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自分は今高校三年でいろいろ進路とか考えなきゃいけない時期なんですが、自分はやりたいことが見つからなくて困ってます相談に乗ってもらえたら嬉しいです
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メッセージありがとう。

君が生まれる頃の
響鬼を観てくれて、
嬉しく思っています。

DMもスタッフから届き
読んでますよ^_^

現在、進路に悩み
大きな不安を抱いている
君の立場を
私も懐かしく思い出しました。


『卒業』

という言葉があります。

親、友、同級生
生まれ育った場所への愛着も
自分から
その都度卒業していかないと、
自分の人生が
始まらない瞬間もあります。

『卒業』

していって
新たな道、新たな出逢い、
新たな成長が待っている。

社会の仕組みのせいで
親は中々子供を手放さないし、馴染みの仲間、地元からも離れられない、しがらみが強い傾向も、成長を鈍化させる要因です。

『親離れ』

は多少痛みが伴うけれど、
自分の人生を全うするなら、精神的な『自立』は、早いうちに必要なことだと私は思います。

野生動物からもわかる通り、
生物は、

『自立する能力』

を持って
生まれてきています。

人間も同じで
その力を使うか使わないか。

子供の頃から徐々に
『自我』を奪われ、親と同レベルの人生や環境を送る『型』に、押し込められそうになるけれど、自分の為に

振り払う『愛』を
身につけるのです。


自分の足で立つ。
自分の道を行く。

『卒業』から始まる道は
自分を信じて進む
『第一歩』じゃないかな。

君と同じように、

大きな不安に押しつぶされそうなこの時期、私はいつも地元にある川湊の『住吉灯台』を夜眺めに行き、佇む船と灯台の灯り、川の流れを見ながら、精神的にまだ幼い人生を重ね合わせていました。


その場所は、
俳人、松尾芭蕉が45歳で出発し、江戸、東北、北陸など5ヶ月の旅を経て、旅の最後を結んだ『奥の細道結びの地』とされる場所です。

芭蕉が旅を結んだ地。
水は川から海へ流れ、
また新たな旅が始まる。

自分がどこに流れ、
どんな物語が始まるのか、少々センチメンタル過ぎて今は笑い話ですが、その頃は誰にも言えず住吉灯台を眺めながら、わからない将来の自分に期待と不安が交錯していた

懐かしい思い出。

誇らしい地元の歴史ある場所に佇むと、自分のちっぽけさを感じるのと同時に、

『未来しかない』

自分の希望の大きさに
気付かされました。

これからの時間、まだ知らない勉強をして、たくさん学び、豊かな経験を積みたいと思ってから『本当の自分』が始まった気がします。

大したことは
書けていませんが、

君の成功を願い、
君の幸せを
楽しみにしています。

いつでも連絡してください

^_^