江利川大陸会長が礼拝で明らかにされた日本本部の矛盾点!基点となる長子権復帰を失った摂理観! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

真のお父様は地上に生きておられる間に、神様が天宙の王のみ座に就けるようにしました。その王座から、四大心情圏を成就した真の愛のエネルギーを発動させ、全天宙を真の愛で主管できる天一国霊的基盤を完成させました。

 

さらに、亨進様と国進様がカインアベル一体を勝利し、真のお父様がキリストとして天宙に立てるように「メシヤの為の基台」を立てました。それで、真のお父様は「聖父・聖子・聖霊の三位一体」のキリストとして、夜の神様と一体となって天宙の王座に就けるようになられたのです。

 

それで亨進様は、「夜の神様、昼の神様」の様相を熟知し、キリストを中心とする「王家のシステム」の様相を知りえる二代王様となられたのです。

 

この二代王様が語られた「王家のシステム」、そして「システム神学」を知ることにより、天宙の王となった神様に完全相対することが出来るようになり、「王家のシステム」が繋がることによって、神様が王王妃に与えてくれた必要十分な霊的な兵器を駆使できるようになるのです。

 

次回、より詳細に説明しましょう。

 

*****

 

日本サンクチュアリ協会日本本部は、先回記事で掲載した、二代王様が語られた「王家のシステム」及び「一人一人に神様が与えた必要十分な霊的な兵器」を悟れなくする指導をしており、自分たちの気付くことのないまま、天一国勝利への道とは違う方向に迷い込ませようとしています。

 

そのことを江利川大陸会長が、2024年3月24日の日曜礼拝の説教で証明してくれました。そのことを悟る為に重要な部分を抜粋し、文字お越しして掲載します。

 

  **2024年3月24日日曜礼拝「摂理的大転換期、大飛躍の時」江利川会長**

 

それで一勝日としました。(1985年)8月16日は・・・一勝日。

 

 新しい出発はなんであったかと・・・それで、8月20日は何であったかと、40プラス・・・16にプラス4、すべてを変えて本格的な出発ができる。お父様は復活したというわけですよ。実体で復活して、死んでしまったような立場から復活して、ここの大きな勝利が何であったかというと、孝進様の勝利なんです。

 

 ちょっと孝進様のですね、孝進様の勝利なんですけど、ここには(2024統一聖殿手帳)出ていないですね。今度、載せないといけない。孝進様が韓国で二世たちを集めて、修練会をした。それから日本に来られて大きな原研の勝利をしたんです。その勝利が、孝進様が長子権に立つ、深い内容は今、私はこれを長く講義する日ではないのですが、長子権に立ってですね、二世を中心に新しい時代が出発するんです。孝進様を中心に、まあ、そういうことをお父様は言っているんです。

 

そして、この時の運勢が祖国創建とおっしゃっているんです。祖国創建とは何かというと、南北統一をする。とにかく祖国創建に向かっていくときであって、そこで私が何を言うかというと、ここからちょうど40年です。40年のいつかというと、2025年、来年なんですよ。それで今、24年でしょう。それで、どういう年頭標語かというと天宙平和統一天一国勝利、そしてその為の大会なんです。

 

  **引用終了**

 

今年は年頭標語に「天一国平和統一天一国勝利」と掲げられて、絶対的に勝利しなければならないアメリカ大統領選挙を控えた年です。それと等しい「摂理的大転換」として、江利川会長が上げられたのは「一勝日」であり、長子・孝進様が後継者として認定されたことです。その孝進様を中心として、二世が一体となり新しい時代の出発を切ったという、「一勝日」における「祖国創建」の時でした。その40年後に訪れた今こそが、それと同様同質でありながら、さらに天宙次元へと引き上げて迎える「天一国勝利」の時だと、江利川会長は訴えられたのです。

 

その重大な「一勝日」の勝利である、孝進様の後継者認定の重要事項が、2024年統一聖殿手帳には記載されていないと語られました。それは載せないといけないと語られましたので、2025年統一聖殿手帳には載せることになるのでしょう。

 

しかし、世界平和統一聖殿日本本部が発刊している「文亨進様が真の後継者である事を立証する『60の論題』」には、「孝進様が後継者として認定されたことは一度もない」と、まったくの嘘が記述されています。復帰摂理において、最も重要な長子権復帰の勝利権が無かったことになっているのです。

 

その勝利の基点を失っては、2024年から2025年にかけた「摂理的大転換期」と訴えても、礎も基台も基盤も無いものとなります。

 

このような著作は、改ざんされた赤い「天聖経」と同じ影響を持つものとなるのではないでしょうか。

 

また、「成約時代の摂理的同時性」においても、祝福家庭の不信を蕩減し勝利した「愛勝日」も、後継者が立った「一勝日」も削除され、長子権復帰の意義が抹消されているのです。

 

「成約時代の摂理的同時性」で主張している同時性の図表を、著者のブログから転載させていただきます。

 

 

統一原理で提示している「摂理的同時性」に、1920年から2022年までの摂理的事象を当てはめて解釈していることが分かります。アダムからノアまでの1600年と、エジプト苦役時代の400年、ローマ帝国迫害時代の400年のサタン分立期間に合わせて、1920年再臨主誕生から1960年の真の父母様の聖婚式の前までを、サタン分立し真の父母が立つまでの40年間にしています。

 

「日帝及び基督教迫害時代」とされた期間には、再臨主として公式路程を出発した1945年8月があり、7年で世界基盤が出来るはずだったのに、キリスト教が背信したために崩れ去りました。このことは、解説として「日帝及び基督教迫害時代」の項目に掲載されています。

 

このキリスト教の背信を蕩減復帰し、「愛勝日」「一勝日」におけるアベルカイン勝利によって、キリスト教を復帰した基準が立ったことは、「日帝及び基督教迫害時代」の次の解説項目となる「氏族メシヤ家庭教会時代」にはまったく記述が無いのです。

 

つまり、江利川会長が3月24日日曜礼拝で語られた「摂理的大転換期」の礎であり、勝利の基台となっている「愛勝日」と「一勝日」と「長子権復帰の勝利」が、「成約時代の摂理的同時性」からは抹消されているのです。

 

このことの何が問題になるかというと、嘘・偽り・出鱈目を誰一人として自覚できない中に、聖殿食口の無意識世界に鬼神が送り込まれていることになるという事です。この偽りに気付き、声を上げた者は、「反対者」としてレッテルを貼られ、封じ込められています。それは私だけではなく、多くの方が訴えていますが、全て摂理が忙しいと受け流されています。摂理的に最も重要なことが間違っているのに、外的な繁忙を作り上げ、そこに焦点を当てようとしないのです。こんなことでは日本本部は、「中心性一体化」という家庭連合と変わらない体質のレッテルを、日本サンクチュアリ協会に貼り付け、自己満足で終わっているのと同じ事です。

 

真のお父様と共に二代王様が訴えられる、天一国の逆ピラミッド心情組織を実現してこそ、グローバリストの策略と共産主義の横暴に対抗できるのではないでしょうか。自分自らが中央集権体制を築き上げながら、どんなにサタンの世界支配の攻勢に対抗しようとしても、サタンは「おまえはどうなんだ!」とあざ笑うばかりです。

 

「成約時代の摂理的同時性」では2001年1月13日「神様王権即位式」について、次の三つの条件が立ったからだと説明しています。

 

1. 霊界の解放と祝福

2. サタンの完全屈服

3. アダムとエバの完成

 

もう皆さんがお分かりのように、サタンは完全屈服していません。エバもこの時点では完成に至れません。エバは三次の聖婚式によって完成基準に至れるのですから、この時点では完成していません。

 

「成約時代の摂理的同時性」では次のように「エバの完成の条件」を解説しています。

 

「以上のように、韓鶴子女史は、文鮮明先生に絶対信仰、絶対愛、絶対服従し、世界を巡回しながら全人類を愛した条件を立てられました。文鮮明先生がサタン世界から何も知らない10代の韓鶴子女史を復帰され、40年間にわたって真の愛を投入し、教育して導かれた結果、崔先吉女史が失敗したことを蕩減復帰し、成約時代の新婦圏を代表する真の母の立場に立たれるようになりました。そして、文鮮明先生が1999年6月14日、韓鶴子女史を表彰されることによってアダムとエバが完成した条件が立ったため、『神様王権即位式』をすることができたのです。」

 

あくまでもエバの完成は条件的なものと読み取れますが、私たちはこのような思考展開をすることによって、「神様王権即位式」自体をも条件的なものとして受け止めていたのではないでしょうか。

 

真のお父様は「神様王権即位式」によって、「地球星を天の前に還元させることが実現した歴史的大革命」がなされたのだと語られました。これは、条件的なものではなく、実質的に、実際にみ言で語られた天宙的事象が実現していたのです。

 

それを理解するには、「成約時代の摂理的同時性」で欠落させ、抹消したアベルカインによる長子権復帰の進展状況と、その勝利基準が理解できなければならないのです。

 

アベルカインの長子権復帰は、興進様と考進様から、亨進様と栄進様に引き継がれ、さらに亨進様と国進様へと引き継がれて勝利の道をたどるのです。

 

ですから、江利川大陸会長による3月24日の日曜礼拝は、これらの日本本部に現われている矛盾が、二代王様の目指す天一国勝利とは真逆の道に誘い込もうとしているものだと悟らせてくれるものだったのです。

 

このように、江利川会長自身には自覚が無くても、「王家のシステム」(中心的な働きはお父様の聖霊によって為される)の働きによって語らせられるという事が、如実に表れた日曜礼拝でした。会長が提示した来年の二代王様を迎えての大会に、7,000名を集めるという事は、神様王権即位式によって完成基準に達している「霊界システム」いわゆる「王家のシステム」に、私たち聖殿食口が繋がるようになれば、なんなく可能になる事なのです。

 

 

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