二代王様を裸の王様にすることなど絶対にあってはならない事です! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事重要部分

 

崔先吉氏との間に長子・聖進様が誕生した後に、摂理はキリスト教の洗礼ヨハネ的人物たちの不信によって崩れていきました。崔先吉氏も真のお父様に背信し離婚を要求するようになりました。

 

キリスト教徒たちが立てた「世界的メシヤの為の基台」が崩れ、二次摂理の出発を余儀なくされました。しかし、二千年に渡って築かれた「世界的キリスト教基盤」を簡単に失うわけにはいかないので、洗礼ヨハネ的使命者たちの背信を一世の失敗と見なし、二世の位置に立つキリスト教学生たちの伝道摂理となっていくのです。

 

歴史編纂会・編著

『日本統一運動史~文鮮明先生御夫妻と日本の統一教会および統一運動の歩み』より

 

第二章 エバ国家として選ばれた日本 二、 日本をエバ国家とした第二次摂理

 そしてキリスト教の二世の立場に立った梨花女子大学と延世大学を中心とする伝道が進み、キリスト教の一世の摂理を蕩減復帰する段階を迎えましたが、またしても既成キリスト教と韓国政府の反対にあって、真の御父様は西大門刑務所に入ります。その後、無罪の言い渡しによって1955年10月4日に釈放され、摂理の立て直しが進められていきました。その中で韓国とともに、世界における摂理の立て直しがなされなければなりませんでした。

 そこで世界全体の救いに責任を持つエバ、アベル、カインの国として、最も神に近い国々が失敗したので、その蕩減として、第二次世界大戦において最も神から遠い立場にあった国の日本、ドイツ、そしてアメリカが立てられました。ここでアメリカがそのままアベルの国として使命を継続するようになったのは、復帰せねばならない世界のキリスト教を代表する中心国家であったためです。

 

二次摂理の為の統一教会が、1954年5月1日に創設されました。その年12月に、真の母となる為に二番目として選ばれた金明姫氏は、真のお父様と結ばれ、その翌年1955年8月に喜進様を東京で出産されました。

 

喜進様の誕生を獄中で知った真のお父様は、西大門刑務所を釈放された後に、神様から最も遠い国となっていたサタン側のエバ国家日本を、神側のエバ国家として立てました。

 

サタンは自らの主管下にある日本を、神側のエバ国家として公表されたことを知って、金明姫氏に対して霊的な総攻撃を開始します。心の内から侵入を試み、またサタン自らの意志を行動に現わしてくれる男性の心に侵入するのです。

 

そして、エデンの園の堕落の状況が、日本において米国において、今でもそのまま繰り広げられるのです。

 

  *****

 

二代王様が解説してくださるのは、統一原理や本体論の究極的真理の重要ポイントであって、全貌ではありません。また、真のお父様が比喩と象徴の詩的文体で語られたように、二代王様も同様のスタンスです。

 

まず、原理原本に真のお父様ご自身が書きこまれた、「真理の御霊が来るまでは、比喩で語るしかない」という意味を明らかにしている部分を引用します。

 

  **第二章 第一節 原理によって明らかにされる根本意義より抜粋引用**

 

 また、「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう」と語られたのは、時期的経過を経て成就するみ旨の部分があったためあからさまに語ることができなかったということである。イエスにとってこの部分は、時期をおいてさらに成し遂げるべき部分だったがゆえにこのように語ったのであり、多くの比喩で語った理由は、この部分を間接的に教示するためである。

 

 そして、時が来れば聖神(聖霊)を通して教えてくださるという約束が成就する終わりの日には、聖書で明らかにできなかったこと、すなわち「あなたがたは今はそれに堪えられない」と語られた部分が明らかになってこそみ旨が成就するため、聖書以外の部分は聖神の教示を受ける者をして発表されなければならない。

 

 これは、普通の信者には堪えられない部分ゆえに、聖神(聖霊)の教示を受ける者だけが堪えることのできる部分であることを指摘して語ったことである。イエス当時の弟子たちも堪えられない部分が、イエスのみ旨路程にはあることを明らかにしたみ言であった。それゆえ、聖神(聖霊)によって教示される者だけがイエスの真の新婦となることができ、み旨の侍奉者(み旨に侍り仕える者)となることを終わりの日に信じる者たちは知らなければならない。

 

  **引用終了**

 

「六マリア」の解釈においても二代王様は、私たちの自由と責任で判断し、信仰と心情を深められるように、全ては語らずに、私たちに責任分担を残してくださるのです。全てを語ったならば、私たちは言われた事、命じられたことしか出来ない僕と等しくなるのです。聖霊の必要性も無くなるのです。

 

聖霊がお父様の聖霊として、私たちの生心に臨んで下さるならば、キリストを証しするとともに、お父様の意志や思考と授受作用できるようになるのです。

 

二代王様はみ言を語られるとともに、私たちの霊的覚醒を促す訓練を行ってくれているのです。ただ語られたままの言葉の意味を受け取っているだけでは、霊性及び神性は開かれていかないのです。

 

そこで、真のお父様が語られたみ言と重ねて理解してみると、重要な内容が理解できるようになるのです。ヨナ様は「合理的推論」という言葉を用いて表現解釈されました。

 

私たちも「合理的推論」を進めていくことによって、キリストとしての真のお父様が私たち聖殿食口に理解してほしい真実が浮かび上がってくるのです。

 

真のお父様は、最初の真の母となるはずだった崔先吉氏を選んだことを、次のように語っています。

 

真の父母様生涯路程1より

「先生がみ旨を知ってから、聖進のお母さんと結婚したのも、私の好きなようにしたのではありません。霊界から指示があってしたことです。霊界の指示のもとで会ったのですその人の名前が崔先吉です。」

 

霊界の指示のもとであったと語られていますので、二番目の真の母となる予定であった金明姫氏に関する事においても、霊界の指示のもとで為されたと見るべきです。

 

先々回記事でも取り上げましたが、ヨナ様は金明姫氏について次のように語りました。

 

  **2024年4月3日「六マリアを見る二代王妃の見解」より抜粋引用**

 

 それで金明姫氏が韓国に、日本に行って再び韓国に喜進様を連れて戻ってきた時、真のお父様は食口たちを集めて子羊の婚苑の準備をされたと言います。ですからお母様として迎えようとされたのです。

 

 しかし、その渦中において金明姫氏がお父様にお話しすることがあると言って二人が部屋に入って行かれて、お父様に何かの話をされてから、お父様はその子羊の婚苑を取り消されたと言う話があります。

それで伝えられて来た部分ですが、自分が強姦されたのではなく、日本の男性と同意して性関係を持ったことを真のお父様に告白しながら、自分は真の母の位置に相応しくないとお話されたのではないかと、合理的推論をしています。
 

  **引用終了**

 

金明姫氏が喜進様を出産したのは1955年8月17日です。真のお父様は1955年10月4日に西大門刑務所から釈放され、新たな摂理国家としてサタン側のエバ国家だった日本を、神側のエバ国家として選びました。

 

喜進様を妊娠している間に、堕落行為があったとは思えません。

 

ですから、真のお父様が日本を神側のエバ国家と為さろうとしていることを察知したサタンが、真の母そのものとエバ国家日本が立つ位置そのもの、つまり真の母とエバ国家の位置そのものを讒訴し続けられる条件を奪おうとしたのです。そして、まんまと金明姫氏と日本の男性を、それぞれの同意のもとで堕落させ、エデンの園と同様の歴史的讒訴事件を結実させたのです。

 

つまりキリスト教徒たちが、二千年に渡って作り上げたキリストの新婦による、「霊的億マリア」の基台が意味をなさなくなったのです。真の母の約婚中に肉体を奪われたので、肉体の関係で蕩減復帰しなければならなくなったのです。

 

1959年5月に金明姫氏が喜進様を連れて韓国に帰ってきましたが、1958年頃から真のお父様が六マリアについて語り始めたと、ヨナ様が見解を公表しています。最初の真の母は「霊界からの指示」により選ばれていますから、この時も、金明姫氏の堕落行為を霊界が感知し、真のお父さんへの指示により、「六マリア」の蕩減復帰が必要になったことを真のお父様が確信されたという事になります。

 

実際には、金明姫氏の口を通して堕落行為があったことを伝えられ、もはや金明姫自身に蕩減できるものでは無いと確認した真のお父様は、三番目の真の母となる女性を探さなければならなくなりました。

 

六マリアの蕩減復帰により、真の母の位置は取り戻され、韓氏オモニを立てられるようになりました。しかし、エバ国家日本が一人の男性を通して犯した罪は、エバ国家の祝福家庭が蕩減復帰しなければなりません。

 

天使長ルーシェルの代身となって犯した男性の罪は、祝福家庭のアベルカインのサタン分立路程となって現れます。それは、六千年の蕩減復帰摂理をやり直す以上に、過酷な道になるはずです。偶像崇拝の歴史を持つ日本民族には、到底超えられないような過酷な道になるのです。

 

それが今、二代王様のみ言を理解できずに、真のお父様とは違う事を語っているという受け止め方として現れています。さらに、家庭連合時代と同様の中央集権体制から脱却できずに、いまだに人間中心主義を貫いています。

 

お父様の聖霊を心に迎え、キリストを中心とする分散型の組織体制で一体となっていく、二代王様の天一国理想とは、真逆の全体主義で二代王様を囲い込もうとしています。

 

母国日本が神様の願いに答えられるようになるには、一人の男性を通して日本の祝福家庭に入り込んでいる偶像崇拝を取り除かなければなりません。三代王権のもとにある王王妃が、その悔い改めに立ってこそ、三代王権に真の勝利を捧げられるのです。偽りの信仰は、全て崩れるようになるのです。

 

 

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