンコがビルドアップ時に中に入り"偽のSB"としてプレーし、スターリングを外に残し、中央を起点にサイドへ揺さぶり、個を活かすという狙いだと感じた。
ユナイテッドは3-4-1-2で、ウイングバックの2人は素早く前に出てプレスをかけた。
前線の3人でCBプラスアンカーにプレッシャーをかけた。
揺さぶられてもしっかりと中を固め、スライドで5人のDFの距離を保った。
パスで引き出して"ズレ"を生じさせたいシティだが、ユナイテッド守備陣はそれを許さなかった。
ショーが左CBだが、ボランチ2枚がスライドした時にフリーになるインサイドハーフに積極的にボールの移動中にプレスをかけ自由を奪った。
ショーがでたら4バックで締める。守備の連携が抜群だし、ショーだからこそできるタスクであった。
このショーをあの位置で使うことを見出したスールシャールの腕だ。
シーズン中にウィリアムズという可能性を見出し、ショーの新たな可能性を引き出した。
マルシャルをストライカーの位置で起用するということもシーズン通して貫いた。
評価は人によって分かれるマルシャルだが、僕は素晴らしいと思ってる。結果を見ればそうだ。得点数はアップし、高い技術のためスムーズにチームが攻撃に転じられるようになった。
点を取れば良いんだ。ストライカーは。それをマルシャルは証明してくれている。
スールシャールは選手の特徴を引き出す能力に長けている。
だからこそ今シーズン次々と戦力が出てきた。
相手が動いた。だから、スールシャールは手を打った。
これが的中したスールシャールの観察眼
シティは攻撃に活路を見いだせない中、アグエロとベルナルドに変え、マフレズとジェズスを投入した。
ユナイテッドの弱点であるWGBの裏のスペースの攻略に出た。
ショーがインサイドハーフに対して出てくるためマグワイアとウィリアムズの間が大きく開く。
ウィリアムズはサイドのカンセロとマフレズが気になるため絞りが遅くなった。まんまと背後を取られ何度かマフレズに攻略された。
BOX内での動きが上手いジェズスを入れた理由も合致する。
ワンビサカを恐れたスターリングを中でプレーさせ左サイドは交代で入ってきたメンディーに任せる形を取った。
ここで、スールシャールは手を打ち、バイリーとマクトミネイを投入しショーをWGBにし中盤を3枚にして中央を固めつつ、サイドのケアをした。
これがズバリ的中しピンチを作らせなかった。
インサイドハーフに出ていく守備をしていたが、そこを狙われたので、中盤を3枚にして3枚で相手の中盤+落ちてきた選手を見るようにし、スリーセンターバックはラインを保ちつつ中を固めた。
しっかりとした狙いが見えたユナイテッドのビルドアップ。"あえて食らいつかせた"シティの弱点を引き出し、ユナイテッドの特徴を活かした"ミスマッチ"
相手の3トップに対し、ユナイテッドは3バック。
ビルドアップをすれば完全にハマる形になる。
中盤もハマる形になり、ウイングバックにはサイドバックがマークしにくる形になった。
そこでスペースが生まれるのはどこか??
そう、SBの背後のスペースである。
マティッチに入った時には背後と前からプレッシャーをかけられ、マグワイアに下げるにもアグエロが付いてる。ここでのコースは下がってきたウィリアムズしかない。
そうするとマークのカンセロもここぞとばかりに狙いに来る。
そこでマティッチは飛ばしてSBの裏のスペースに出したのだ。
そこにはマルシャルがいて、フェルナンジーニョが釣り出されている。
そこでミスマッチが生じ、身体的に優位なマルシャルはことごとく勝利し、チャンスを作った。
フェルナンジーニョが引き出されたことでオタメンディのと間が空いた。
そこをブルーノが入ってきてフリーのシーンを何度もつくったが、来なかった。
逆サイドでも同様。カウンター時には徹底したSB裏を突いた。迷いなくジェームスは走りそこにボールがくる。スピード勝負に苦手なオタメンディはうかつに飛び込めない。スピードを活かしたドリブルで運ぶ。
フェルナンジーニョもマルシャルがいるためカバーリングには行けない。またしても開くのがCB間。ブルーノは呼び込んだが来なかった。
だが、このSB裏は徹底して狙っていた。これがシティの弱点だからだ。守備力が高いとは言えないカンセロとジンチェンコ。フィジカル的に劣るフェルナンジーニョ、スピードに難があるオタメンディ。
この最終ラインの弱点を突き、ミスマッチを生み出した。
スールシャールのこの戦術の落とし込み具合、洗礼された攻撃、カウンター、そして守備と全てが素晴らしくシティよりも上だった。
あっぱれ!!!
そしてイガロを入れ、前線からプレスをかけつつ、起点を作った。
イガロはしっかりとボールを収め、時間と空間を作り出した。
アディショナルタイムには素晴らしいキープからフレッジに。
エデルソンのパスミスをダイレクトで打ったマクトミネイのダメ押し弾で勝負あり。
実はこれもSB裏を突いた形から生まれた得点だ。
ホームで完勝し、10年ぶりのシーズンダブルを達成した。
スールシャールはニヤリ。してやったりの表情🙄🙄
全員が自分に与えられたタスクを全うした。それを仕込んだスールシャール。
素晴らしい監督、選手、スタッフ、サポーター。団結した素晴らしい勝利だった。
全世界が注目するゲーム。この数年間リードされ続けた赤い悪魔。誰しもマンチェスターといえばユナイテッドだったが、近年の低迷によりシティが勝つと予想してただろう。
だが今季は一転。ユナイテッドが3勝を挙げた。
帰ってきたユナイテッド。
クラブレジェンド・オーレ・グンナー・スールシャール。
監督として帰ってきてはじめてのフルシーズン。
当初は結果が出ず、苦労し解任とまで言われた。
だが、補強はことごとく成功。冬の移籍市場で獲得したブルーノとイガロも大成功と言えるだろう。
2月から負けなし。10試合で2失点と堅守。
怪我人が相次ぎ苦しかった時期を乗り越えた。
ようやくポグバも復帰する。
これからシーズン終盤にかけて大きな期待がかかる。ブルーノとポグバのケミストリー。こんなにワクワクするのはいつぶりだろうか。
今週末にはモウリーニョ率いるトッテナムとの大一番が控える。
TOP4フィニッシュのライバルには差をつけたい。
今のユナイテッドは強い。それだけは断言できる試合を見せてくれた。
これから最終盤、タフな闘いも乗り越えよう!!
最高の夜だった!!!
Manchester is RED‼️
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2020.3.10.〜Hoso's Football〜

