2024年7月21日(日)、今年59回目のランです。

 

突然の訃報

 

 この週、とても辛い出来事がありました。同級生が亡くなったのです。…前回、小矢部市で楽しく走っていた記事から、ものすごい落差となってしまいました。驚かせてしまったとしたら申し訳ございません。ですが、このことに触れずに記事を書くというのは不可能なので、どうかご容赦ください。

 

 訃報は突然で、呆然とするしかありませんでした。こういう予想もしない出来事に触れた時、悲しみよりも「信じられない」「受け入れられない」という気持ちが先に来るんですね。私たちはまだ一般的には「若者」と言われる年代ですから、これくらいの年で同級生が亡くなるということは考えたこともありませんでした。お通夜に参列してもなお、これが現実だとは信じられず、呆然とし続けていました。

 

 

 今はまだ、ふわふわとした気持ちでいます。このことを本当に受け入れた時、ようやく悲しみがやってくるのかもしれません。それまでにはまだ、時間がかかりそうです。

 

 そういうわけですから、精神的に気落ちしてしまい、平日はランニングができませんでした(家に帰っても何も手に付かず、寝るだけの生活でした)。何とか気持ちを前に向け、ようやく走る気になったのは日曜日でした。辛さは癒えませんが、足を前に出していくことにします。前述のような事情がありましたから、休日ですが遠出をする気にはなりませんでした。近所の海沿いで済ますことにします。

 

35度の海岸沿い

 

 この日の気温は35度炎。相変わらず、うんざりしてしまうような暑さです。以前、梅雨明けが迫っているという話題を書きましたが、全国が続々と梅雨明けする中、北陸と東北だけは梅雨が明けなかったんですね。ですから、じとじとした雨と猛暑が交互にやってきて、非常にきつい日々が続いています。

 

 梅雨明けは8月の頭くらいになるんでしょうかね。そんなことを頭で考えながら走りました。気温35度ということで、外で運動することが危険な猛暑ではありますが、私は7月7日に37度の中走りましたから、「あの時に比べれば少しましかな」凝視という風に思いました(35度が「まし」なんて、ちょっと感覚がおかしくなっていますよね笑 自覚はしています)。

 

 少しましとは思いましたが、それでも35度というのは全く油断できる気温ではありません。前回と同じく、水分と塩分を十分に携行、そしてペースを落とし、1kmごとに休憩を挟んでいきます。暑さに順応するための酷暑ラン、第2弾となりました。海沿いをゆっくりと走りました。この日の平均ペースは6分43秒で、意識的にかなり落としています。これくらい落とさないと、体が持たないですからね。負荷をかけすぎて倒れてしまっては元も子もありません。「ゆっくり、ゆっくり」そう言い聞かせながら走りました。

 

 

 これだけの暑さなので、外には人っ子一人おらず、海岸線を贅沢にも独り占めしました。海はきれいな青をしていて、これだけ暑いのに平然としているというか、のんびりとした雰囲気がありました。そんなのんびりとした海に視線をやり、火照った体に水分と塩分を補給しながら、この日も何とか5kmのランを終えることができました。

 

 今日は、同級生が亡くなるという悲しい話題に触れました。生きていると、到底受け入れられないような悲しい出来事が訪れます。それでも私は、走ることを続けていきたいと思います。懸命に生きることが、残された私たちに課された責務だと思いますし、私にとっては「走ること」が生きることそのものだと感じるからです。

 


 

100回ラン & 365km への道

 

 距離 5.19km 時間 34分50秒 

 平均ペース 6:42 平均心拍 164

 

 星年間ラン 59回(あと41回)

 星年間距離 344.66km(あと20.34km) 

 

 翌日、職場の方に「昨日走っていたね」と言われました。車の中から目撃されていたようです驚き。その方によると、私は「平然と、涼しい顔で」走っているように見えたそうです。いやあ、どうなんだろう笑 半信半疑でしたが、暑さへの順応が少しずつできてきたのでしょうか。少しだけ自信になりました。