○ 10月23日
2014年公開の日韓合作映画「ゲノムハザード、天才科学者の5日間」を観た。
原作は、第15回サントリーミステリー大賞の読者賞受賞の司 城志朗の「ゲノムハザード」。監督は韓国のキム・ソンス。
ある日、自宅で妻が殺されているのを発見したデザイナーの石神武人は、死んだはずの妻からの電話を受け、その日を境に警察を名乗る男たちに追われるようになる。その上、石神は自分の記憶とは別の人間の記憶を持ち始める。真実を求める石神は、正体不明な女記者や妻を装う女との出会いを通し、自分の記憶が何者かに上書きされているということに気づく。そしてその真相とは……。彼はいったい誰?何故韓国……。
主演は西島 秀俊。偶然彼の協力者になる韓国の女性ジャーナリストにキム・ヒョジン。その他、彼を取り巻く謎(最後には全てわかるが)の人物に、真木 よう子、中村 ゆり、浜田 学、伊武 雅刀、韓国のイ・ギュンヨン、パク・トンハ 等々。
韓国ドラマぽいのだろうから、まぁ暇つぶし的に、などと思って観だしたのだが、ナンノナンノ最後までじっくり観てしまった。
3人の女優がイイ。
多少のアクションはあるが、強くない西島は最近パターンか……。でも必死な彼の表情が良い。
2018年公開の「ジオストーム」を観た。舞台は2022年の地球。(来年だ)
世界各国の最新テクノロジーを集結し、国際宇宙ステーションを中心に人工衛星システムで、天候を完璧に制御することを可能にした気候コントロール衛星の運営開始から3年。突如として衛星が暴走を始め、世界中で異常気象を発生させる。衛星の生みの親でもある科学者のジェイクは、衛星の暴走原因を突き止めるため宇宙へ向かうが……。
未曾有の危機に立ち向かう人々の姿を描いている。監督は「インデペンデン・ディ」の脚本担当だったディーン・デブリンの初メガホン。
災害が同時多発的に起きる地球壊滅災害“ジオストーム”の発生を防ぐために奔走する主人公と彼の弟。
主演はジェラルド・バトラー、弟にジム・スタージェス。アメリカ大統領にアンディー・ガルシアの他、エド・ハリス、アビー・コーニッシュ、ダニエル・ウー等等の豪華キャストが出演している。
世界の異常気象災害の状況の中で、雹が降る東京銀座も登場。
ハリウッドのこの手の作品は、平均点は必ず超えるだろうという思いで観てしまう。正解だった。
平凡な営業マンと凄腕のヒットマンの二重生活をコメディタッチに描いた“むとうひろし”の人気コミックが原作の「今日からヒットマン」を観た。主演は武田真治。
ある日突然伝説の殺し屋“二丁”の二代目を受け継ぐハメになった平凡なサラリーマンの混乱と奮闘を描く。
一部上場の食品商社に勤める営業マン、稲葉十吉はある日、部下の後始末の帰り飲酒運転をして事故を起こしてしまう。車から出ると重傷を負った男が銃を手に立っていた。男は殺し屋“二丁”と名乗り、自分の代わりに標的の殺害を命じて息を引き取る。その間際、犯罪組織“コンビニ”に、標的が死なず、二丁の女が助からなければ、十吉とその家族を殺害するよう依頼して。このままでは最愛の妻が殺されるという事態に直面し、もはや十吉に言い訳や選択の余地は残されていなかった……。そしてヒットマンとして……・。+
共演は妻役に星野真里他、森下悠里、弓削智久、黄川田将也、佐藤二郎、津田寛治。そして、今はブレイク中のバイプレーヤー女優渡辺真起子が、台詞も無いEX的な役で2シーンだけ出演。貴重かもしれない。
展開は普通だし、先が読めるのだが、なんとなく面白かった。
この先品は○○オヤジ用の作品が多いキングレコード。だが、その手のシーンは無いが、物語として良し。