こんにちは! 

 

お久しぶりの更新になりました。

 

本日緊急事態宣言が出される事により、在宅ナウです。

 

 

さて、今回のテーマは

 

今季の補強がことごとく当たったスールシャールの功績に加え、新加入選手がもたらしたこと

 

について分析します。

 

2018ー2019シーズン途中でスールシャールはモウリーニョが解任された後の、名門復活に向けて監督の座についた。

だが、ノルウェーのモルデの監督をしていたことで、「暫定監督」としてオールド・トラフォードに童顔の殺し屋が帰還した。

 

見事に立て直した。干されていたポグバを覚醒させた。

 

チャンピオンズリーグラウンド16の2ndLeg vs Paris Saint-Germain戦では、奇跡の大逆転を起こし、ベスト8に駒を進めた。しかも、主力を欠く中素晴らしい采配で勝利をもぎ取ったのだ。

 

だがそこから勝てない大不調に陥ってしまった。それも、暫定監督から正式に監督に就任した後の矢先だった。

 

そして、2019-2020シーズン開始前には改革を始めた。

 

キャプテンのバレンシアは契約満了で退団、格下相手にしか結果を残せないルカクをインテルに放出し、破格の年俸にも関わらず何もに越せないアレクシス・サンチェスもインテルに買い取りOPなしのレンタルで放出した。

スモーリングはローマへ、ダルミアンをパルマへ放出した。スモーリングはレンタルだ。

そして痛かったのは、アンデル・エレーラの契約満了で退団だ。それもパリ・サンジェルマンへの加入だった。これはフロントのせいだ。

 

サー・アレックス・ファーガソン退任後、モイーズ、ファン・ハール、モウリーニョと継がれ崩れた、マンチェスター・ユナイテッドを取り戻すべく、ファーガソンの血を受け継ぎ、黄金時代を知るスールシャールは若手とベテランの融合とアカデミーの発掘に力を入れた。

 

不安定なDFラインには、レスターから、イングランド代表のハリー・マグワイアをDF史上最高額で獲得した。

そしてネヴィル以来不安定な右サイドバックにクリスタル・パレスからアーロン・ワン=ビサカを獲得した。

イングランド2部のスウォンジーからウェールズ代表のダニエル・ジェームスを獲得した。

 

ホームグロウン選手の獲得だった。マグワイアはユナイテッドファンであり、イングランド代表として素晴らしい活躍を見せていたが、ここまで高い額を払って獲得する選手なのかという意見も多かった。

ワン=ビサカはクリスタル・パレスに突如現れた新星だった。手足の長さを活かし、攻撃を無力化する守備で、マネやソンなど名だたるアタッカーを封じ込めた。

ジェームスは無名と言って良いほどメジャーな選手ではなかった。即戦力としては当時はだれも思ってはなかっただろう。

 

マグワイアは、不安定なセンターバックを見事に立て直し、ビルドアップのできないCB陣を忘れ去るほどの、高いビルドアップ能力を発揮している。プレッシャーが来てもしっかりと繋げ、持ち運ぶことができるため攻撃においても高いクオリティによってユナイテッドに大きな変化をもたらした。さらに冬に退団したヤングのあとの主将も任されており、監督・選手のみならず、ファンの心をつかんだ。

 

ワン=ビサカは対人の強さ、スピードを駆使し、ユナイテッドの右サイドに君臨した。デュエルにはとことん勝利し、スターリング、マネ、ソンなどの1対1をほぼ完封した。今季最も評価を上げたDFの選手だ。

 

ジェームスにおいては、序盤は大活躍し心を奪われた。爆発的なスピードに加え、落ちない運動量、労を惜しまない守備をするなど、誰もが予想しなかった活躍を魅せた。

このジェームスの獲得は、ユナイテッドのレジェンドでありウェールズ代表の監督でもあるギグスが獲得を勧めた。スールシャール監督だからこそコミュニケーションがとれたといっても過言ではない。

 

このように夏に獲得した3選手は素晴らしい活躍を披露し即戦力となった。この3選手により勝利した試合は多い。

 

ジェームスはカウンター時において重要なピースだった。奪った後の前線に素早く走れる。トップスピードに乗るまでがバケモノ級に速い。

攻守において重要な役割を担ってくれた。

 

マグワイアとワン=ビサカはワールドクラスになりつつある。

 

序盤でのポグバの負傷によりクオリティを失った中盤は後半戦に向けての課題であった。

 

そして冬、

スポルティングから、ブルーノ・フェルナンデスの獲得を果たした。

そしてエース・ラッシュフォードの長期離脱により、手薄なFWとしてギリギリで中国からオディオン・イガロを獲得した。

 

これによりさらにマンチェスター・ユナイテッドは息を吹き返した。

 

特にブルーノ・フェルナンデスは素晴らしい活躍を魅せた。ゴール、アシストに加えすべての局面において違いを生み出した。

2月にデビューしたにも関わらず、2月のプレミアリーグ月間MVPを獲得した。

中盤のクオリティは向上し、今季めざましい活躍をするフレッジ、マクトミネイとともに圧倒している。さらに調子を取り戻したマティッチもいる中盤はプレミア屈指の怖さを誇る。

 

イガロはユナイテッドの大ファンだ。プレーでもしっかりと結果を残している。

 

ここに、ポグバ、ラッシュフォードが加わったユナイテッドはワクワクしかない。

 

それにスールシャールはアカデミーの選手にも継続してチャンスを与えている。

グリーンウッド、ブランドン・ウィリアムズの台頭はスールシャールの功績だ。

 

PSGとの大一番でもグリーンウッドやチョンを出場させた。経験だけではなく、しっかりと力を見定めている。

 

グリーンウッドは今シーズン2桁得点を挙げている。まだ18歳だがめざましい活躍で世界から注目される逸材になった。

ウィリアムズも信頼を勝ち取り、デビュー半年経たずに、欠かせない選手になりつつある。

 

的確な補強と起用法、若手を積極的に起用する姿勢でユナイテッドの再建をしている。

 

ウッドワードCEOになり、一貫性のない補強、ビッグネームに踊らされた補強で失敗を繰り返してきた。

メンフィス・デパイ、シュバインシュタイガー、ディ・マリア、ファルカオ、サンチェス、、、、、

 

一見、豪華なメンバーだがどれも失敗。目先の勝利を追い求めた結果悪夢の時代を繰り返すことになった。

 

今シーズンのウッドワードCEOは少し変わってきたという印象。スールシャールの欲しい選手をしっかりと獲得してきた。まだまだ鼻につく行動や考え方があるが、スールシャールになり確実に変わってきている。

最終日にイガロを連れてきたのは大きかった。

 

もっと仕事を早くできればいいのだが、、、、

 

今シーズンから明らかに良い方向に進んでいる、マンチェスター・ユナイテッド。

 

中断がいつまで続くかわからないが、確実に来シーズンは我々が知っている強いマンチェスター・ユナイテッドが帰ってくるだろう。

 

世の中は大変な状況ですが、自分の行動で命を救えます。不要不急の外出を避けてSTAY HOMEしましょう。

 

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2020/04/07 ~Hoso's Football~