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色んな情報を知ると、与えられるだけの情報では知り得ない、いつもモヤモヤしたまま煙に巻かれた様な感覚だったのに、それを当たり前として無理やり納得させられていた事に気づきました。
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芸能活動の本質は
皆さんがいなければ
成立しないものと
思っています。


受け手、送り手、
出役との公正な
対人関係、

『需要と供給』
『双方向』

で成り立つ職業だと
認識してきましたが、

近年は
異なってきました。


コロナ禍になり
誰もが辛いからこそ
応援する立場、
稼げなくても
出演が続かなくても、
痩我慢してでも

視聴者や観客を
自分の言葉や作品で
励ます立場の職業でもあると
教えられてきました。


でも、どうやら
違う向きがある。


人それぞれですが、
浅ましくみっともない。

誰かを蹴落とし
数字全般順位の改ざん、
ありもしない
人気のすり替えで居座り
いいね、フォロワー数の
異常な水増し斡旋。

『数字の疑義』
『情報の疑義』
『娯楽の疑義』
『中身の疑義』
『存在の疑義』

あらゆるジャンルで
疑い、改ざん、偽装が
横行する状態を
見抜いているとしても、

慣れてはいけない。


『嘘はじめました』
『イカサマ』
『デタラメ』
『でっちあげ』


居酒屋のメニューなら
多少センスがあるのですが、
おかしなことは
正確に指摘して

『嘘知っています』

と発信することです。


楽しかった
本物のコンテンツが搔き消され、望まれていない企画や人物、幼稚なキャラで溢れ返り、評価されてきた大切な人やコンテンツが消滅する不自然さ。純粋な観客の方、熱心な視聴者の方々にはとっくに気付かれ、フラれてしまいました。

数字に問題がなくても
コアで理由を付け、
制作費で理由を付け、
スポンサーで
理由を付ける。

しかし

昔も今も根拠、証拠、
誰の発言かも
示さない誘導だなと
誰もが悟っています。

都合のいい理由付けで
押し通され、
納得できるものが

もはや

地上にも
見当たらないと
誰もが嘆いています。


大衆との信頼関係を
結ばなかった姑息な存在は
見向きなどされるわけもなく、
自滅の道を辿る状況を
冷ややかに
見ているのではないでしょうか。

信用がなくなった
奢り高ぶるなりすましに
魅力などなく、

世間の潔癖な姿勢に
未だ自覚がない制作物に

『騙されてやるものか』

といったところでしょうか。


全てのエンターテイメントは
出荷された時点で、
皆さんに届けられた

『商取引』です。


まともな出役は、
最高のパフォーマンスを発揮し届けたい。作品をいつ、何度見られてもいいような傑作を、将来いつまでも語りたくなるような役作りをとことん追求して、皆さんが楽しい気持ち、豊かな気持ちになる作品になるよう役柄を追及する。何百回も台本を読み、何度も台詞を口にして、役柄の何処に、どのシーンに輝きを持たせるか、それを探す為に何度も自主トレし、いつまでも台本を読み続けるのが『俳優』という孤独な職業です。

だから売れっ子の彼は
いつだって台本が読めるように、
何冊も入っているであろう
鞄を持っていました。

肩掛けカバン、ボストンバッグがパンパンなのは練習着、芝居以外の台本も含め、常にパフォーマンスを完璧にすることだけを達成させる為に、日々努力を積み重ねる重い荷物を持った生活を送っていたのだと思います。

『ファンに届けるカバン』

そう映りました。

どんな場面でも
1人の俳優として、
何を表現し、何を伝えるかを
いつも考える職業だからです。


バラエティ番組であれば
演出に従った多少バカげたことを真面目に発言したり演技をしても、画面の向こうで笑って過ごしてもらいたい、良質で個性的な魅力を感じる家電製品を見つけたなら、自分らしく徹底して熱く語り、そのメーカー、企業、開発者の方々の素晴らしさを掘り下げエッジを立てて、自分の趣味をわかりやすく広く大勢に伝えたい。

ラジオ番組であれば、
ラジオでこそ想像できて伝わりやすい食事処、音が印象に残る場所を提案し、OAする地域の方が歓ぶトーク、仕事や運転中に、あるいは家事や勉強中に気軽に聴ける、邪魔にならないイメージを浮かべながらのトークに切り替えます。

全て俳優業の
作業のひとつとして
皆さんに届けました。


しかし、
それらを否定され、生きることさえ閉ざそうとすることがおきました。