19-20イングランドプレミアリーグ第18節 マンチェスターユナイテッドvsワトフォードが行なわれた。
ここまで1勝で最下位のワトフォードに対し直近2勝2分けと負け知らずのユナイテッドの対戦。
後半にセットプレーからデヘアのファンブルで痛恨の失点。その後ワンビサカが与えたPKで失点。
早い時間から復帰したポグバ、18歳のグリーンウッド、ベテランのマタを立て続けに投入した。
だが、そのままタイムアップ。ユナイテッドはまたしても下位相手に負け。データ通りの結果だ。
一方ワトフォードはホームで悲願の勝利。
前半のチャンスを決められなかったのは痛かった。
前半のキーパーのと一対一の場面でリンガードが枠の上へループシュート。これが決まっていれば展開は変わっただろう。
これを決められないのは今のジェシー・リンガードを物語っている。
またも引かれた相手に苦戦。前線だけでなく全体としてアイデンティティがない
前線だけでなく、ボランチ、サイドバックがもっとクオリティを上げたい。
ボランチは何度もここでかかせて頂いてるが、マクトミネイとフレッジの2枚の攻撃面での貢献度の低さ。中盤で受けて叩く。それで終わり。
ずっとブロックの外で回して崩せないのであれば、三列目から前線に飛び出すとか工夫をしなければならない。
2人にはその動きが全くない。
特にマクトミネイ。オフザボールでの貢献度は低い。たしかに昨シーズンから力を伸ばし、ビッグマッチでは攻守に活躍したが、攻撃の引き出しが少ない。描くビジョンだったりが乏しい。
応用がない。
この問題を解決できるのは6番ポグバであった。
復帰し、万全ではないもののオフザボール、オンザボールともクオリティはワールドクラスだった。ハーフスペースの深いところに飛び出したり、ワンタッチでリズムを変えたり、自らバイタルエリアに侵入し、ポストプレーだったり、またロングシュートを狙ったり。
相手がこうきたらこうしよう、ジャンケンで例えると相手がグーを出せばパーを出す、チョキを出せばグーを出す。いわゆる「後出しジャンケン」ができるのがポグバ。
今までのユナイテッドは相手がグーを出せばグー又はチョキを出していた。
また、ポグバは相手にグーを出させるような工夫を見せて自分はパーを出すこともできる。
引き出しが豊富なため、それだけのアイデアだったりクオリティが出せる。
ポグバが入ってから得点の匂いがした。
ボランチだけではない。特にサイドバック。
左はショーがクロスやハーフスペースでの仕事は見せるが、問題は右サイド。
ワンビサカだ。
守備は素晴らしいが、攻撃になると力を発揮できない。
クロス精度も低く、これといったプレーもしない。上がるタイミングやサポートの位置、自分がもっともっとアイデア出してやっていけばいい。中にカットインしてもいいしクロスに入ってもいい。ボランチの位置で捌いても良い。
与えられた事しかできない選手には上はない。
それはユナイテッドの選手全員に言える事だ。
リーグ最下位の相手に負けているようではCL圏愚か、EL圏内も遠のく。
自分はクロス精度の高いダロトをもっと起用してほしいと思っている。
だが、この状況での唯一の救いはポール・ポグバの復帰であることは間違いない。
次節はニューカッスル戦。アウェイで敗れている相手だ。勝つしかない。
クリスマスを8位で迎えたマンチェスターユナイテッド。このまま古豪になるのか。また、強豪になるのか。ビッグクラブとしての意地を見せて欲しい。
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良いクリスマスを🎄
2019.12.24.〜Hoso's Football〜