日々秋が深まる。

季節の変わり目は
いつだって
後から気付くもの。

不可解なニュースの数々。

真実が届くことなく
傷付けられ、追いやられ
去る人々の姿。

本物ではないものを
先に見せられ

後から真実に気付かされ
考えさせられることが
溢れる中

[本物とはこれなんだ]

日々の自然から
感じ取りたかった時間。

そんな心持ちを
写真と短歌にした

第14回
インスタ僕Awardです。


歌姫の 

本物の粋 美しく 

白薔薇に見る 君の唄声★



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歌姫がマイクを置いたような

一輪の白薔薇。


媚び諂うことなく、意志を曲げることなく、自分自身をプロフェッショナルとして貫き通した、平成の歌姫の姿が重なりました


最後まで凛として立つ姿

強く、美しく、優しい

本物の歌姫の声。


いつまでも

心に響き続けます。



ひとひらの 

紅葉が踊る 水模様 

艶めく波紋 びいどろの秋★



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出先で出会った
ひと足早いもみじ。

雨に濡れ
本物の美しさが光る。
本物の儚さが輝く。

息づく瞬間を
撮影することが出来ました。

落ち葉と雨の共演

自然から得る気持ちは
嘘、偽りなどはない
本物を
残すことが出来ました。


終わりなき 

未来へ向かう あの歌は 

時代を超える 伝説の響き★



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Never end 私たちの未来

Never end 私たちの明日


その通りだと

強く励まされた

歌詞の一部。


何度もリピートして

鳴り響く歌声を

聴き込みたくなる一曲。


誰もが
終わりなど、ない。

銀杏の木も、また
繰り返し色を変え続け
終わらないのです。


魚河岸で 

捌く手元に 歴史あり 

漢の築地 新たな夜明け★



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築地、閉場。


気前よく、気っ風よく

気心の知れた

本物が

大勢集まる場所、築地。


その心意気は

豊洲市場へ受け継がれ

新たな歴史が始まりました。


市場とは

食育を語る本物の場所。


なぜ、旨いのか

なぜ、不味いのか。


何だって

理由と答えがあるのに

言葉に出来る人は

数少ない。


目利きする、

仲卸の漢たちは

的確な言葉を持つ。


築地市場が

凄いと云われた理由は

それなんだと

僕は感じています。



本物は言葉をもち

また、本物が

言葉を持たせるのです。


築地と豊洲に

どんな人々の想いが込められ

どんな言葉が紡ぎ出されるのか


本物たちの新たな歴史を

見続けていきます。


→前回の「インスタ僕Award」