日本大陸会長が公式礼拝において著作「60の論題」「・・・同時性」と同様に一勝日を欠落させた理由! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

2021年8月8日日本サンクチュアリ協会公式礼拝が動画として編集され、ビデオ公開をお知らせする内容に、一勝日を入れ忘れた事へのお詫びが為されていました。

 

【日曜礼拝ビデオ公開】

URL:https://youtu.be/LjsqcIe-EbU

開催日:8月8日(日)

場 所:東京教会

説教者:江利川安栄 総会長

説教題:二世、青年に希望を託して

<説明文> 

(江利川安栄 総会長より) 

 一世世代は、再臨主であられる真のお父様に命懸けで信仰と愛を捧げて参りました。今や文亨進二代王の時代を迎え、二世青年達が一世世代以上に、二代王と共に天一国実現に向けて進軍して行かなければならない時になりました。

そのような意味で、素晴らしい日本の三人の青年リーダー達を紹介致します。

 また、ただ今第二次7年路程の患乱期を歩んでいる私達です。何をすれば一番天命に適うのか!明らかに致します。

 尚、説教中、先を急ぐあまりに、1945年から1985年の40年路程(一勝日)を入れ忘れてしまいました。ご理解の程よろしくお願い致します。お詫びします。

 

  *****

 

7月27日記事「これから信徒家畜化教育教材本『成約時代の摂理的同時性』の最も大きな問題点に入ります!」において、この著作は「愛勝日」「一勝日」について、一切触れていないことを指摘しました。

 

江利川会長が礼拝を語り終えた後に、摂理を知ることが重要であるとして語りながら、「一勝日」を入れ忘れた事を詫びておられるように、外すことの出来ない荒野40年路程と、その勝利的結実である「一勝日」です。

 

また、「成約時代の摂理的同時性」と同様に、家庭連合食口を伝道する為として、2019年10月1日に発刊された川原事務局次長著作「文亨進様が真の後継者である事を立証する『60の論題』」にも間違いがあります。

 

書籍に間違いがあっても仕方のないことであり、普通にある事だと述べる方が多いですが、摂理的解釈に間違いがある事とは意味が違うのではないでしょうか。多くの食口を間違って導くことになります。それが、世界平和統一聖殿日本本部の著作として発刊されたものであるなら、全信徒を間違って導くだけではなく、サタンとの霊的な闘争において、日本食口全体に対する讒訴となってしまいます。

 

「成約時代の摂理的同時性」のほうは欠落あるいは削除ですが、「文亨進様が真の後継者である事を立証する『60の論題』」の方は間違いです。ただし、「60の論題」は伝道復興委員会としての発刊です。「一勝日」において後継者として任命された孝進様について誤った記述をしています。

 

  **文亨進様が真の後継者である事を立証する「60の論題」より引用開始**

 

論題12)●韓鶴子女史は真の血統相続者を排斥した

韓鶴子女史は、文鮮明師が文亨進様を後継者と任命したことを知りながら、その事実を否定し、『文鮮

明師は聖和前に後継者を決定しなかった』(文鮮明師後継者未決定説)と偽りを語り、文亨進様を排斥

した。更に、こともあろうに、既に聖和された長男・孝進様の子女に全権を相続させる事を公言して

いる。しかるに、文鮮明師は、聖和前に長男・孝進様の血統者を後継者にすると語った事は一度もない。文鮮明師は「絶対性」(「56-01」参照)と「血統相続の重要性」(「12-01」参照)を強調しておられることから、長男・孝進様の家系が真の血統相続者たる資格なきこと明白ではないか。

 

  **引用終了**

 

川原事務局次長、この著作では伝道復興委員会副委員長として発刊しています。その川原副委員長は「60の論題」において、次のように記述しています。

 

「文鮮明師は、聖和前に長男・孝進様の血統者を後継者にすると語った事は一度もない。」

 

しかし、真のお父様は一勝日に語られたみ言において、孝進様を後継者とすることを明確に語っています。

 

「これから、先生以後に、孝進の後孫たちがそうするとき、代々に亘って受け継いでいくのです。誰が継代を受け継ぐかという問題ですが、もちろん、長男が受け継ぐのが原則です。今後、孝進はお父さんの代わりにいろいろな事をしなければならないけれども、すべての命令はお父さんからの指示を受けて行動するのです。」(1985年8月16日)

 

なぜ、真のお父様が孝進様を後継者にすると語られたみ言を無視して、孝進様の血統者を後継者と語ったことは一度もないと結論付けたかと言えば、彼のブログ「家庭連合の研究」を見れば分かります。このブログの中の記事「連載『人類の涙をぬぐう平和の母』第12回『天の父母様教団』消滅を立証する。」から抜粋引用します。

 

  **引用開始**

 

​●「教団消滅の立証」01

人類堕落の原因は「血統逸脱問題(姦淫)」である。

表題は「原理講論」堕落論の結論である。また、再臨主文鮮明師の核心教義である。

ところが、韓鶴子女史は堕落論の内容を認めていないと思われる。この事は祝福式に対する見解等を注視して分析すれば理解できる。

「天の父母様教団」は改訂版「原理講論」を準備しているようである。「堕落論」の記述がどのように改編されるのか注視したい。

 

●「教団消滅の立証」02

長男孝進様は「血統逸脱問題」に抵触している。この結論は、あまりにも明らかである。

1980年代に米国摂理に従事していた先輩家庭は、孝進様の「告白式」の告白内容を記憶しているであろう。

また、孝進様の最初の相対者であった洪蘭淑さんが米国で出版した「In the Shadow of the Moons」(月たちの影で・文鮮明家での私の生活)の中に次の記述がある。

(*日本語邦訳版は文藝春秋刊「わが父文鮮明の正体」1998年)

『(1988年)四月、孝進はニューヨーク市オールド・ニューヨーカー・ホテル大宴会場における教会の集会で、「劇的なコンフェッション(告白式)」なるものを行った。それは教会の祝日、「真の父母の日」だった。』『彼は、自分の青春時代の性関係、十代のころの酒を飲んでのどんちゃん騒ぎ、コカイン使用について細かく話し続けた』(P215)

 

●「教団消滅の立証」03

正統性の根拠がない者は後継者(中心者)となり得ない。

 

●第一の理由

まず、最初に指摘しておかなければならないのは、再臨主文鮮明師の聖和前に、アボニムが、長男孝進様(または、その血統)が後継者となることを明言した事実はない。

 

●第二の理由

教団の核心教義(人類普遍の真理)である、「原罪」問題に抵触した人物の血統が、後継者(中心者)となり得る原理は存在しないという冷徹な事実である。

 

  **引用終了**

 

川原さんは「『原罪』問題に抵触した人物の血統が、後継者(中心者)となり得る原理は存在しないという冷徹な事実である。」と断言しています。しかし、真のお父様は孝進様を後継者として任命しています。その為に、真のお父様と興進様と孝進様とが、私たち祝福家庭に代わって、どれほどの蕩減路程を歩み勝利されたかについて、川原さんは、一切、思いを寄せることさえしていません。

 

復帰摂理歴史は、「メシヤの為の基台」を立てるために、アベルカインによる摂理として幾世代にもわたり、聖書で言えば六千年、実際の歴史においては何十万年の歳月をかけて受け継がれ引き継がれてきたものです。

 

二代王様と国進様がカインアベル一体を勝利した礎に、興進様と孝進様のアベルカインの勝利があります。1984年1月2日「愛勝日」による興進様のアベルとしての勝利から、1985年8月16日「一勝日」を迎えるにおいて為されたカインとしての、地獄から這い上がる孝進様の勝利があったがゆえに、真のお父様は孝進様を後継者として認められたのです。

 

江利川会長は説教の中で、1995年3月1日のサンパウロ宣言について語られています。そこで、真のお父様は「第2次40年路程」が出発したと説明しています。それは何を意味するのでしょうか。1945年から1985年までの勝利したはずの「荒野40年路程」が、失敗となったということを意味しています。江利川会長はこの40年路程を語り忘れました。

 

失敗したということは「一勝日」の勝利基準が失われたということに繋がります。この失われた勝利基準を取り戻す為の、アベル亨進様と栄進様から引き継いだカイン国進様の蕩減復帰摂理が展開するのです。

 

そして、1985年8月16日から1995年3月1日までの期間にこそ、韓氏オモニが偽りの母として立つための「偽メシヤを立てる為の基台」を、サタンが手に入れるための準備が為された期間です。どんなに韓氏オモニを批判したとしても、サタンが手に入れた「偽メシヤを立てる為の基台」を崩さなければ情勢は変わりません。家庭連合の食口を伝道しようとして冊子を発刊しようとも、この「偽メシヤを立てる為の基台」を崩さなければ、彼らの天の父母様と偽りの母への信仰は揺らぎません。

 

この欠落と間違いで書かれた著作「成約時代の摂理的同時性」及び「文亨進様が真の後継者である事を立証する『60の論題』」は、人の手に渡れば渡るほど、天の父母様聖会における偽りの母を肥大化させ、日本サンクチュアリ協会を衰退させていくようになるのです。

 

この二つの著作が隠したのは、私たち聖殿食口が、二代王様と国進様による三大王権が立つ、同じ基台の上に立てるようになるためのポイントとなる事象なのです。少しずつ順を追い段階を踏まえて、そのことについて明らかにしていきましょう。

 

何度も書きますが、ここに取り上げる人たちは、摂理を進め勝利したいがために書いたり語ったりしているものです。ですから、当人を責める気持ちは一切ありません。そこに潜められているサタンの策略を明確にしなければ、サタンに対抗することが出来ないので、ここに明らかにしていることを理解していただきたいのです。

 

 

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