2024年7月5日(金)、今年54回目のランです。

 

雨が降る前に

 

 今回から7月編。下半期がスタートです。

 

 いつものように怒涛の勤務を終え、あっという間に迎えた金曜日の夜です。この日の天気予報は、曇りのち雨で、ちょうど仕事終わりから雨が降ってくる予報でした。外でのランをあきらめていた私でしたが、仕事終わりでもなんとか空が持っており、外で走ることができそうでした。

 

 空模様に感謝しながら準備運動をしていると、ぱらぱらと霧雨が待ってきました。やはり天気予報どおり、この後は雨になるようです。しかし、これくらいの雨なら走るのに支障はないでしょう。雨が本降りになる前に、さくっと走ってしまうことにします。

 

梅雨空にかかる虹

 

 この日の空は暗くてどんよりしたものだったので、写真を撮る気にはなれませんでした。今日は、別の日のことを振り返ることにしましょう。

 

 この1週間、梅雨も真っ只中ということで、毎日うんざりするほど雨が降っていました。大雨注意報が出た日もあり、その日はかなり強い降り方になりましたね。本当に嫌な季節です。

 

 そんな中、きれいな空が見られたのは7月1日の月曜日でした。この日も雨が降っており、1日中どす黒い空が広がっていました。週の始まりの月曜日ということで、私はまったく走る気もなれず、仕事後はとぼとぼと家路に就いていました。すると、空が突然明るくなり始め、そして虹がかかったのです虹

 

 

 大きな、大きな虹で、どこまで伸びているのか分からないくらいでした。虹は雨上がりにかかることが多いですが、この時はまだパラパラと雨が舞っており、そんな中でここまで立派な虹がかかっているのは不思議で神秘的な光景でした。

 

 傘を差しながら虹に見とれていると、さらに空が明るくなってきました。海の方を見やると、そこには信じられないほどきれいな空が広がっていました。

 

 

 この写真は、いっさい加工を加えていません。それはもう、信じられないくらいきれいでした。この日は、1日中どす黒い空が広がっていたのです。それが、夕方こんなにきれいな空が拝めるなんて思ってもいませんでした。これは、夏至の時期にはなかなか見られなかった色で、この時期、梅雨特有の空なのかもしれません。

 

 梅雨の時期は、毎日薄暗い空が続き、鬱屈とした気持ちになりますが、その分たまに現れたきれいな空には心が現れました。何事もそうですが、悪いことばかりでないなと思います。梅雨には梅雨のよさがある、そんなことを感じさせてくれる空でした。

 

 そんな月曜日の空を心に浮かべながら、この日のランは終了。金曜日の空は沈んだものでしたが、雨が強くならなかっただけでも御の字としたものでしょう。この日は体育館で走る気でいましたから、外で走ることができたのはもうけものでした。屋内の周回ランは、単調で距離の感覚がよく分かりません。それに比べて、外のランは景色の変化があり、自分の足で前に進めるというのが楽しいのです。梅雨はもうしばらく続くでしょうが、なんとか上手い具合に晴れ間を見つけられますように。そう願いながらこの日のランを終えました。

 


 

100回ラン & 365km への道

 

 距離 5.17km 時間 33分17秒 

 平均ペース 6:26 平均心拍 153

 

 星年間ラン 54回(あと46回)

 星年間距離 317.17km(あと47.83km) 

 

 

 次回は7月7日、七夕ラン七夕です。幸いなことに、天気は晴れてくれました。しかし、灼熱の太陽が照り付け、気温は驚異の3〇度!炎 こうご期待(?)です。