2024年6月26日(水)、今年52回目のランです。

 

堰を切ったような雨

 

 6月23日(日)に北陸地方は梅雨に入りました。昨年より遅い梅雨入りでしたが、その分と言いましょうか、これまでたまっていた雨が堰を切ったように降り出し、翌日からは雨の日が続きました。

 

 まず、23日は大雨警報が発表されるほどの猛烈な雨でした。夕方にかけてもっとも激しく降り、道路は川のようになっていました。しばらくして、大雨は峠を越えたものの、その後も嫌らしく、じりじりと降り続けました。忘れかけていましたが、これぞ梅雨という感じの気候です。今年もまたこの季節が来たのか、とおっくうな気持ちになりました。

 

 ようやく晴れ間がのぞいたのは水曜日でした。とはいっても、空には雨雲がどんよりと残っており、すっきりした晴れではありません。このようにすっきりしない晴れもまた、梅雨の1つの特徴と言えるでしょう。あまりいい空ではありませんでしたが、贅沢も言っていられません。雨が降っていないことに感謝し、外で走ることにしました。

 

夕日を阻む雲

 

 梅雨の時に不快なのは雨だけではありません。そう、湿気もまた不快ですね。むしろ、湿気の方が生活にとっては大敵かもしれません。晴れ間を見て外に出た私でしたが、その瞬間、むわっとまとわりつくような湿気が体じゅうを覆いました。走る前から不快指数100%です。思わず顔をしかめてしまいましたもやもや

 

 ゆっくりと走り出すのですが、湿気によってすぐに汗ばんでしまいます。全く気持ちよくないサウナの中にいるような感覚です。アスファルトからは雨の匂いが立ち込めており、それもまた不快でした。晴れているだけましかと思って走り出しましたが、甘い考えでしたね。「梅雨の洗礼」をまともに受けてしまいました。

 

 遠く海の方を見やると、オレンジ色の夕日が光っていました。あちらに行けば、きれいな夕日が拝めるかもしれない。そう思って海の方に足を向けます。先週は夏至ウィークで、見事な夕日を見ることができました。あの時みたいな景色が広がっていれば、不快な気持ちも晴れてくれるのではないかと思ったのです。

 

 しかし、海にたどり着いて待っていたのは、先週とは全く異なる景色でした。

 

 

 たしかに、夕日の色は見事です。しかし、先週と異なるのは雲ですね。先週は空に雲がほとんどありませんでした。しかし、今週は雨雲が空の至るところを覆っています。夕日が梅雨雲を染めて、雲は紫色になっていました。それはあまりきれいな色ではなく、どこか薄気味悪い、怖い感じを受けるものでした。

 

 もう一つの違いは、海の向こうです。先週は夕日を遮るものがなく、純度たっぷりの夕日が海いっぱいに広がっていました。しかし、この日は雲の塊が一帯に広がっています。腹が立つことに、夕日をブロックするように覆いかぶさっているんですね。日の光が遮られてしまい、先週と同じ時間なのに、辺りは随分と暗くなっていました。日没の時間はそこまで変わらないのですが、雲がかなりの邪魔をしています。

 

 海に来ればきれいな夕日が見られるのではないかと思っていた私は、がっくりと来てしまいました。いやあ、これが梅雨かあ。晴れていてもこれかあ。落胆を隠せません。足取りは重くなり、この日は5キロもしないうちに切り上げてしまいました悲しい

 

 うーん、今回は暗い記事になってしまい申し訳ないです。少しでも明るい話題を綴っていきたいとは思うのですが、やはり人間、日の光が足りないとダメですね。1日中暗い雲に覆われ、湿気に苦しめられ、大好きな夕日まで雲に阻まれては、なかなか気持ちが上に向きません。

 

 これからしばらくは梅雨。それが終わると猛暑だもんなあ。ランナーにとっては試練の季節がやってきたようです。走り続けられるかなあ。音信不通にならないよう、ぼちぼち頑張っていきます笑

 


 

100回ラン & 365km への道

 

 距離 4.34km 時間 23分5秒 

 平均ペース 5:19 平均心拍 155

 

 星年間ラン 52回(あと48回)

 星年間距離 306.71km(あと58.29km) 

 

 この日は6月26日です。ということで、1年の折り返しが迫ってきています。次回は今年の上半期を締めくくるエントリにしたいと思います。