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改元に
轟く世の悪 あきらかに
今日は明日への 生き甲斐と為す★
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時代が変わる改元。
歴史を振り返ると、戦を節目に改元した時代も数多くありました。
平成という時代。
皆さんの平成時代は
どんな月日が流れましたか。
歴史が語る人の世
戦あっての節目。
挑戦が必要な
己の節目を迎えた時の
人生の選択には
覚悟を決めて
容赦ない大立ち回りを。
夜桜の
儚き花は 摩利支天
我らに知らせる ひとひらの風★
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摩利支天という守護神は
実体がない陽炎を神に見立てているので、本来なら夜桜に見たり、例えるものではないのですが、
好きです、摩利支天。
御嶽、乗鞍、駒ケ岳、よく行きました。山の峰の名としても親しみがあり、その頃から自分の中で意味のある存在です。
見上げた時、夜風が吹き
たくさんの桜吹雪が彩り
摩利支天が浮かびました。
心決まる素敵な一枚。
菜の色と
桜の桃に 差す光
麗しき春 清新の花★
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春を満喫できる場所に
出かけました。
「清新」せいしん。新鮮で生き生きした意味で春に合います。心身共に頑丈な意味を含む四字熟語「清新剛健」があります。
こんな人でいたいと
思っています。
役瓦
戯けを睨み 福来たる
鬼師の匠 雲散霧消★
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鬼瓦の技、作品は
どれも深い個性があり、数少なくなった匠たちの強さと優しさの結集に見惚れます。
寺社仏閣に出向き
社務所の屋根などに立派な鬼瓦を発見して、気になっていました。
うちに二体ある
厄除け鬼瓦。
戯けを睨み雲散霧消。
鬼に纏わる言葉も
これからは短歌に組み入れ
紹介していきます。
相手には見えない
心を伝えることが出来る言葉。
どんな
言葉を交わし
どんな言葉を紡ぎ出し
表現するか
短歌を通じた
言葉選びの表現は
興味が尽きない
奥深い世界です。