地上波ドラマを観ていると

今の若者は、一括りで

馬鹿なのかと思ってしまう

 

 2024年春ドラマ、新ドラマで観始めて、最後まで頑張れなかった作品は、フジテレビ「366日」、テレ朝「東京タワー」「ミス・ターゲット」。そして、期待していたので1話はとりあえず観ましたが、その時点で期待外れ感が大だった、日テレ「街並み照らすヤツら」でした。テレビ東京「季節のない街」は3話までは頑張りました。このドラマ同じキャストなら、違うパターンのドラマが作れたのではないでしょうか。23時以降のドラマは、番宣を確認し、最初から観なかったドラマもありました。まだ観続けている作品もあります。

 「街並み照らすのはヤツら」は、昨年同じ日テレの「だが、情熱はある」で、私は最優秀男優賞を出したくらい、お芝居が良かったと思っていた森本慎太郎の、次の作品としてましてや日テレだし、とても期待はしていたのですが。

 まずは、企画は良さそうですし、森本も相変わらずのパターン演技をしているし、良さそうには観えたのですが、若い男の子二人が、全体的なお芝居を壊しているような。これは演出なのかな~。お芝居が下手なのは良いのだが、演技が馬鹿すぎる。(本人たちは知らないので、あくまでも画面上で観て)

 

 最近のドラマは、若い出演者が出ると、男女どちらでもそうなのだが、世間を知らず、自分勝手で自分は出来る人間と思っていて、年上の人との接し方も知らず、たいがいが傍若無人で馬鹿的な設定での出演で、それを注意指導できない年長者。というパターンの設定演出が多い。これ、本当に今の若者はそうなのでしょうか。私の周りには、30代では会ったことがありますが(学歴は高い人で、業者には常に上から目線で発言をする人でした。役職は無い人でしたが。)20代の人にはいないような。

 もし、現在の若者が皆そうだという事なら、それは日本の教育システムが悪いのだから、その事を問題提起するようなドラマがあった方が、大人は喜ぶかもしれない。

 

 但し、馬鹿な若者を登場させた方が、脚本や演出が楽な事は分かる。馬鹿な若者をそばに置くことで、主人公のキャラが経たせる事が出来るのも解かる。

 TBS「9ボーダー」の、女性新入社員や、フジの特番ドラマ「PICU」の新人ドクターとかもそうだ。今まで何本も、この設定のドラマは観ている。もう飽きた。

 日本のドラマが視聴率が悪くなっている原因の一つが、局のプロデューサーや、演出が、本当に視聴者のニーズを分かってドラマ制作をしているのか。という事ではないでしょうか。

 視聴率5%のドラマが、ゴールデンで放送されている事自体可笑しくはないだろうか。

 

 まぁ、最近の日本のドラマはそれほど期待はしていないのも事実なのですが。

 

 最近の疑問。昔は各局あった2時間サスペンスは、今はどうして無くなってしまったのですか。