わたし的、テレビ番組の歴史 9

1967年 ①

日本のドラマより

外国ドラマにはまりだしたこの時期

またもイギリスから台風が

ツイッギー来日!

 

 1967年は、私もちょっと大人びてきだした時期でもありました。政治についてはあまりよくわからなかったですが、4月に東京都知事選挙で革新の美濃部亮吉さんが当選し、今までの自民党政治に待ったをかけるなどと、大人たちが騒いでいました。ヒット曲の“走れコウタロウ”にも登場します。革新ブームです。その後、東京都知事は職業政治家ではない方の当選が相次ぎます。

 これも騒がれていましたが“トンキン湾事件”。私は横須賀でしたので、物凄く近しい話題に。10月31日に日本武道館で、戦後日本の重鎮・吉田茂元総理大臣の国葬が行われ、テレビ中継もされ、国葬というものを初めて目で体験することに。

 

 「巨人・大鵬・玉子焼き」ドンピシャの私たちが気にしていたのは、今を想像できたかわかりませんが、3月に大相撲の高見山が初の外人関取に。今じゃ強い人の大半は外人力士になってしまっていますが。

 6月5日に世界初の衛星中継テレビ番組「OUR WORLD~われらの世界~」が、世界247か国で放送れました。中継では、ビートルズの「愛こそすべて」が生放送で演奏され、その映像は、今でもたまに放送されます。

 10月2日に、深夜放送の草分け「オールナイト・ニッポン」が放送開始。この時はまだ身近ではないですが、2年後くらいからは、ラジオの世界にどっぷり嵌るようになってしまいます。

 そして10月18日に、世界的に流行しだしていた女性ファッションであるミニスカートのスター“ツイッギー”が来日。折れそうな細い身体でミニスカートを着こなし、女性のあこがれの的として、お菓子のCMにも登場しました。

 それ以来、日本では完全にミニスカートは定着しました。

 

 日本のテレビ放送の話題では、前年の黒い霧事件を受け、佐藤栄作総理が解散で行った「第31回衆議院選挙」の開票速報番組が、ナント」!43,5%にもなり、この年のランク10位以内に入り、当選者の紹介番組も39%という、高視聴率を出しました。それだけ日本人は世の中を変えて欲しがっていた、という事でしょうか。

でも今は……。

 

〇そんな1967年の放送開始の主な番組は

 

「三姉妹」  NHK  1967年1月1日~12月24日

  NHK大河ドラマ第5作目    原作  大佛次郎

  幕末の動乱から明治初期まで、旗本家の三姉妹の視点か

  ら描かれている。

  女性が主役の大河ドラマ初の作品。

  平均視聴率は19,1%、最高視聴率 27,0% 

               (ビデオリサーチ調べ)

 

  出演  長女:岡田茉莉子  次女:藤村志保  

      三女:栗原小巻

  その他 芦田伸介井上孝雄江守 徹勝部演之

      佐藤 慶志村 喬滝沢 修内藤武敏

      中村敦夫中村嘉津雄山本 學山崎 努

      加藤治子嵯峨三智子中村玉緒、  等々。

 

「旅 路」 NHK  1967年4月3日~1968年3月30日

  NHK朝の連続テレビ小説第7作目。 原作 平岩弓枝

  旭川市郊外の神居古潭を舞台に、国鉄職員とその妻の愛

  情を中心に、大正・昭和を生きる人々を描く。

  朝ドラ最後の白黒放送。

  平均視聴率45.8%、最高視聴率は56.9%

               (ビデオリサーチ調べ)

  最高視聴率は「おしん」(1983年)に次いで歴代第2

  位。

 

  出演 主人公夫婦 夫:横内 正  妻:日色ともゑ

  共演 宇野重吉久我美子長山藍子山田吾一

     十朱幸代加藤大介名古屋章小山田宗徳

     松山省二関口 宏波野久里子  等々。

 

「エプロンおばさん」 日本テレビ  

          1967年3月7日~1968年2月27日

  原作  長谷川町子

  昭和30年代の下宿屋を舞台に、日常生活のドタバタもの

  だけでなく、時事ネタ、風刺を取り入れた作品。

 

  出演  藤村有弘柳家小せん(4代目)天地総子

      江木俊夫若水ヤエ子Wけんじ玉川良一

      人見 明てんぷくトリオなべおさみ

      春乃チック・タック  等々。

 

「あいつと私」 日本テレビ 1967年2月13日~7月3日

  原作  石坂洋次郎  

  毎週月曜20:00~放送されていた石坂洋次郎シリーズ第

  6弾。

  ごく一般的な家庭に生れ育った常識人の西田恵子(原作

  は浅田けい子)と、特異な家庭環境に加え出生の秘密も

  抱え持ちニヒリスティックな性格の黒川三郎は大学の同

  級生。

  あまりにも対照的な「あいつ」(黒川)と「私」(けい

  子)を軸にして、現代の学生風俗と学園風景や愛情関係

  など時には深刻な話題をちりばめながらもユーモア精神

  で描いていた。

 

  出演 西田恵子:松原智恵子、黒川三郎:川口 恒

     恵子の妹:ジュディ・オング小橋玲子

          松井八知栄

  共演 大坂志郎加藤治子英 太郎舟木一夫

     十朱久雄宮城千賀子松山省二月岡夢路

     中尾 彬茅島成美沢 知美  等々。

   

  1961年に、日活が石原裕次郎で公開。

  1963年にはフジテレビで放送している。

 

「スパイ大作戦」  フジテレビ  

      1967年4月8日~1968年3月30日(第一期)

  その後シーズンを重ねる。

  1966年~1973年までアメリカCBSで放送。

 

  当局からの色々な指令を受けて、活動するスパイに物

  語。指令の伝達に於いて、“当局”の人間とリーダーは直

  接に会わない。

  リーダーは、事前に何らかの連絡方法で伝えられた指令

  伝達場所に出向く。そこにある写真を見ながらレコード

  または、小型オープンリール式テープレコーダーなどに

  録音された指令を聞く。

  指令は「おはよう、(リーダーの姓例えば第1シリーズ

  では)ブリッグス君。」で始まり、最後は「例によっ

  て、君、もしくは君のメンバーが捕えられ、あるいは殺

  されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。」

  で終わる。

  指令が終わると「なお、このテープ(またはレコードや

  ディスク等)は自動的に消滅する。健闘を祈る。」とい

  うメッセージとともに仕掛けられていた爆弾が起爆した

  り、発火装置が作動し破壊される。例外として焼却施設

  の側や水上などテープの処分が容易な場所で指令を受け

  る場合、リーダーにテープ等の指令に使われた物品を処

  分するようメッセージが変更されている場合もある。

  リーダーはいつも冷静クールな他、メンバーは返送の名

  人、声色の名人、手品や、電子工学のエキスパート、怪

  力の持ち主:など、それぞれ個性的なチーム。

 

  出演(第1シーズン)

   ダン・ブリックス:スティーヴン・ヒル若山弦蔵

   ローラン:マーティン・ランドー納谷悟朗

   シナモン:バーバラ・ベイン山東明子

   バーニー:グレッグ・モリス田中信夫

                最終シーズンまで出演

   ウィリー:ピーター・ル-パス小林修

                最終シーズンまで出演

   ※第2シーズンからリーダーのジム・フェルプス役で

    ピーター・グレイブスが出演

 

   アメリカでも、エミー賞やグラミー賞など数々の賞を

  受賞しているこの作品。

   実は私は、第一シーズンは観ていない。放送時間が遅

  かったので、小学生だった私はもう寝てしまっていた。

  4歳年上の姉のお気に入りドラマでした。

   2年後の第2シーズンからは、しっかり観ていまし

  た。あの「フェルプス君」からです。数年前、CSのチャ

  ンネルで第1シーズンが放送されていましたが、当然し

  っかり観ました。

   現在、トム・クルーズの映画でシリーズとなっていま

  すが、テレビ時代全シーズン出演していたバーニーの息

  子が、メンバーの中にいて、時代を感じながら映画も観

  ています。

 

 「白い巨塔」 NET  1967年4月8日~9月29日

  原作  山崎豊子 

 

  浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な

  人物を通し、医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追

  及した社会派ドラマ。

  その後何度もドラマや映画で製作されていますが、その

  第1回目の作品。

 

  出演  財前五郎:佐藤 慶、里見侑二:根上 淳

  共演  山形 勲関 弘子小暮美千代南原宏冶

      中村伸郎笠木シズ子多々良純  等々。

  

   このドラマも印象は少ない。私のドラマではなかった

  ようだ。財前五郎と言えば田宮二郎さんの印象になる。

 

「鞍馬天狗」 TBS・毎日放送  

          1967年2月6日~1968年9月30日

  原作  大佛次郎

  幕末を舞台にした時代小説シリーズで、主人公の神出鬼

  没の勤皇志士である剣士が名乗る名。本名・倉田典膳。

  角兵衛獅子の杉作少年の助けをかりて、新撰組ら佐幕派

  を相手に快剣を振るう活躍を描く。

 

  出演  倉田典膳:大瀬康一

  共演  堀川 亮月形龍之介内田良平牟田悌三

      嵐寛寿郎高田浩吉大友柳太郎平井昌一

      品川隆二  等々。

 

   このドラマは当然父の担当でした。

 

「文五捕物絵図」 NHK  

         1967年4月7日~1968年10月11日

          ※10月10日から東京12チャンネル 

            で、25話分が再放送される。

  松本清張の時代劇を引用しているが、基本はオリジナル

  脚本家  杉山義法倉本 聰佐々木守石堂淑朗

       石山 透  等々。

  江戸天保年間、神田天神下に住む岡っ引き文五の活躍を

  描く捕物劇。

  父親の跡目をついで岡っ引きとなった男と5人の手下が

  協力して、難事件を次々に解決する。

 

  出演  文五:杉良太郎、文五郎:東野栄治郎

      丑吉:露口 茂、おかえい:奈美悦子

      長谷源八郎:中村竹弥

  その他 東京ぼん太岸田今日子中村光輝和崎俊哉

                       等々。

 

   NHK金曜時代劇の初期の作品。主演の杉良太郎はこの

  作品大抜擢で、その後スター街道を進んでいくことに。

   我が家では父が好きな時代劇で、20時からでしたの

  で、私もとりあえず観ていました。くらいか。

 

 

「意地悪ばあさん」  日本テレビ  

         1967年9月26日~1969年9月25日

  原作  長谷川町子の4コマ漫画  製作 CAL

  三度の飯より意地悪を生きがいとするおばあさんが主人

  公で、家族でも初対面の相手でも、構わず意地悪を仕掛

  ける。

 

  出演 波多野たつ:青島幸男

     (2代目:古今亭志ん馬、3代目:高松しげお

  共演 佐藤英夫姫ゆり子杉山 直砂川啓介 

                       等々。  

 

「黄金バット」  日本テレビ  

         1967年4月1日~1968年3月23日

  製作  読売テレビ   

  原作  1930年(昭和5年)、鈴木一郎原作で白骨面に

      黒マントの怪盗が活躍する街頭紙芝居シリーズ

      『黒バット』が好評だったことから、主人公を

      黄金色にした絵19枚を永松建夫が描いて誕生。

      宿敵ナゾーは四つ眼のミミズクの覆面に左手が

      機械の鉤爪、下半身は円盤の中という奇怪なデ

      ザイン。

 

   新発明のスーパーカーの飛行テストを行っていた科学

  者ヤマト ネ博士と、息子のタケル、助手のダレオは、

  南極沖で乗っていた船が世界征服を企む悪のナゾー一味

  に撃沈され、漂流していた少女マリーを救出する。

   その後、一行はアトランティス大陸を発見し上陸。遺

  跡の中で古い棺を発見し、碑文の指示に従って中に水を

  注ぐと、黄金バットが1万年の眠りから甦った。 復活し

  た黄金バットはヤマトネ博士らとともにナゾーとの戦い

  に身を投じる。

 

  声優 黄金バット:小林 修、ナゾー:島宇志夫

     ヤマトネ博士:村越伊知郎、タケル:高橋和枝

  その他  松島みのり栗 葉子立壁和也内海賢二

 

   紙芝居の頃も観ていた作品。黄金バットの笑い声は真

  似た。

   1966年にヤマトネ博士を千葉真一が演じた映画も公開

  されている。その時の黄金バットの声も小林修。

 

「神州天馬侠」 TBS  1967年6月18日~12月31日

  原作  吉川英治初期の少年冒険小説。

  1925年5月から1928年12月まで講談社『少年倶楽部』

  に連載された。

  製作 松竹テレビ室と朝日放送の共同製作。

  放送時間30分。

 

  武田勝頼の遺子である伊那丸を主人公に、武田家滅亡で

  生き延びた伊那丸が忠義の七士とともに武田家再興を志

  し京都へ旅発ち、行く手を阻む敵と死闘を繰り広げる物

  語。

 

  出演 武田伊那丸:黒田 賢、加賀見忍剣:里井 茂

     咲耶子:聖みち子、竹童:青山隆一

     木隠龍太郎:林真一郎、果心居士:明石 潮

     和田呂宋兵衛:沼田曜一、可児才蔵:菅原文太

                       等々。

 

  「隠密剣士」のように、子供たちより大人が楽しんだの

  では。

 

「タイムトンネル」 NHK 1967年4月8日~10月22日

   アーウィン・アレンが製作・監督したアメリカのタイ

   ムトラベルを主題としたSFテレビ映画。

   製作は20世紀フォックス。1966年秋からアメリカ

   ABCで1シーズン放送されている。

 

   1968年、莫大な国家予算を投入した極秘の時間航行プ

   ロジェクト「チックタック計画」は、転送装置である

   タイムトンネルの完成目処が立たないために計画打ち

   切りが検討されていた。

   時間航行が可能な段階まで装置の開発は進んでいたの

   だが、時間旅行者を転送する年代や回収の制御が困難

   で、実用までにはまだ先が見えない状態なのだ。

   計画の存続を願って自ら装置で時間航行をして機能を

   証明しようと時の流れの中へ旅立った若き科学者トニ

   ー・ニューマン。彼が辿り着いたのは、氷山と接触し

   て沈没することになる豪華客船「タイタニック号」の

   船上であった。

   トニーが危機に陥ったことを、所長以下タイムトンネ

   ルのスタッフたちが察知し、救助のため同僚の科学者

   ダグ・フィリップスも後を追うところから2人を主人

   公とする果てしない時間旅行のドラマがはじまる。

   タイムトンネルのある科学センターでは、転送先の状

   況はモニターできるが、ダグとトニーの2人と会話す

   ることが困難である場合が多いため、2人が気づかず

   に現代から様々なサポートを行ない、最終的には2人

   を現代へ帰還させようと努力する。

   しかし、未完の装置であるために失敗、異なる時代に

   転送してしまう。ドラマは各エピソード毎に歴史上の

   事件に遭遇し、危機的状況にありながらも事態を収拾

   し、その後に転送により時間を漂流する、という一話

   完結形式で展開されていく。

 

  出演 トニー・ニューマン:ジェームス・ダーレン

                   声:宗近晴見

     ダグ・フィリップス:ロバート・コルバート

                  声:小笠原良知

     アン・マグレガー:リー・メリー・ウェザー

                   声:友部光子

     ヘイウッド・カーク:ホイット・ビッセル

                  声:小山源喜

     レイモンド・スウェイン:ジョン・ザレンバ

                   声:久米 明

     ※その他毎回ゲストが。「ゴットファザー」の

     ート・デュバルなども。

 

   タイムトンネルは、その名のとおりリング状の構造物

  を多数重ねたトンネル状の構造をしたタイムマシンで

  (おちょこの底のよう)、真剣に観ると目が回りそう。     

   それが、アメリカのアリゾナ砂漠の地下深くに建造さ

  れている。

   姉と二人で、ワクワクしながら観ていた記憶がある。

  今でもタイムトラベル物の最高峰だとも思っている。こ

  れで歴史を勉強したような。

   今回調べて分かったのだが、太平洋戦争の話の回が2

  回あり、それは日本では放送が無かったそうだ。当時と

  してはその意味は分かるが、今はなんとなく観てみたい

  気もする。

 

「インベーダー」  NET  

         1967年10月4日~1970年7月25日

  1967年から1968年までアメリカABCで放送されていた

  テレビドラマ。

  「逃亡者」と同じクイン・マーチン・プロダクションの

  制作。

 

  建築家デビッド・ビンセントは深夜に車で帰宅する途

  中、迷い込んだ田舎道で空飛ぶ円盤が着陸するのを目撃

  した。彼は宇宙からの侵略者(=インベーダー)の存在

  を知るが、その事実を誰にも信じてもらえない。ビンセ

  ントはインベーダーの陰謀を追って全米各地を飛び回

  る。

  他にインベーダーの存在を知る者が現れてもすぐに殺

  されるなどするため、ビンセントは孤独な戦いを続け

  る。

  シリーズ後半で大企業の社長であるエドガー・スコー

  ビルという心強い理解者を得るが、それでも彼の戦いに

  終わりは訪れなかった。

 

  人類を滅ぼし、地球を征服する目的でやってきた「滅

  び行く星からの侵入者」のインベーダー。

  地球上では本来の姿では生きられないので地球人の姿に

  なっているが、それでも定期的に透明な円筒状の充電装

  置に入らないとやはり消滅してしまう。

  それゆえに外見は地球人と同じだが、手の小指が動かな

  い(例外あり)。また脈拍や心臓の鼓動がなく、傷つい

  ても血が出ない。また「生命の尊さ」という概念や感情

  を持っておらず、冷徹で人間らしい心がない(これも例

  外あり)。致命傷を負うと、赤く光り輝いて服や装備も

  ろとも消滅してしまう。酸素は彼らにとって猛毒であ

  る。性別はある。

 

  主演 デビッド・ビンセント:ロイ・シネス

                  声:露口 茂

     エドガー・スコービル:ケント・スミス

                  声:島宇志夫

  ナレーター(日本語版のみ):加藤和夫   他。

 

   インベーダーは小指が曲がらない。学校で友達と、小

  指が曲がるから地球人だ、とか言って遊んでいた。細か

  い事は覚えていないが、お気に入りドラマだったことは

  覚えている。

 

「レ・ガールズ」 日本テレビ  

         1967年8月4日~1968年7月12日

  西野バレー団レ・ガールズの金井克子・原田糸子・由美

  かおる・奈美悦子・江美早苗(後の中里綴)がレギュラ

  ーを務めていた30分のバラエティ番組。

  

  番組は、彼女たちが各回のゲストとコントをする「ミ

  ニ・ミュージカル」、マスコット人形を使ったコント

  「コント・デ・マー坊」、歌のコーナー「ヒットソン

  グ・コーナー」および「ショー・ナンバー」、そして一

  般からの参加者とダンスを披露する「みんなで踊ろう」

  の5つのコーナーで構成されていた。

 

   なんとなく観ていた。大人の女の人が超ミニスカート

  で、歌って踊っているだけの番組なのに。学校では、男

  子より女子の方に人気があったかも。格好良かった事は

  事実です。

 

「万国びっくりショー」 フジテレビ  

         1967年11月2日~1971年9月27日

  1966年に同じくロート製薬の一社提供で放送されていた

  「びっくりショー」のリニューアル版。毎回世界各国か

  らの参加者たちが簡単には真似できない芸を披露してい

  た。1970年開催の大阪万国博覧会にちなんで企画された

  番組。

 

  司会  八木治郎

 

  何度も企画を足されて、番組名も大きくなり、最後は

  「世紀のびっくりショー」に。最高視聴率は35%あった

  そう。(ビデオリサーチ調べ)

 

「フジテレビ今週のヒット速報」 フジテレビ

          1967年4月7日~1971年5月7日

  放送時間は毎週金曜 20:00 - 20:56

  同時期にTBS系列で放送されていた「TBS歌のグランプ

  リ」などと同様 に、ランキング方式を採用した歌謡番

  組の源流的存在。この番組はあくまでも最新ヒット歌謡

  を一番の目玉としていた。

 

  司会  高橋圭三・松任谷国子・小林大輔

   

   歌番組がどんどん出てきた中で、TBSとフジテレビの

  ランキング形式の番組は、学校での人気は高く、どの曲

  がトップだったのかの話題は、翌日の目玉だったりした

  時期もあった。

 

 

   大人のドラマでも、日本のドラマより海外のドラマの

  方が興味津々でした。

   子供向けは当然アニメと怪獣ものと……。それは、② 

  で。