兄弟姉妹が洗脳され続けるという歴史的危機状態!(真意を理解するには難しい記事かもしれません。) | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事重要部分

 

神様を存在させている二性性相の本形状は、絶対的虚無の状態で、神様自身の知情意による思考展開を顕現させていました。その無の存在だった本形状の機能から包容感を感じ取ったことにより、対象の存在にこそ、神様自身に存在の喜びを与えてくれていたことに覚醒したのです。だからこそ、自らも主体として、対象であった本形状を包み返し包括したいと願ったのです。しかし、対象の本形状自体が形状を持たず、包み返そうと思えば思うほど、つまりその情念こそが「愛」となっていくのですが、その情念への答えは返ってこないのです。

 

答えの帰らない無の暗闇の境地で、神様は自らの絶対主体的愛の根底に、「真の愛に全体服従したい」という絶対対象的愛があって支えられている事に気付かれるのです。この絶対的主体の愛と、絶対的対象の愛が、完全一体となって神様を存在させていたのです。その絶対的対象の愛の反映こそが、本形状の前段階エネルギーの絶対服従性となっていたのです。

 

ですから、二代王様が語られた創造前の三位一体システムとは、絶対的主体の愛と絶対的対象の愛が、完全一体となった真の愛のシステムだということなのです。神様の本性相は「絶対的主体の愛」が中心にあり、本形状は「絶対的対象の愛」が根底にあって、主体的愛と対象的愛が完全一体となってこそ、真の愛が顕現するのです。

 

先回記事末部より

 

この究極の真理を、堕落圏に落ちてキリストによって霊肉とも救われた祝福家庭が、サタンの網から脱却して取り戻すことこそ、サタンの攻撃や謀略に打ち勝つ鍵なのです。その鍵を取り戻すことによって、私たち聖殿食口・王王妃は、お父様の完全勝利によって与えられている霊的兵器を身にまとうことが出来るのです。

 

  *****

 

自己中心的な神様の備えている「三位一体システム」は、自己愛を成就する為のものでした。性相の絶対主体的愛(主体的神性)と形状の絶対対象的愛(対象的神性)が一体となって成立しているものでした。

 

それが、絶対的虚無状態で稼働していた形状の備えている絶対服従性から、神様は喜びが増大していく頂点で、包容感を感覚するようになりました。

 

その包み込んでくる形状を包み返そうとしましたが、形状自体は自体の形状を持たない「無の暗闇の状態」だったのです。しかし、その「無の暗闇の状態」において、神様は愛の種と生命の種を獲得し、愛によって生まれたと覚醒されたのです。

 

愛の種とは、まだ形ある形状を持たない神様の心に生じた種であり、「対象を愛したくてたまらない心情の動機」ということになります。つまり、自己愛の神様の情の世界が、ここから愛を通じて喜びを得ようとする情的な衝動が湧き上がり、心情の神様となるのです。生命の種とは、「真の愛に絶対服従して生きたい心情の動機」ということになります。

 

先回記事と同様に、「本然世界に展開する真の父母様の本体論」入門編から、先回記事の続きの部分を抜粋引用します。

 

  **引用開始**

 

第1章 神様の誕生 3.自己中心な神様から夜の神様として誕生する経緯!

 

 夜の神様が愛したくてたまらない絶対主体の心情と、真の愛に絶対服従して生きたい絶対対象としての心情が完全一体となって、愛と生命の種を携えて誕生しました。その時自体は、神様に双子で誕生したという実感はありません。後に被造世界の構想を練り始め、男性女性の構想理想が浮かんで、初めて双子であったと認識するようになります。

 

四大心情圏と三大王権1993年12月21日16万人日本女性特別幹部修練会

 旦那さんは何かというと、神の無形実体圏にあった性相が男であり、形状が女だったのです。その男と女が愛でもって一つになっていた双子なのです。双子だから通じるようになっているし、一つになれるようになっているのです。男、女は別々に生まれても、会った場合には一つになれるようになっているのです。教えなくても一つになるような引力作用があるのです。
 その双子を展開したのがアダムとエバです。神の無形実体圏で性相と形状の一つになっていたものが分かれて生まれてきたのだから双子と同じなのです。旦那さんが元々、双子であったということを考えたことがありますか? そのことを今からは知らなければなりません。ずーっと昔、双子であったのです。夫婦という因縁は、アダム・エバの双子でもって、こういうふうにアダム・エバから始まったということは、これはもう否定できません。それから、その双子が兄妹になるのです。

 

他の何ものをも意識することなく存在していた神様は、本性相の知情意の思考に完全一体となっていた本形状のエナジーに、心情において包み込まれた感覚を実感することによって、自ら以外の対象の存在を意識するようになりました。

 

そのことを明らかにしている真のお父様のみ言が、天聖経の「宇宙の根本」にあります。

 

宇宙の根本 第二章人間創造と愛の理想の完成一、愛の絶対価値1.人間の男性と女性

 神様の愛と人間の愛がいつ一つになるのかということが問題です。これが歴史的な問題であり、宇宙創造以降の重大な問題です。これが解決されない限り、宇宙の根本が解決されない限り、絶対に結果が解けないのです。真の愛を中心としては、神様は核の位置に立たなければなりません。それでは、アダムとエバは何でしょうか。アダムとエバは、核を包み込む二つのかけらと同じです。皆さん、くりのようなものを見れば、二つのかけらになって胚芽を包んでいるでしょう? それと同じように、神様を核として、男性と女性が愛を中心として完全に一つになるのです。

 このみ言において、「宇宙の根本が解決されない限り、絶対に結果が解けないのです。」と語られています。その結果として語られているのが「アダムとエバは、核(神様)を包み込む二つのかけらと同じです。」というみ言です。アダムとエバは創造の結果として現れました。その原因としての、宇宙の根本は何かといえば、神様が本形状から包み込まれる感覚を覚え、それを本性相において心情で包み返そうとしたこととなります。真のお父様は「性相が男性であり、形状が女性であり、双子で生まれた」とも語られているので、宇宙の根本というべき創造の出発点、真の愛の起源は、無限大の神様をも包み込んで来た本形状(前段階エネルギー)から、心情で受け止めた包容感にあるということになります。
 

  **引用終了**

 

神様は形状の備える絶対服従性から包容感を得て、対象の存在に覚醒し、それまで絶対的虚無の状態であった形状に、形状自体の独自の存在形態を与えようとします。それが、神様の対象としての、被造世界の構想構築へと繋がっていきます。

 

神様の対象としての被造世界は、神様が体感した包容感包括感が、心情を通して真の愛となって現れる世界です。ですから、真の愛の発動体となる三位一体システムが、天宙の根本を形成する基本システムとなるのです。つまり、三位一体システムの結実形態が、四位基台ということになります。

 

神様は真の愛を自分自身のみから発動するものとして、構想理想とすることはしませんでした。誕生前の自己中心的な三位一体システムとは、形態は同じでも、自己愛から真の愛が顕現する形態へと昇華飛躍させて「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の様相を構想したのです。

 

性相の位置に神様自身を立て、絶対的虚無で稼働していた形状の位置に、個性真理体としてのキリストを立てたのです。その事により、それぞれの意志と思考能力を持つ存在同志が、互いの真の愛に絶対服従し合って生じる真の愛こそ、天宙をつかさどる真の愛としたのです。その真の愛のもとに、人類の一人一人に発動されるお父様の聖霊となるのです。

 

この真の愛の発動源となる「聖父・聖子・聖霊の三位一体」を、四大心情圏を成就した完璧なものとするために、「神様を中心とする真の父母の三位一体」が構想されるのです。

 

日本民族には、形あるものを神として崇拝する偶像崇拝が染みついています。私たち聖殿食口は、その偶像崇拝から脱却して、高位キリスト論で説かれている「聖父・聖子・聖霊の三位一体」のキリストを心に立てられるようにならなければなりません。

 

しかし、それを阻もうとする旧態依然の教育や体制が、ますます強力にはびころうとしています。

 

それでは、「聖父・聖子・聖霊の三位一体」「神様を中心とする真の父母の三位一体」の構想を立てられた経緯を、次回の記事で書いていきます。

 

 

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