2024年2月2日(金)、今年10回目のランです。
パワースポットへ
この日は半日休みを取り、昼から走りました。
私が半日休みを取得した日の過ごし方は決まっており、もっぱら「ラン」→「ごはん」→「おふろ」です笑。12時台は、昼休みの会社員で飲食店が混雑しています。ですから、12時台はランニングに取り組み、人波が引いた13時台にランチを食べるのです。先にランニングに取り組めば、混雑を避けられますし、お腹が減って美味しいごはんが食べられます。まさに一石二鳥というわけですね!
...冒頭から何を熱く語っているのだろうか笑 私のどうでもいいルーティーンの話から始まりましたが、とにかくこの日は昼から走ったということです。
向かった場所はこちら、「東山円筒分水槽」(ひがしやまえんとうぶんすいそう)です。
円筒分水槽というのは、用水に水を均等に分配する装置ですね。先人の叡智が詰まっているといえます。魚津市にあるこちらの円筒分水槽は、特筆すべき美しさがあり、「日本一美しい」などと称されています。この美しい円筒分水槽が、ランナーの私に潤いとパワーを与えてくれることでしょう。今日はこちらで走ることにしました。
別世界の中を走る
円筒分水槽から流れる水の音に癒されながら準備運動をしました。この場所で走るのは初めてです。...こんなに素晴らしい場所なら、もっと頻繁に来ればいいじゃないと思う方がいるかもしれません。ここになかなか訪問できなかったのには理由があり、それはクマが出没するからです(ここ、かなりの山間部です)。
さすがに、ランニング中にクマに襲われたとなれば洒落にならず、ブログのネタにもできません笑。ですから、クマが冬眠するまでは訪問をあきらめていました。季節は真冬になり、もうさすがに大丈夫だろうということで念願の訪問となりました。
ようやく訪問できた嬉しさを噛みしめながら、円筒分水槽を起点に山側へと走り出します。
気持ちよく走り出したのですが、走り始めてすぐにある誤算に気付きました。...ここ、ものすごい上り坂でしたね
道路の横には、「片貝川」(かたかいがわ)という急流河川が流れています。これだけ急な川が流れているということは、相当な傾斜があるということです。少し考えれば分かりそうなものですが、私はそんなことを考えもせず、相当過酷なロードを選んだのでした。当然、走っている人は私以外誰もいませんでした。
過酷なロードに飛び込んでしまった私ですが、走り始めた手前、引き返すわけにもいきません。今日はこの急傾斜を足に覚えさせようと思いました。ひいひい、ふうふう言いながら坂を上がっていきます。
山間部ということで、路肩には多少の雪がありました。街部には全く雪がなかったので、同じ市でもこんなに違うのかと驚きました。視界のはるか先には薄ぼんやりとした毛勝山が見え、右手には急峻な片貝川が流れています。まるで仙人でも暮らしているような別世界のようだと思いましたね。いやはや、見事な自然でしたね。
上り坂を気合で上がっていた私でしたが、そうはいっても限界があり、2キロすぎで引き返すことにしました。一体何十メートルの傾斜があったのでしょう。足に重りでも付いているのかと思うくらい、過酷なランでありました。
上り坂を引き返したという事は...そう、帰りに待っているのは下り坂です。帰り道はもうらくちん!笑 体がずんずんと前に進んでいきます。まさに「地獄から天国」ですね。足取り軽く、坂道を駆け下りていきました。
思わぬ傾斜には見舞われましたが、雄大な自然をバックに、充実のランにすることができました。
100回ラン & 365km への道
距離 4.13km 時間 23分52秒
平均ペース 5:47 平均心拍 140
年間ラン 10回(あと90回)
年間距離 49.72km(あと315.28km)
2キロすぎで引き返したので、この日はちょっと短めの4kmランです。
帰り道は下り坂ですごく楽しかったですが、こんな道ばかり走っていると膝が壊れてしまいますね笑 今回のことを教訓に、次からは標高や傾斜もちゃんと下調べしていくことにします。