○12月17日

 今回は久しぶりに、テレビドラマ1本です。

1971年に当時のNET(現テレビ朝日)で放送された「大忠臣蔵」全52回を、3か月かけ、それなりに盛り上げながら観た。この作品は民放で放送した歴史大河ドラマ。三船プロ制作で、三船 敏郎さんの大石内蔵助。三船さんはこの作品がテレビドラマ初出演。


 兎に角52回も有るので、忠臣蔵の有名な個々のお話は、殆ど網羅されている。


 私の仕事はキャスティングをさせて頂いていますが、この番組の出演者凄すぎ。若い方は分からない人が多数出演しているでしょうが、
当時の主だった有名どころの役者さんは(歌舞伎も含め)、殆ど出演している。そうだ芸人さんもコント55号が、あの畳屋さんの役で出演。

 勿論、吉良上野介といえば、歌舞伎の市川 中車さん当たり役。当然この作品でも好演。しかし、最終回を目前にしてお亡くなりになったので、弟さんが後を引き継いで……。

 現在の市川中車も吉良上野に合うかも。

 また、田村三兄弟も全員出演。安兵衛は渡 哲也だし、千坂兵部は丹波哲郎さんで、内匠頭は尾上菊之助(当時)、俵星玄馬・勝 新太郎、赤埴源蔵・フランキー堺、清水一学・天地 茂、小林平八郎・芦田 伸介 、その他にも、大友 龍太郎辰巳 龍太郎中村 冨十郎伴 淳三郎上月 晃……………。


 出演していないのは、石原裕次郎さん、森繁久彌さん、浅丘ルリ子さん、森光子さん、鶴田浩二さんをはじめ東映任侠路線の人達くらいか。
 あまりにもビッグな人たちが多いので、出演者全員書くのは大変ですから、ウキペディアを確認して頂けると有り難いです。


大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ) - Wikipedia


 しかし、それまでは涙腺が崩壊する事は無かったシーンで、一筋の泪が出るようになったのは、私も年を取ったというか。

 

 但し、余りにも四十七士に有名どころを使いすぎ、討ち入りシーンに全員登場は無く、抜きカットでもアップが無いという事は、気になりましたが、あの方々を一変位集めたら、それは奇跡だし、反対に何かあったら危なかったかもしれない。

 

 今年は地上波で12月に忠臣蔵関係の放送が無かった代わりに、BSとCSで放送が多かったので、気になる、もう一度観たいと思う作品を、実は録画してあります。

 

 その中にはTBSで放送した、浅丘ルリ子さんが“大石りく”を演じた、女性中心の忠臣蔵も有ります。

 

 まぁ、観るのは年が明けてからになるとは思いますが。

 

      でも、良い時代劇はいいですね。