簡単に終わる今日の記事があなたの神観信仰観を360度転換させるスタート地となるでしょう! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先々回記事末部より

 

つまり、「霊的権限」の意味するところは、人間と天宙を存在させている、神霊と聖霊を意味するという事になるのです。

 

「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の聖霊とは、御霊とも表現されました。つまり、神霊と聖霊で造られている被造世界全体を霊的視点で見る時に、神とキリストと天宙は、三位一体の存在だということになるのです。

 

原理講論の創造原理には、次のように解説されています。

 

第一章創造原理第 三節創造目的(二)神の喜びのための善の対象

既に説明したすべての事実を総合してみると、天国は神の本性相と本形状のとおりに、個性を完成した人間一人の容貌に似た世界であるということを、我々は知ることができる。人間において、その心の命令が中枢神経を通じて、その四肢五体に伝達されることにより、その人体が一つの目的を指向して動じ静ずるように、天国においては、神の命令が人類の真の父母を通して、すべての子女たちに伝達されることにより、みな一つの目的に向かって動じ静ずるようになるのである。

 

ここに「人間において、その心の命令が中枢神経を通じて、その四肢五体に伝達される」と記述されていますが、この中枢神経に比喩される役割をするものこそ、聖霊という事になるのです。

 

この三位一体の存在世界を創造しようとした神様の動機までさかのぼると、そこに真の愛が現れ、真の愛を中心として神様とキリストと天宙が一体となって実現展開する世界が、天一国となるのです。夜の神様の真の愛が働きとなって現れる聖霊を通して、一人一人の息子娘と神様が授受作用できる世界こそ天一国なのです。

 

つまり、「霊的権限」とは「真の愛による権限」となるのです。これをさらに深く検証して、私たち王王妃の「霊的権限」について考察していきます。

 

  *****

 

先回記事で引用した原理講論の解説の中に、次の一節がありました。

 

「人間において、その心の命令が中枢神経を通じて、その四肢五体に伝達される」

 

その様相を比喩として、神様と人類との関係を、次のように解説しています。

 

「天国においては、神の命令が人類の真の父母を通して、すべての子女たちに伝達されることにより、みな一つの目的に向かって動じ静ずるようになるのである。」

 

でも、一人の人間の中枢神経とは、神様と人類の関係性においては、どのように繋がっていることを比喩しているのでしょうか。

 

まず、全ての人間をはじめ、万物の全てが、神霊と言われるエネルギー(万有原力)の働きによって、三次元世界に物質の個体として現出している事を確認してください。

 

その万物を形成しているエネルギー(万有原力)は、エネルギー自体が、すべての存在に対して形態を与える働きを持っていると、二代王様が語られていました。

 

2008年4月に発刊された著作「はげ頭と苺」に、次のように記されています。

 

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  **文亨進様著「はげ頭と苺」より引用**

 

 私は、これらのことや物理学の他の多くの原理についても熟考するようになり、自分自身の「霊的蘇生」という領域において必要であった霊感(インスピレーション)を多く得るようになりました。 
 この研究によって、理解の全く新しい段階が開けてきました。もしも量子物理学が正しければ、宇宙エネルギーというものは存在するということになります。というのは、すべての物質は分子からできており、その分子は電子、陽子、中性子その他の亜原子的存在によって構成されており、そしてそれらは量子によって構成されているからです。今まで、常に耳にしてきた
「万有原力」というもの、それはどこにでも遍在していて、すべての存在に形態を与え、しかもそれ自体が形態を与える「存在」であるという、これがまさに正しい概念であったという実証を、初めて認識できる形でかつ明白に見ることができました。これには非常に驚きましたが、しかしまだ抵抗しようとする心もありました。

 

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被造世界の創造に当たって、神様ご自身が創造するのではなく、神様が発動するエネルギー(万有原力)に創造するためのプログラムが組み込まれており、神霊と表現されるエネルギーが神様の御意志から離れ、独自に被造世界を創造していくのだという事です。

 

つまり、エネルギー(万有原力)には、創造原理プログラムが組み込まれており、そのプログラムに則ってエネルギー自体が、創造の御業を展開するという事になるのです。

 

このことが2004年5月5日の双合十勝日に、全天宙が新天新地に変わったという事が理解できる、もっとも基本的な知識となるのです。

 

つまり、エネルギー自体が神様の心情から発動されているので、人間でいう中枢神経や末梢神経と比喩される以上に、神様は全ての万物と密接につながり合い、授受作用しているという事になるのです。

 

だからこそ、一陣の風のそよぎや、虫の鳴き声や、樹木の間からこぼれる木洩れ日にさえ、私たちは神様の愛を感じ取るのです。

 

「霊的権限」を理解するための、これがスタートの一点です。

 

 

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