7/7(日)は東京都知事選、東京都議会議員補欠選挙(9選挙区)の投開票日でした。

東京都知事選挙では現職の小池ゆりこ都知事が3選を果たし、都議補選では都民ファーストの会が擁立した4選挙区中3選挙区で議席を獲得することができました。

 

◆東京都知事選挙

過去最多の56人が立候補、投票率は60.62%で前回を5.62ポイント上回りました。

 

東京都知事選挙開票結果(上位5候補)

小池ゆりこ  2,918,015票(得票率42.8%)

石丸伸二   1,658,363票(同24.3%)

蓮舫     1,283,262票(同18.8%)

田母神としお    267,699票(同  3.9%)

安野たかひろ  154,638票(同  2.3%)

 

小池ゆりこ知事の最終街頭演説は、衆議院議員時代に地盤としていた豊島区の池袋駅西口駅前でした。

激しい雷雨に見舞われる中での最後の訴え。

私もスタッフとして場所の確保、設営、交通整理や誘導などを行いました。

 

投票率は平成以降で2番目に高く、都民の関心を集めた選挙でした。

候補者が乱立し有力候補が複数いる中でも小池知事の得票率が4割を超えたことは、2期8年の実績とこれからの政策を評価して頂いたものと思います。

 

今回の都知事選挙では、いくつかの問題が露呈しました。

特に公営掲示板のポスターの問題演説の妨害の問題です。

ポスターについては6/23のblogに記載しました。

演説の妨害は、他候補の支援者と思われる方(妨害のプラカードの裏面に他候補を応援するビラを掲示している方が多数)や、自称ジャーナリストなどによるものでした。

小池知事の演説会場に来ては、ヤジを大合唱して演説を妨げる行為が繰り返されました。

これは候補者の演説を聞きたい聴衆の権利を妨げている行為です。

これらは自らの表現の自由を行使することで他人の自由を奪っていく行動であり、到底受け入れられません。

言葉の暴力で強制的に候補者の発言を封じさせるような行為は、選挙の自由を妨害しています。

自らの主張をしたければ、他候補の選挙の自由を妨げる形ではなく、正々堂々と別の場でやればよいでしょう。

このような身勝手な行為が、いわゆる無党派層の離反を招いたのではないでしょうか。

 

◆都議会議員補欠選挙

都議会議員の死去、辞職などに伴って欠員が生じた9選挙区において、都知事選と同日の投開票日で補欠選挙が行われました。

選挙が行われたのは、足立区・北区・板橋区・中野区・江東区・品川区・府中市・八王子市・南多摩(稲城市・多摩市)、いずれも欠員は1名。

このうち、都民ファーストの会は、北区、板橋区、中野区、南多摩で候補者を擁立し、板橋区を除く3区で議席を得ることができました。

 

政党別の獲得議席(候補者を擁立した政党のみ)

都民ファーストの会 3議席(獲得議席3/擁立選挙区4)

自民党       2議席(2/8)

立憲民主党     1議席(1/3)

共産党       0議席(0/4)

日本維新の会    0議席(0/2)

諸派・無所属    3議席

 

中野区では、都民ファーストの会前代表の荒木ちはるさんが返り咲きを果たしました!

北区では駒崎美紀さん、南多摩では遠藤千尋さんがそれぞれ初当選です。

板橋区では、渡辺よしてるさんが多くの方にご支援を頂戴しながらも、及ばず落選。

ご支援いただいた皆さまに感謝申し上げます。

 

上記の結果、都議会の構成は以下の通りです(10議席以上の会派・選挙直後の時点)。

自民党       30議席

都民ファーストの会 28議席

公明党       23議席

共産党       19議席

立憲民主党     16議席

 

選挙の結果、小池都政が信任され、3期目に入りました。

小池都政との車の両輪として、都民ファーストの会は今後も様々な政策を提案し、今後も東京大改革を力強く進めていきます。