2月1日にイングランドプレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンのマッチがオールドトラッフォードで行われた。

ユナイテッドの新加入ブルーノ・フェルナンデスが初スタメンでデビューを飾った。

結果はスコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。

ゲーム展開

アウェイウルブスは序盤から攻勢に出た。アダマ・トラオレとラウール・ヒメネス、ディオゴ・ジョタを中心に仕掛けてきた。
ユナイテッドは加入し即スタメンのブルーノ・フェルナンデスがトップ下でタスクを担った。
マティッチが出場停止でフレッジとのコンビはアンドレアス・ペレイラ。彼のレベルはプレミアでは通用するとは言えない。簡単なミスでボールを多く失いピンチになった。
ブルーノがフリーでゴール前からのミドルシュートもGK正面に。ブルーノは相手ボランチのネベスとモウティーニョとのマッチアップで同じポルトガル代表の仲間とたたかった。

お互いチャンスを作れず、ユナイテッドもホームで勝てずスコアレスドローに終わった。ユナイテッドはリーグ戦3試合連続無得点に終わった。
この3試合はエース・ラッシュフォードが怪我で離脱してからのものだ。

得点力不足は顕著になっている。
イガロの加入でどう変わるのか。またブルーノのフィットでどう変わるのか楽しみです。

新加入 ブルーノ・フェルナンデスの評価

スポルティングからやってきた司令塔はチーム合流2日でリーグ戦のスターティングメンバーに名を連ねた。多少の味方とのズレはあったが連携の部分はこれから向上していくだろう。
くさびや左右の散らしやロングボールの精度は流石という感じだった。セットプレーのキッカーも任されていたのでチームの中心として早くも機能した。ペレイラとフレッジがうまく捌けなかったのでブルーノは何度も落ちて後方から組み立てるプレーもしばしば見られた。
後半からはボランチへとポジションを移した。パスミスもあったが守備の意識も高く、ユナイテッドの前線がプレッシャーをかけないため自分でかけにいくシーンもあった。
味方への指示もジェスチャーをしながらやっていた。ピッチ内での修正もうまくいってくれると嬉しい。
90分通して良くやってくれたと思う。最後の方は少し消えてたが、様々な要因(移動、契約の事、撮影、家族)があってこのプレーは拍手喝采だろう。


またもや点が取れない
原因は??


なぜ、また点が取れない?
それはゴールに対して向かうプレーが明らかに少ない。

足元で受けたがる選手が多すぎる。それに、逃げのパスが多すぎるという点が原因ではないかと私は思います。

背中向きでプレーするのが多い。背後を取るプレーはほぼない。何度か、マルシャルのポストでテンポよく落として前向きの選手を使うというのはやっていてチャンスになりかけたが、点で合わすので10回やって1.2回チャンスになれば良いだろうという形だった。

ウルブスは3バックもしくは5バックという形だった。その時の弱点はウイングバックの裏のスペースだ。

なぜ、そこが弱点かというと、ウイングバックは1人でサイドバックとサイドハーフを見なければならない。FWのサポートがあればある程度は緩和されるが、サイドは第一優先ではない。だからサイドバックが高い位置を取り引き出せば裏のスペースが開くということだ。そうすればもしボールをそこで受ければボランチが対応するかCBの1人が釣り出される形になり、そうすればハーフスペースやバイタルなどゴール前のDFの人数が少なくなる。だからチャンスを作りやすくなるという事だ。

もし、ウイングバックが裏のスペースを対応してくればサイドバック(ワンビサカ、ショー)は中でプレーすれば良い話だ。
実際にワンビサカは中にドリブルで侵入し、マタが惜しいシュートを打った。ショーは高い位置で中寄りのプレーで数的優位を作った。

ブルーノがミドルを打ったシーンもサイドで作ってこぼれてきたときにはフリーだった。

だが、ユナイテッドは頑なに中から打開しようとした。死角に入るわけでもなくただブロックの外で回していた。だからチャンスが作れなかった。
ジェームスも存在感がなくスピードを生かすこともなかった。

ラッシュフォードがいたならばある程度個で剥がせたがジェームスはスペースがないと厳しい。

フリーランをする選手。どう崩すのかを共有できる選手。もっと出てきて欲しい。

新加入のブルーノはボールがない時、ジェスチャーで指示していた。フリーランもトップ下の時は良くしてた。守備の戻りとネガティブトランジッションはチームで1番良かったと思う。

サッカーは90分通してボールを持ってる時間は多くて5分程度である。それ以外の85分はオフザボールなのである。

では、そのオフザボールでどのくらい仕事ができるのか。
マタやブルーノは良くやっている。
ウィンターブレイク明けでどう変化しているのか期待したい。何と言っても明けの試合はチェルシー戦だ。トップ4に入るには負けるわけにはいかない相手。

イガロの加入も決まりCFで起用できる即戦力も加わった。前線で起点を作れそう。
マルシャルが左のプランもあると思う。

ポグバやマクトミネイは間に合うのか。間違いなく戦力は揃ってきている。あとリーグ戦も少しだし、ELのノックアウトステージやFAカップも控える。全部の試合100%で!

あと少し気になるのはワンビサカの対応。対人はパーフェクトだが、叩かれた後の対応が少し気になる。ワンツーの対応が甘い。速さとアジリティや脚の長さでコーナーに逃れたりしてナイスと一見思われるが、ちゃんと対応しないとレベルが上がるとやられる。
まあそれも経験しながら学んでいって欲しいですね。

ダロト最後のは決めてくれよー笑

今週末は試合がない!
退屈ですね。次のチェルシー戦が待ちきれません!!

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2020.2.7.〜Hoso's Football〜