嘗て家庭連合の全食口が偶像崇拝してきた讒訴条件でサタンは世界摂理の全てを奪ったのです! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

その時、祝福家庭のあなたは、孝進様を真のお父様の後継者として信じ侍ることが出来たでしょうか。

 

  *****

 

1985年8月16日の一勝日から、もう38年の歳月が過ぎようとしています。この一勝日の後に、真のお父様を知られた方も多いことでしょう。

 

真のお父様は「一勝日」におけるみ言の後半に差し掛かる時に、次のように語られています。

 

「さあ、祝福の話を続けましょう。先生はカインとアベル基盤を築かずしては、父母として復帰される基盤を持つことができません。即ち、カインとアベルの二人の息子を生んだままの父母では、天の側に立つことができないのです。父母は、カインとアベルを、神の長孫・次孫として登場することのできるそのような息子・娘を持った時に、初めて堕落しないアダム・エバの位置を受け継ぐことができるのです。これが原理です。」

 

真のお父様は、堕落したカインとアベルが蕩減復帰を勝利してカインアベル一体とならなければ、堕落していないアダムの位置に立てないのです。つまり、「キリスト」として立てないということです。

 

2012年6月5日の四次元入籍式において、真のお父様は「国進様と亨進様がカイン・アベルとしてひとつになりました。」と語られ、カインアベル一体の勝利を明らかにされました。一勝日のみ言にすれば、「神の長孫・次孫として登場」したということになるでしょう。本然のカインとアベルということです。

 

「一勝日」の時にも、私たち祝福家庭が後継者・孝進様と心情一体となり、神様の長孫として立たれた孝進様に対して、神様の次孫として三男・顕進様が立つならば、それが実現するものとなったはずでした。一勝日以降の摂理進展において「カインアベル一体」が勝利し、真のお父様は「聖父・聖子・聖霊の三位一体」の「キリスト」として立ち、「キリスト宣布」が出来たのです。

 

後継者として立たれた孝進様と、韓国で孝進様による修練会を受けた二世たちとの、アベルカイン一体の勝利を、真のお父様は証しされています。

 

先回記事で引用した「一勝日」のみ言の続きです。

 

  **中間部分引用開始**

 

一勝日におけるみ言

1985年8月16日イースト・ガーデン

 

 心情の極限に立って

 

 このことは、特に孝進君がよく知っておかなくてはなりません。今回、韓国と日本を連結させて帰ってきましたが、これは実に驚くべきことです。これからは、韓国と日本で誠を尽くした以上の基準で、アメリカにいるすべての食口たちが孝進君を尊重しなければなりません。

 

 孝進と言えば、昔の孝進を誰も知っていますが、今の孝進は知らないのです。ここ二、三カ月にわたって起きたいきさつは知らないのです。CARPの責任者となって本を出したり、日本で活躍したことを知らないでしょう? しかし、この事実というのは、孝進の一生において革命的なことなのです。加えてこの事実は、世界史的デビューへの看板を掲げたことに等しいのです。

 

 ここで、良かったか悪かったかの評価を受けるのです。幸いにして、素晴らしい評価の言葉が韓国の代表から、韓国の家庭から、韓国の食口たちから伝わってきました。それに加えて、更に日本でも同じような評価をしてくれています。そればかりでなく、祝福を受けた二世たちの歓待と称讃を受けることによって、両親を含め、私の家庭の誰よりも勝(すぐ)れている立場の証を立てることができました。全員が一つになっても、それと取り替えることのできない代表者となって帰って来ることを期待していましたが、孝進は立派にその責任を果たしました。

 

 天の御旨の中で繰り広げられた今回の修練会に対して、神様が見つめる観点はどういうものだつたでしょうか。始め修練会の責任者として立てられた時、「原稿を準備しないで行って、祈祷しなさい。精誠ここめて祈祷するように」と言いました。弱き者であるから、羊のようなイエス様と同じ立場で、何も知らない孝進が今ダビデのようにゴリアテの前に出て、ありったけの力を出して神を信じて、石投げを持って立つのであるから、それはどれほど苦しかったことでしょう。そのような心情の場に置かれたというのです。

 

 孝進が神にすがり父母にすがって摂理の第一線に立つというその心情を持ったならば、神は無条件に協助するようになっているのです。だから、この事が普通の事でなかったのです。先生のこの監獄生活の全過程で、四十年を越える前後を中心にして、このようなすべてのことが偶然の一致のような結果をもたらしたということは、内的な面で神が数理的な計画を進めてこられたその基盤の上で始められたということを、孝進が知らなくてはならないのです。そのお陰で、今回有終の美を飾って帰って来たというのです。

 

 私が一番うれしいと思うのは、韓国の皆さんが孝進の送別会をしてくれた後、飛行場には見送りに行かないことにしたにもかかわらず、二世たちが全員出て来て金浦飛行場に集まり、たいへんにぎやかな見送りをして周囲を驚かせたということです。指示はしなかったけれども、自ら進んで動いた、この事により、二世たちをして天の福を受けることのできる条件ができたことを皆さんに言っておきます。

 

  **引用終了**

 

真のお父様は1995年1月17日に「良心宣言」のみ言の中で、次の主旨を語られていました。

 

「良心は両親に勝る。良心は先生に勝る。良心は神様に勝る。」

 

さらに、「良心は神様に勝る」についてのみ言を引用します。

 

「第三! 良心は!神様に優る!これは、恐ろしい宣言です。神様に優るから、今から神様は要らないということになりました。自分は神様の代わりのものです。愛の相対圏として、自分よりも何千億倍にも高まることを願った相対存在であるとすれば、神様に優らなければならないのは理論的な結論です。朝に夕に、この公式に従って生活すれば、それは軌道に乗って走る電車みたいに、脱線しないで天国に直行します。すべて理論的なのです。肉身を完全に主管するのです。これで良心宣言が終わりました。」

 

私たちが統一教会・家庭連合で実践してきたアベルカイン観は、上からの認定が絶対であり、上の指示通りに動くための報連相が重要視されていました。そのような組織的状況の中で、なぜ二世たちは指示を超えて動くことが出来たのでしょうか。孝進様の真の愛を受けて、カインとして一体圏を築いたので、聖霊が臨むことが出来たのです。

 

「良心は神様に勝る!」とは、お父様の聖霊が心に臨んでこそ、初めて言えることなのです。ですから、二世たちは聖霊を受けて、上からの指示を越え、自らの心情を動機として正しく動くことが出来たのです。真のお父様の「神様に勝る」というみ言を、もっと解説すれば、神様と私の相対基準が結ばれると、互いの真の愛に屈服しあうということなのです。つまり、神様も私も真の愛に自然屈服するということです。神様も私をも、真の愛が主管するということです。

 

ですから、この一勝日において真のお父様は、上からの指示を超えて動いた二世たちを称賛されたのです。

 

「指示はしなかったけれども、自ら進んで動いた、この事により、二世たちをして天の福を受けることのできる条件ができたことを皆さんに言っておきます。」

 

しかし、この二世たちの勝利的条件は、その二世を主管するリーダーや、さらにその上の幹部たちの間違ったアベルカイン観により、摂理上からは搔き消されていくのです。

 

なぜ、この重要な勝利的条件が摂理上から消されてしまうのかを、私たちははっきりと知らなければ、今後の勝利はありえないということになります。

 

今回引用したみ言の中で、「孝進と言えば、昔の孝進を誰も知っていますが、今の孝進は知らないのです。」と語られています。

 

昔の孝進様と言えば、暴力問題・覚せい剤や女性問題など数えきれない不品行を犯してきた、地獄の路程を通過していた姿です。それは食口の誰もが知るところとなっていましたが、その路程のすべてを蕩減復帰して、本然の長子へと立ち返るまでの激闘を、誰も知らないと語っておられるのです。

 

そこで孝進様に実際に侍る位置に立つ幹部たちは、たとえ指示通りに動いたとしても、孝進様の過去の姿に囚われて心情において不信していたということです。

 

しかし、孝進様を後継者として受け入れ、心から忠誠を尽くそうと思っていた食口も多くいるはずです。私も孝進様を後継者として信じ、慕い求めた一人だと思っています。でも孝進様を不信し、後継者として任命された真のお父様に対して背信してしまったと悔い改めています。なぜなら、祝福家庭としての連帯罪だからです。

 

そのような悔い改めが出来ないとしたならば、その食口の心にサタンが入り込んできます。いや、入り込んでいて、讒訴できる堕落性が生じるのを虎視眈々と待っているのです。私たち王王妃は、ここでサタンシステムの霊的構造や様相について理解しなければならないと感じます。

 

三代王権のもとにある大先輩の方が、信徒間のLINEで次のような投稿をしていました。(言葉の表現は若干変えてあります。)

 

「私たち食口たちの数重なる不信仰によって、韓氏オモニはそのような道を歩むようになったのです。私たち信仰者は、二代王様のオモニとして三代王様のハルモニとして復帰されることを祈るべきだと思います。」

 

すると、この投稿に対して、次のような投稿が上がったのです。(言葉の表現は変えてあります。)

 

「私たちの不信仰によって韓氏オモニがそのような道を歩むようになったと仰いますが、韓氏オモニの取り巻きの方々、特に韓国の上層部の幹部、そして金孝南が大きく関与しており、多額の金額を貪りまた貪ろうとした輩が韓氏オモニをおかしくし、真のお父様を裏切った事であります。遠く離れた日本の下層の一般信徒を一括りにして私たちの不信仰とは言わないで頂きたく存じます。・・・そのようなユダ的輩と一緒にしないで頂きたい。また認識を改めて頂きたい。」

 

二代王様が、今年3月23日に語られ明らかにされた「サタンシステム」の理解を進めるのに、良い例となる投稿と思い、これを利用させていただきます。

 

まず、原理的観点からすれば、私たちは罪について学びました。罪には原罪・遺伝罪・連帯罪・自犯罪があります。後継者・孝進様に対する背信は、幹部だけではなく、祝福家庭全体が背負う連帯罪としてサタンは讒訴します。

 

「そのようなユダ的輩と一緒にしないで頂きたい。」ということで、自分の信仰を正当化するなら、サタンはそれを讒訴条件としてサタンシステムを稼働させるエネルギー源として、その情念を吸収するのです。正しく信仰生活を送り、正しく摂理を歩んでいるという食口の一人一人の思い込みを集め、膨大なエネルギー源としていくのです。

 

二代王様は2021年3月23日に、聖父・聖子・聖霊の三位一体のキリストを明らかにしたうえで、その年6月15日に「無意識世界の鬼神」について提示され、6月30日には「鬼神を対象化せよ!」と語られました。

 

さらに、2022年6月からの日本巡回大会において、「心の中にある、偽りの偶像を崇拝している物を抜いて、キリストを、心を開いてキリストが臨在される様にする事。これが悔い改めです。」と語られました。

 

統一教会・家庭連合において、真のお父様を「人間メシヤ」として信仰してきたそのものが、偶像崇拝であったことを明らかにされたのです。

 

世界中の全食口が、真のお父様を「人間メシヤ」として尊崇してきた信仰観は、「聖父・聖子・聖霊の三位一体」のキリストから見たとき、偶像崇拝以外の何ものでもなかったのです。

 

それをサタンは讒訴条件にして、間違った信仰観という情念を吸収し、サタンシステムを稼働させ、三男・顕進様、そして韓氏オモニを背信・反逆へと落としていく環境圏をセッティングできたのです。

 

三代王権が真の勝利を勝ち取り、サタンシステムを滅ぼすためには、私たち王王妃のメタノイアと、神性への覚醒が願われているのです。

 

 

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