あの人物が言った


『嫌なら観るな』


この発言の頃から
大勢がテレビを
捨ててしまった。

もう誰も
デモも抗議もしないくらい
離れるきっかけになった。



毎年
テレビ本体を捨てる層が増え
今は捨てるならまだマシで、
そもそも

『本体を買ったことがない』

若者たちが
主流になり始めた。

『いらない』

という答え。

情報の信用度は
大きく関係する。

『演出情報』

のヤラセ放送問題
『公序良俗』
は口にしない。

ネットを中心に話題になっている肝心な情報、『社会問題』だと捉えている一般紙、週刊誌がいくら報じても、テレビだけが

『知らぬふり』

する立場が目に見えて
当たり前になった。

公正なコメントが
できない場所に、正確な情報、楽しさを求めなくなり、若年層にまで

『失望』

を与えました。


私たち俳優陣、
芸能人らが黙っていたら

海外ドラマが
何百本も放送され始め、
ドラマ枠、
本数が減らされても

何も言えなかった。

その海外ドラマの大多数は
とてもクオリティが高い。

よその国では、

国内保護法で
自国の文化、芸術を
支える国も存在します。

海外作品を上映、放送したければ、国内作品も制作するという一定の『制限』を設けて、バランスを取る合理的な政策で守り、

あるいは、

スタッフ、キャスト一致団結して
ストライキやデモを起こし、文化、芸術産業を守る歴史は、43年振りの今も報道されています。


私たちの国はどうだろう。


上にいる諸先輩俳優方、
実演家のほとんどが、
法整備されない環境にも従順で
何も問題提起しなかった。

問題にしずらい環境に
置かれていたから
違法行為もエスカレートし

衰退してしまった。

また、

私たちエンタメ業界に潜む
一部の不健全さは、他国からひんしゅくを買う海外報道もあり、国際基準からも大きく遅れている現状だけれど、知らないフリをした方が

いいらしい。

欧米諸国に導いてもらわないと
くすぶる問題すら自力で表面化できない『未熟な国家』だと認定される前に、せめて自国文化の芸術、報道くらい自力で取り組んでもらう必要があります。


『嫌なら観るな』

『68位』の情報社会を
象徴する発言。

この先も野暮な情報を
放ったらかしでいいのか、
一人ひとりが
問われていると思うのです。

私は、

違法行為をした会社、人物らを裁判所を通じて確認し、不合理な攻撃にも耐え、情報ロンダリングの実態を発信しました。


報道に携わる
プロメディアの皆さん方、


社会問題を直視する
正確なジャーナリズム、権力を持つ者の『悪事』を伝えるのは、まだ

怖いですか。

エンターテイメント以前に

『搾取』『奴隷契約』
『強要』『名誉毀損』
『詐欺』『横領』

どれも
『合法』ではありません。

過去の取引の中に
不正があったことをテレビ放送局と双方で確認し、是正もしました。


改ざん丸出しの
ランキングごっこ、ヤラセ番組、切り取り報道、ねつ造記事は、プロとして評価を下げてきただけです。

本物のプロなら、
『何を残すか』
だと思います。

不正に踏み込み
良識ある一本の配信記事やスクープで権力者の不正を問題提起することは、社会を正すきっかけになるじゃないですか。

その力を

持っているじゃないですか。


若者たちが
その功績を受け継ぐプロ意識、
良識ある公益性で

『68位の情報社会』

を否定することに
熱くなってほしい。


プロなら、

情報の歪みに『憤る』感情を
避けられない時があると思うのです。

今の社会に適した情報の向き合い方があって、68位という不名誉を挽回してほしいと期待しています。


『情報がねつ造されている』


という声が当たり前になり、
68位の情報社会を
正す機会だと
世間は敏感に感じています。

行き着くところ、

情報の扱い方が曖昧で
日常的に
情報漏洩するような
ルーズな国、組織、集合体に、
正確な情報を

回すわけがないから。

『68位』

の構造が、現実に表面化した
問題ある情報社会です。