プレミアリーグ第15節マンチェスターユナイテッドvsトッテナム・ホットスパー戦が行われ、ユナイテッドの2ー1の勝利に終わった。
前半から終始アグレッシブにハードワークをし、素早いプレッシングで相手を自由にさせなかった。
ラッシュフォードの2得点を守り切った。ほぼ「完璧」な内容だったレッドデビルズ。
モウリーニョがオールドトラフォードに帰還した最初の試合で個々の成長を見せつけた。特に、マクトミネイやフレッジは中盤を制圧した。
セカンドボールをことごとく拾い、広い守備範囲でボールを回収し、前線にも素早く繋いだ。運動量も90分落ちなかった。
リンガードも素晴らしい動きをみせた。ハーフスペースで受け起点を作った。このまま調子を上げて欲しい。
スパーズの起点をことごとく潰した。これもスールシャールのプランだった。
激しいプレスをかけたユナイテッドは、ウィンクスにゲームを作らせなかった。これはとても大きかった。
スパーズの攻撃はアルデルヴァイレルトからの中盤省略したロングボールで裏のケインや孫興民を狙うことしかできなかった。
だが、マグワイアとリンデロフを中心にシャットアウトした。
弾いた後のセカンドボールもマクトミネイとフレッジがしっかりと先手を取った。
スパーズの右サイドは明らかに「穴」だった。好調ラッシュフォードも躍動した。
スパーズの右サイドはオーリエ、ルーカスモウラ、シソコ、サンチェス。
オーリエ、シソコ、サンチェスは対人の守備には強いが空間認知の守備はうまくはない。
オーリエが攻撃的にポジションを取るためその裏のポジションはサンチェスかシソコがカバーに入ることが多かった。
ユナイテッドの2得点もその「右サイド」から生まれた。
まず1点目、フレッジが持ち、ラッシュフォードがサイドに張りグリーンウッドも中間ポジションに位置し、ハーフスペースにリンガードが入りそこに縦パスをいれた。
オーリエがラッシュフォードに引き付けられて張っていて、リンガードにはサンチェスが付いていた。リンガードが外に運んだためそのままサンチェスは対応した。その時にハーフスペースに大きなスペースが生まれた。ボランチもカバーに入れてなく、もう1人のCBアルデルヴァイレルトもスライドしておらず、うまくそこにラッシュフォードが走り込み、素晴らしいドロップシュートが炸裂した。
続いて2点目のシーン、ラッシュフォードがオーリエを抜き去り、カバーに入ったシソコがスピードを止められずたまらずファール。PKを落ち着いて沈めた。
ラッシュフォードが絶好調なこともあってか、ユナイテッドの左サイドは制圧🤜
エリクセンが入りポジションを変えながら打開を試みたが守り切った。
さて、迫るは次節マンチェスターダービー🦹♂️
12月8日2:30〜エティハドスタジアム🏟
マンチェスターU🆚マンチェスターC
DAZN 実況 下田恒幸さん
解説 戸田和幸さん
このタイミングでのダービーマッチ。ユナイテッドは欠場から復帰したマルシャルはメンバー入り。ポグバは欠場。
一方シティは、ラポルトは欠場でアグエロも微妙という感じ。
おそらく、エデルソン、右からウォーカー、ストーンズ、フェルナンジーニョ、メンディ
ロドリ、デ・ブライネ、ダビド・シルバの3枚
ベルナルド、ジェズス、スターリングの前線でくると予想。
ストーンズ、フェルナンジーニョのところは安定度は抜群というわけでもない。フェルナンジーニョは本職ではない。
ユナイテッドのスピードが活かせればぶっちぎることは可能。
気をつけるべきはデ・ブライネ、D・シルバの両インサイドハーフ。
攻撃時にはハーフスペースに侵入し、5トップ気味になる。そこから降りてきてボールを受け素早くはたき、自分のいた所のスペースにスターリングやベルナルドが入ってきて、細かいパスワークで崩してくる。
ユナイテッドはバランスを崩さないことに加え誰がアタックに行くのかをはっきりとさせたい。
サイドバックも高い位置を取り、デ・ブライネの高速クロスは警戒することが大事。引きすぎてもダメだし間延びしすぎてもダメ。
しっかりとコンパクトにしながら奪った瞬間に前にグッと圧力をかけたい。
スパーズ戦同様に素早いプレスで自由を奪い、セカンドボールでも優位に立てれば勝機はある。
ユナイテッドの予想スタメン
GKデヘア
DFワンビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー
MFフレッジ、マクトミネイ、リンガード、ラッシュフォード、ジェームス
FWマルシャル
4-2-3-1のシステムで来ると予想。
攻守両面で活躍できるルーク・ショーをスタメンで。
ここで勝利し一気に流れを掴めるか。このマンチェスターダービーは今季を占う一戦だ。
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2019.12.7.〜Hoso's Football〜