想像させる

『転換期』

新時代の若者たちは、
先輩たちに睨みを効かせ、
いい加減な言動を

許容しない。

家族や生活環境を
築きづらい社会にしてしまい、
人権を粗末に扱う社会に

黙っていない。

未来を壊した当事者に対しての復讐心、闘わないと自分が危ない社会。

『報いを受けろ』

そんな社会の空気感は穏やかではないけれど、予感がする転換期。



『自己責任』『まずは自助』
『今まで何やってたの』
『何が問題かわからない』
『緊張感をもって注視する』

危機感のない迷言。

先導する立場の方々の、
暗く重い未来へと導く言葉。

適当に門前払いして、
弱者の声に聞く耳を持たず、
たくさんの課題を

『未解決』

にしてしまった。

理不尽な発言、心ない言葉、
後世、新時代の若者たちには
通用しない。

『不正やめろ』『隠蔽するな』
『嘘つくな』『解決しろ』

どれだけ叫んでも、
改めないから、

『じゃあ解決するわ』

となる、即決感。



身近な社会問題が
ひとつひとつ重要なことなのに、向き合うスキルがなかった結果、

どこにでもあったはずの
希望や幸せが失われ

孤立させた。

低賃金の中で重税を課され、
有効に分配される社会でもなく、僅かな希望、ささやかな未来へ繋がる要望すら、

届かなかった。

『言論で闘う』

綺麗事を聞くけれど、
相手によっては、一方的な虚偽しか使わないから議論にならなくて、解決できなかった。

知る由もない第三者、
顔のない鬼畜までが、利益を得るためなら憶測で他人のことを投稿し、事実を捻じ曲げて拡散しながら

社会を汚していく。

何が『民主主義』か。

ピントがズレないように、
若者たちの照準は

合ってきている。



『不正、隠蔽、嘘やめろ』

こんな当たり前が、
いつまでも届かないから、未解決問題が山積みとなり、引き金が引かれた。

居場所が無くなること、
拠り所を失うこと、

『人生』

そのものの回復に向けて、何から手を付けていいのか、経済的、精神的な問題を抱える人たち。

それでも
ただ受け入れるだけではなく、理性を保ちながら、未解決問題を直視し、解決策を模索する。



『先輩、いい加減
危機感を持ってくださいよ』

若者たちの覚醒、
響く転換期の声。

未解決では終わらない。