大晦日が近付くこの時期
NHK紅白歌合戦の舞台に
上がったことを思い出します。

ファンの皆さんも
懐かしく思って下さり
嬉しく思います。

今年一年もありがとう。
支えてくれてありがとう。

あれから14年。

あの頃の少年たちが
社会に飛び立ちました。


少年よ

今どんな社会に
立っていますか。

社会では
メンタルが弱い者ほど
攻撃的に襲いかかります。

無駄に攻撃的で
激しい威嚇行為
口調も攻撃的です。

攻撃的な者には
理由があるからです。

それは
「怖がり」だから。


結果的に
怖がりが溢れる社会。

必然的に
攻撃的な言葉が
社会に溢れ

純粋で優しく
真っ直ぐな人ほど
怖がりが放つ
心ない威嚇攻撃で

壊されてしまう。


色々な正義の味方
仲間だと思っていた人たち
憧れの職業だった人たち

成長するに従って実は

「おかしいな」と

誰もが
気付いてしまいます。

現実を知り

それを
理解してしまう人ほど
孤独になっていく。


例えば

違法な
ギャンブルがあるのに
合法な
ギャンブルがあったり 

罪を犯しても
捕まらない人がいたり

いじめはするなと
言いながら
圧力もいびりも
排除まで存在したり。

大勢の人は

社会の不自然さや
矛盾に愚痴を言いながら
本当の問題や
正確な真実にも目を背け

スルーして日常を
自然に過ごします。


でも、極一部の人は
あまりに腐敗した部分に
納得がいかず不自然さに

壊されてしまう。

何が自然で不自然か
善悪、白黒すら
考えさせてもらえず
判断させない。

都合よく
定義しない社会。


少年よ

自分を捨てたり
投げやりになった時点で
負けなんだ。

要領のいいやつは
自分が壊される前に
泥環境を捨てて脱出する。


事なかれ主義で
何が問題なのかすらわからず
放置するしかなくて
不自然に生きている人より

壁にぶつかる人、
悩む人、泣いてる人たちの方が実は余程まともで、自然じゃないかと感じたり

ペテンと欺瞞
デマガセウソ

不自然さが日常に溢れ過ぎているからバランスを崩し、やりきれなくなって透明になっていく。


少年よ

そんな現実でも
社会へ旅に出たなら
自分だけは胸を張り
自分の生き方をつくり
それを貫いて
響き続けてください。

自分が納得のいく人生を
本気で送って
響かせてください。

少しくらいはみ出るくらいじゃないと、創造力なんて何ひとつ生まれるわけがないから。

「怖いから自分を鍛える」

あの言葉です。


年の瀬

世の中で大合唱される
ベートーベン53歳の名作
交響曲第九番、通称

「第九」

正しい自由と平和を求め、自由に生きることを全力で掴め、本気で掴め!と楽団とコラボして大合唱した、始まりの名作。

大人になって
色々な現実を知っても
少年の自分を思い出し
本気で歌ってほしい

「少年よ」

年の瀬が来る時期
一年の総決算
思いのまま全力で
声を響かせ洗い流す。


2005年に誕生し
おっさんが躍動した
仮面ライダー響鬼。

少年たちに休息を与え
「正義」の気持ちを
再生させた作品。

第九の構成と
重なりませんか。

特撮ファン年の瀬の
「第九」なれ。

そう願っています〆