皆さんこんにちは😃
新型コロナウイルス拡大により、日常が奪われていく現実に心が痛む毎日です。
手洗い、うがいの徹底をしましょう!
さて、今回のテーマ
ユース年代での課題と現状を紐解く。
サッカーの本質を見る。指導者が選手を潰している。
これを個人的に感じたことを記事にしたいと思います。
あくまでも、個人の意見です。
筆者である私は、現在大学生です。
大学入学する時まで12年間サッカーをしてきました。
もちろん高校サッカーを3年間みっちりやりました。
死ぬほどキツくて逃げ出したかった時もありました。
でも終わった時には成長した自分を感じられたことはいい経験でした。
環境のせいにするのはいけないのは分かっています。でも、もっとサッカー選手として成長できなかったのか?
もちろん自分の責任だとは感じていますが、高いレベルでプレーするほど、指導の格差は出てきます。
なにをユース年代で指導し、どこを目指してやるのか。
もっと海外を見ないと日本は置いていかれるばかりだと感じました。
ユース年代の現状
まず、ユース年代は大きく2つ。
高校の部活動、Jリーグの下部組織などのクラブチーム。
多くの選手は前者だ。
青春をサッカーに捧げ、人間性を磨き、仲間と切磋琢磨する精神力を鍛える。
名だたる強豪校は各都道府県に存在する。
チームによって色は変化している。
ポゼッション主体のチーム、堅守速攻のチーム、フィジカルを活かした裏ポンチームなど。
高校生が熱く戦う試合はおもしろい。
だが、それで本当に良いのだろうか?
選手たちはしっかりと判断した上でプレーできているのか。
監督やスタッフの顔色を見ながら、試合後の罰を気にしながらプレーするチーム・選手が多すぎる。
ミスを恐れるプレー、判断を伴わないクリアやロングキック。
僕はすごくこれを感じていた。
ミスをすれば、ベンチから罵声を飛ばされる。
失点すれば失点数×数本程、試合後に走らされる。
それは本当に選手の為になっているのだろうか?
もちろん教育の一環として部活動、サッカーは存在する。
プレイヤーとしてより高みを目指すことをしなければならない。
Jリーグのユースチームは人数も限られる。
部活動で成長しプロを目指す選手は山ほどいる。
中学の時、ずば抜けてうまい選手が、ある日対戦すると全然上手くないと思った経験は誰もがあると思います。
それはドリブラーやFWの選手がほとんどではないでしょうか?
中学年代では、身体の成長などで、格差を見せることはできたが、カテゴリーが上がり身体的にも完成に近づいてくる中で埋もれてしまう選手は山ほど見てきました。
それはなぜか?
プレーの本質を間違えているから。
特にテクニックが高くてドリブルがうまい選手。
大体の選手はドリブルやテクニックが目的になっているから。
ゴールを奪うための手段ではなく、ドリブルのための目的になっている。
そういう選手のプレーはボールを受けてから開始するから伸びないし潰されるのである。
大概、ドリブルの技術が足りないと言ってドリブルやテクニックを練習する。
まず、そこが間違えている。
良い選手はボールを受ける数秒前からからプレーが始まっている。
ドリブルやテクニックは人よりあるわけだから、もっとそれを活かせるような、ゴールに繋げるようなプレーをしないといけない。
そこで大事なのが、
ボールを持っていない時
である!
サッカーは90分でボールを触れる時間は、多くて3〜5分である。
それ以外の85分間はボールを持っていない時、オフザボールである。
オフザボールの動きがサッカーにおいて一番重要である。
考えて走る。状況を見て、相手も仲間も見てポジションを取る。
これをできる選手が少ない。
よく、サボるな!とか走れ!と言われることが多いのではないでしょうか?
でもそれだけで指示が終わってますよね?
練習中、判断自体を否定されたり、「こうだったら、こうしろ!」と指導者に押し付けられることが多かった。
なぜ、そこでボールを受けたのか?
なぜ、そこのポジショニングをとるのか?
選手に投げかけることで、選手の判断を汲み取れる。
それを踏まえた上での指摘なら良い。
否定から入る指導者が多すぎる。
選手に考えさせる。その上でアドバイスを加える。これが一番大切だ。
サッカーには正解がないからね。
あと一つ。今プレーしている選手がこの記事を読んで頂けてるのなら、これを俺から言いたい。
技術=テクニックではないということ。
技術とは止める・蹴る・運ぶ
がしっかりとできること。
基本ができる選手が生き残る。
しっかりとした技術を持ち、良い判断と早い判断ができる選手が上へ行く。
日本人で例えるなら、香川真司選手や遠藤保仁選手、中村憲剛選手が挙げられる。
海外なら、イニエスタやキミッヒ、ブルーノフェルナンデスなど。
派手なプレーはいらない。シンプルに!
リフティングで技ができるやつは上手い、
エラシコやルーレットができるやつが上手い。
もちろん素晴らしい技術だが、そんなことができなくても活躍できる。
練習で誰よりもトラップとパスにこだわる。
練習後、みんなが談笑してたり、バー当てとかしてる時に、動きの中で止めて蹴る練習をする。
これだけで周りと差をつけることができる。
先程も述べたように、特に高校の部活では、罰走や試合後の制裁などが多すぎる。
それがサッカーで必要なことなのか?
試合負ければ走る。よくわからない。
実際に俺もこれを毎日のようにやらされた。
そう、やらされてるということだ。
無理やり声を出せと言われ、出なかったら追加。
なんやねんそれ。
それで勝てるならやるよ。
それで次勝てるわけがない。負けた理由がわからんから。
なぜ上手くいかないのか、どこがいけなかったのか。それを考えさせる。精神面は必ずサッカーを通して強くなる。
目標を叶えるために、目の前の試合に勝つ、ことより、罰を避ける為に勝つ。
ことが選手の頭に少しでもあればそれは間違えているのかもしれない。
だってミスを恐れるから。
目標があるなら、ミスしてミスして、改善。
ができる。
でも失点しないように逃げのプレー、とられたらどうしよう、ベンチの声が怖いな。
もしこう思っている選手が自分やチームにいるとすれば今すぐ捨ててほしい。
逃げのミスに成長はないから!
自分が判断してミスした。じゃあつぎどうしようと考えろ。
成功の反対はミスではない。
チャレンジしないこと!
自分の技術ミスを指摘してくる指導者は大した指導者ではないから。もっと自信持って。
「逆サイドフリーだ。あ、でも相手対応してきそう。一回手前につけて、相手を引き付けて展開しよう」
と判断して、なんで出さないんだー!とか、言われてもいい。俺の判断はこうだ!と自信を持って言えるように!
そこで指摘を受けたら素直に受け入れればいい。
自分のプレーの判断に理由を持つ!それが大事。
今回はこの辺りで締めます。
もし、この記事を読んで頂いている方が高校生、中学生だとしたらこれを実行してほしい。
自分はこれまで多くの指導者と出会ってきました。
中学年代のスペインで勉強された監督は1番の恩師です。
高校2年の地域選抜でU-17日本代表監督にもご指導頂いたことがあります。
良い判断ができる選手が上へ行く。
これは高ければ高いほど言われる言葉でした。
全てはゴールを奪うため、ゴールを守るため。
サッカーは単純に言えばこの二つ。
これを逆算してプレーできる選手になってください。
もしこれを見ている指導者。
もう一度、自分の指導を振り返ってみてください。
プレーのレシピを与えるのではなく、具材を与えてください。
調理するのは選手です。
最後までご覧頂きありがとうございました😊
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日本の宝、最高のコメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスでお亡くなりになられました。
いつも笑わせていただき本当に悔しいです。
ご冥福をお祈りします。
コロナの恐ろしさは底知れません。不要不急の外出は避けてください!
あなたの行動が命を救います!
2020.3.30.〜Hoso's Football〜