2024年3月15日(金)、今年22回目のランです。
夕暮れに間に合わず
冬至を過ぎてから、少しずつ日が長くなっていきます。毎日の変化は小さなものですが、それが積み重なると、いつのまにか随分と日が長くなっていました。
最近では、仕事終わりの時間でもまだ明るい空が広がっています。私は、「お、これなら夕陽を見ながら走れるかな」と思うのですが、残務処理をしているうちに日が暮れてしまい、職場を出るころには結局暗闇が広がっているのです(とほほ...)
最近の日没は18時前後、私が職場を出るのは18時30分くらいです。うーん、絶妙に間に合わないんだよなあ笑 これからも少しずつ日は長くなっていくので、もう少しすれば夕暮れの時間を走れるようになるでしょう。春がやってくるのが楽しみですね。
というわけで、この日職場を出たときも結局日没を迎えており、夕暮れのランは叶いませんでした。暗闇の中を走るのは、どうにもテンションが上がりません。しかし、春はすぐそこにあるはずですから、今はしっかり、力を蓄えたいと思います。
気持ちを強く持って
この日は「しんきろうロード」と呼ばれる魚津市の海岸沿いにやってきました。私が一番よく走っている、いわば「ホームロード」ですが、ここで走るのはなんと昨年の12月8日以来でした(!)。なんと、今年初の訪問だったんですね。
1月から3月を振り返ってみると、雨が降っていたり、雪が降っていたり、はたまた風が強かったりなどして、なかなかここに来ることがありませんでした。随分ご無沙汰していましたが、やはりここは最もよく走っているコース。やってくると非常に心が安らぎました。
もし、夕暮れが広がっていれば、美しい夕暮れを見ながらゆっくりと走るつもりでした。しかし、あたりはすっかり暗闇に包まれており、特に眺めるものもありません笑 ということで、自分の中で気持ちを切り替え、この日はガチのランに取り組むことにしました。マラソン大会も迫っていますから、気合を入れて走っていきましょう
3月の上旬に、とても風の強い日があったことを紹介しましたが、この日も強い風が吹いていました。「春一番」などというものもあるくらいですし、春は風が強くなるんでしょうね。
ちなみに、私はこれまで体感でなんとなく風速を予想していましたが、自分のスマートウォッチに風速の計測機能があることを最近知りました(いやあ、ハイテクなスマートウォッチなのに全く使いこなせていません笑)ということで、これからは正確な風速をお伝えすることができます。この日の風速は「3.6m」でした。前回ほどではありませんが、これでもなかなかの風で、向かい風になった時には相当な抵抗があります。この日も、風との格闘になりました。
いつも、仕事終わりはキロ6分台前半くらいで走ることが多い私ですが、この日はガチのランにすると決めていましたから、もう少し上げていこうと思って走り出します。最初の1kmはキロ6分ほどで体を温め、そこから意識的に少しずつペースを上げていきました。一気にペースを上げると体に負担がかかるので、焦らず少しずつエンジンをかけていくイメージです。
2kmを過ぎた頃には、キロ5分15秒ほどのペースになっていました。3km地点で折り返し、この日は6kmをしっかり走ろうと決めます。ここまで快調に飛ばしていた私でしたが、ここから強烈な向かい風がやってきました。いやあ、人生は順風満帆にはいかないものですね笑
後半戦は強い向かい風に襲われ、心が折れそうになりました。少しペースを落として走ろうかと思いましたが、それではこの日の目標に背いてしまいます。辛いところですが、歯を食いしばって頑張ろうと思いました。
後半の3kmは、キロ5分20秒で走りました。強い向かい風がある中、このペースをキープするのはなかなか大変です。体力、そして精神力が求められるなと思いました。非常にきついものがありましたが、「たった3km、これくらいは頑張ろう」と自分に言い聞かせます。気持ちを保って、何とか後半の3kmを走ることができました。
後でスマートウォッチの記録を見ると、後半の3kmはキロ5分20秒→5分20秒→5分20秒で走っていました。なんと、1秒のずれもありませんでした 全く同じペースで3kmを走ったことになります。「ペースを崩さない」ことを強く意識した結果、それが走りに現れたようです。
「向かい風の中、気持ちを強く持って同じペースで走る」これはとてもいい経験になったと思います。この日は、いつもよりちょっと長い6kmを32分台でフィニッシュ。自分にしては随分頑張った方でしょう。充実感いっぱいに汗をぬぐいました。
100回ラン & 365km への道
距離 6.01km 時間 32分47秒
平均ペース 5:27 平均心拍 167
年間ラン 22回(あと78回)
年間距離 119.61km(あと245.39km)
夕暮れの中を走ることができなかったのは残念ですが、暗闇を走ったおかげでランに没頭できました。ナイトランは、景色の変化は少ないですが、その分ランに没入できる感じがありますよね。この日は「没入感」のあるとてもいいランでした!